平成20年3月16日(日)、花園ラグビー場第2グラウンドにて、「Japan Women's Sevens 2008」が開催されました。昨年までは、トーナメント戦で行っていましたが、今大会は、参加9チームを3グループに分けて予選リーグを行い、各予選グループ1位チームと特別参加の香港セブンズ日本代表チームを含めた4チームによる決勝トーナメントが行われました。 今年は初めて高校生の部も開催され2チームに分かれ2試合おこなわれました。また昨年と同様、中学生の部も同時に行われ、3チームに分かれ総当たり戦をおこないました。高校生・中学生は、当日初めて集まった即席チームにも関わらず、スピード感と若さあふれるプレーで、一般チーム以上の動きを見せ、女子ラグビーの底辺拡大を改めて感じることができました。 一般の部の予選リーグは、昨年以上に7人制に対する意識の向上とレベルアップが感じられる内容で、各試合とも白熱し、フジレッドフェニックス、世田谷ブラック、名古屋レディースの3チームが決勝トーナメントに進出しました。抽選の結果、準決勝はフジレッドフェニックス対世田谷ブラック、名古屋レディース対香港セブンズ日本代表の対戦になりました。準決勝1試合目は昨年度準優勝の世田谷ブラックがフジレッドフェニックスに貫録勝ち、続く2試合目も日本代表が名古屋レディースをノートライに抑えて勝利しました。決勝は、日本代表と世田谷ブラックの対戦となりましたが、圧倒的なスピードとパワーで日本代表の快勝となりました。今年も、花園というすばらしいグラウンドにて、全国からラガーウーマンが集まり、試合を行うことができました。今後とも、女子ラグビーの唯一の7人制大会として、みなさまのご協力を仰ぎ、続けていけたらと思っております。 順位 予選Aグループ F.レッドP. 兵庫 江戸川 1位 フジレッドフェニックス - 31-0 17-10 2位 兵庫県R.S.レディース 0-31 - 24-0 3位 江戸川区レディース 10-17 0-24 - 順位 予選Bグループ 世田谷B 日体大 京都 1位 世田谷ブラック - 37-0 32-0 2位 日本体育大学ラグビー部女子 0-37 - 29-0 3位 京都ウィメンズR.F.C. 0-32 0-29 - 順位 予選Cグループ 名古屋 世田谷W 寝屋川 1位 名古屋レディース - 12-5 41-0 2位 世田谷ホワイト 5-12 - 20-12 3位 寝屋川ウィメンズ 0-41 12-20 - ○決勝トーナメント進出チーム フジレッドフェニックス、世田谷ブラック、名古屋レディース、香港セブンズ日本代表チーム ※日本代表チームは決勝トーナメントより参加 ○準決勝 世田谷レディースブラック 37 VS 0 フジレッドフェニックス 香港セブンズ日本代表 42 VS 0 名古屋レディース ○決 勝 香港セブンズ日本代表 57 VS 0 世田谷レディースブラック ○中学生試合結果 中学生A vs中学生B (10-10) 中学生B vs中学生C (15-20) 中学生C vs中学生A (20-12) ○高校生試合結果 高校生A vs高校生B (34-12) 高校生A vs高校生B (22-7)