<JRFU表彰制度について>

 本制度は、「JRFU表彰制度に関する規程」に基づき、「永年にわたり各地でのラグビーの振興、発展に寄与、貢献した個人または団体に対し、敬意及び謝意を表することを目的」として設けられているものです。

2010年度から制度が設けられており、2022年度までに延べ49の個人、及び団体が受賞されております。

 2024年3月13日に開催された日本協会理事会において2023年度受賞者が下記の通り承認され、決定されました。

今般6月23日に行われた、全国理事長会議の場において、受賞者の表彰式が執り行われましたのでお知らせいたします。

 

<受賞者及び受賞理由>

「功労賞」

永年にわたり、各分野でのラグビーの普及、振興に寄与、貢献した個人または団体を表彰するもの。

 

田中 宣人(たなか のりひと)様 関西協会推薦

高校や大学等の指導者として選手やチームの育成に尽力された他、レフリーの育成にも携わり、和歌山県のラグビーの普及発展に幅広く貢献された。

2019年より和歌山県ラグビーフットボール協会副会長に就任し、和歌山県のラグビーの普及発展にも大いに貢献されている。

 

永田 文治(ながた ふみはる)様 九州協会推薦

鹿児島県協会の副会長、会長として、スポンサー企業の確保など、協会収入を安定させることに大きく貢献され、県高校選抜チームのパース市派遣や、中学生の強化を目的とした大会の開催を実現された。また、タイ・ラグビー協会とも親交があったことから、鹿児島県とタイ国の交流戦を創設されるなど、県協会の安定化、幅広い世代の強化・普及・国際交流などに貢献した。

 

大西 克貞(おおにし よしさだ)様 九州協会推薦

1986年から福岡県協会医務委員長として、年間約300試合へのドクター派遣、並びに後方支援病院の手配を行い、競技者の安全面の確保に大いに貢献された。

 また、2002年からは、副会長として、後任の育成に努められるほか、メディカル体制の整備・充実に貢献され、ラグビーの振興に大いに尽力されるとともに、メディカルソサエティ委員会相談役として、ラグビー現場のドクターたちのサポート並びに医療体制の質の向上に尽力され大きな功績を残された。

 

なお、大西様は、本受賞決定後の、去る6月1日に、ご逝去されました。当日は、表彰に先立ち、故人をしのび、出席者全員で黙とうを捧げました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

 

「普及功労賞」

永年にわたり、全国各地でラグビースクール、各層のクラブチーム等の指導・運営に熱心に携わり、競技人口の増加や地域でのラグビー活動の活発化、青少年の健全な育成 に関し顕著な功績を遺した個人または団体を表彰するもの

 

 飯原 雅和(いいはら まさかず)様 関東協会推薦

永年に亘りラグビーの普及育成に携わり、特にミニラグビー、タグラグビーの立ち上げ時からの熱心な活動は、各地での小中学生のラグビーの礎(いしづえ)として現在に至っており、その顕著な貢献と功績に対して表彰に値するとされたもの。

 


            
  

後列左から:海老原関東協会会長、萩本関西協会会長、久木元九州協会会長、岩渕専務理事
前列左から:大西様代理 福岡県協会理事長伊藤様、田中様、土田会長、飯原様代理 東京都協会会計役高橋様、永田様代理 鹿児島県協会理事長坂元様







以上