U20 JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIP

U20 JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIP(ウェールズ)
6月6日~6月22日

■予選プール組合せ

Pool A
Pool B
Pool C
Pool D
1.ニュージーランド 2.南アフリカ 3.オーストラリア 4.ウェールズ
8.アルゼンチン 7.サモア 6.イングランド 5.フランス
9.アイルランド 10.スコットランド 11.フィジー 12.日本
16.トンガ 15.アメリカ 14.カナダ 13.イタリア


■試合スケジュール

ラウンド1
2008年6月6日(金)
プール戦1
ラウンド2
2008年6月10日(火)
プール戦2
ラウンド3
2008年6月14日(土)
プール戦3
ラウンド4
2008年6月18日(水)
準決勝
ラウンド5
2008年6月21日(土)
4位グループ決勝/順位決定戦
2008年6月22日(日)
決勝/順位決定戦
薫田・U20日本代表監督(左)、太田・日本代表事業委員会GM
薫田・U20日本代表監督(左)、太田・日本代表事業委員会GM

U20日本代表スコッド発表会見から

6月6日(金)より、ウェールズにて開催される「U20 JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIP 2008」に参加する「2008年度U20日本代表スコッド」が3月21日(金)、日本協会にて、競技力向上委員会・薫田真広コーチングディレクター、日本代表事業委員会・太田治ゼネラルマネージャーが出席のもと、行われました。

競技力向上委員会の薫田真広コーチングディレクターがU20日本代表監督に就任することが決定、U20日本代表は3月24日より鹿児島県でのキャンプから始動します。


◎日本代表事業委員会ジェネラルマネージャー 太田治

「U20というカテゴリーにつきましては、IRBがナショナルチームに次ぐ代表カテゴリーとして位置づけております。これまで行われていたU21・U19といったカテゴリーがこのレベルに統合されました。我々、日本代表チームとしても、このレベルの選手たちが2011年・2015年のワールドカップの中心選手となってくれることを期待し強化をして参りたいと思っています。
初の結成となる今回のU20日本代表には、現在の大学1年生・高校3年生が中心のメンバーとなります。その中に、トップリーグ所属チームの選手や、昨年のU19日本代表として実績を残したブラッキー選手などを選考しております。
このチームの監督には、隣にいる薫田くんに就任していただきます。薫田監督の指導力は、皆様ご承知の通りだと思いますが、東芝ブレイブルーパス時代に築き上げた数々の栄光、そして、選手として世界と戦った経験をU20日本代表に活かし、世界と戦える日本代表を作り上げてほしいと思っています。
また、今回選出された選手諸君には、日本代表として世界と戦うことの誇り・責任を胸に、しっかりと将来を見据えてアピールしてくれることを期待しています」

薫田・U20日本代表監督
薫田・U20日本代表監督


◎U20日本代表監督 薫田真広

「U19世界選手権、U21世界大会などよりもIRBが大きな規模で開催し、力を入れ始めています。日本としても使命感を感じています。海外ではプロ、日本では大学1年生とハンデを背負う形ですが、ラグビーの厳しさを伝え、『超武闘派』として指導していかないと結果は出てこないと思います。
同プールの他国は、シックスネーションズなどで試合を行っている選手がいます。日本は鹿児島合宿から大会に向けてしっかり強化していきます。厳しい予選プールですが、フランス、ウェールズはプロの選手だけではないので、勝てない相手ではありません。経験値などでハードルが高いことは確かですが、イタリア代表戦は必ず勝ちにいきたい。
スタッフの編成は、昨年度までU19日本代表の監督を務めていた萩本氏にコーチとして指導してもらいます。今までのU19選手を見ているので、厳しさ、そして教育面でも良くわかっているので、一緒に指導していきたいと考えています。バックスコーチには、実績のある斉藤氏、昨年度まで日本代表のテクニカルを担当していた古田氏が担当いたします。古田氏はジョン・カーワンの日本代表スタイルを理解しているので、この世代の選手にもジャパンスタイルを落とし込みながら、世代にあったプレースタイルを指導していきます。もちろん、ジョン・カーワンヘッドコーチとも、日本代表強化の一環としてしっかり話し合っています。
鹿児島合宿は、気候の問題、また鹿児島県、鹿児島県ラグビー協会の強力なサポートを頂き、実施いたします。またレフリーからの視点として、平林泰三レフリーにも合宿に参加してもらいます。
合宿中に『知覧特攻平和会館』を訪問するのは、「桜のプライド」を背負う今の若者たちが、(戦争や歴史のことを)どう考えるのかを知りたいからです。自分自身も代表選手に選ばれた時は、まだ十分桜のプライドを実感することができませんでした。6月のジュニアワールドチャンピオンシップでは、選手自身が桜のプライドを持って戦って欲しいと期待しています」

「IRBジュニアワールドチャンピオンシップ」について
「IRBジュニアワールドチャンピオンシップ」は、昨年まで開催されていた「19歳以下」と「21歳以下」の国際大会を、「20歳以下」を対象としたものに統合・新設したもの。IRBが開催する世界大会としては、4年に一回開催されている「ワールドカップ」、「ワールドカップセブンズ」に続く大会となります。

U19世界大会の歴史

第1回大会: 1969年4月 スペイン・バルセロナ/初優勝 フランス代表

第29回大会までは、FIRA(国際アマチュアラグビー機構)の単独開催でしたが、30回大会からIRBのサポートが始まり、名称が変更し、「FIRA/IRB Junior World Championship」として開催。また、2004年の大会より、IRB単独開催となり、「IRB Under19 World Championship 2004」と名称が変更された。なお、U19日本代表は、第30回大会(1998年)から参加。

U19日本代表戦績

○第30回FIRA/IRB Junior World Championship

開催:フランス・トゥールーズ  日程:1998年4月4日~12日

U19日本代表はグループAに初参加。最終順位 11位。

  

○第31回FIRA/IRB Junior World Championship

開催:グループA~C ウェールズ/グループD スイス

日程:グループA~C 1999年3月26日~4月4日 /グループD 1999年3月20日~27日

  最終順位:グループA 13位

  

○第32回FIRA/IRB Junior World Championship

開催:フランス  日程:2000年4月14日~23日

最終順位:グループA 10位

  

○第33回FIRA/IRB Junior World Championship

開催:南米・チリ   日程:2001年4月5日~15日

最終順位:グループA 12位

  

○第34回FIRA/IRB Junior World Championship

開催:イタリア・トレビーソ   日程:2002年3月20日~30日

最終順位:グループA 13位

  

○第35回FIRA/IRB Junior World Championship

開催:フランス・パリ  日程:2003年4月9日~20日

最終順位:グループA 9位

○IRB Under19 World Championship 2004

開催:南アフリカ・ダーバン  日程:2004年3月27日~4月12日

最終順位:グループA 7位(過去最高順位)

○IRB Under19 World Championship 2005

開催:南アフリカ・ダーバン  日程:2005年4月1日~17日

最終順位:グループA 11位

○IRB Under19 World Championship 2006

開催:アラブ首長国連邦・ドバイ  日程:2006年4月5日~21日

最終順位:グループA 12位