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2月23日

合宿最終日。本日も朝食時にHSBC SVNS 2025 バンクーバー大会の日本戦を観戦しました。準々決勝に進むサクラセブンズに刺激を受け、フィールドに移動します。


フィールドはこの3日間では1番気温が上がり、ゲーム日和となりました。


いつも通りファンゲームとウォーミングアップを行い、コンタクトレディの後、この2日間取り組んできたパスやアタックを再度確認しました。


ホールドゲーム(紅白戦)は、7分×2セット、5分を1セット行いました。セット間のチームトークの中でコミュニケーションを欠かさず、次のセットで課題を修正し、それぞれの強みを活かしながらボールを繋いでいました。また、コートの外からもしっかりと必要な声掛け・指示ができていたように思います。


最後にコンバージョンキック対決を行い、今合宿のトレーニングは終了です。


昼食後のクロージングでは、各スタッフからのコメントの後、短い時間ですがこの合宿を振り返り、ペアでシェアをする時間を設けました。自分の持っている力を最大限に活かしながら、オフザフィールドも含め、合宿で学んだことや気づきを所属先でも継続して取り組み、さらに成長した姿が見られることを期待しています!


最後に、今合宿にご理解・ご協力いただきました別府市と別府パストラルのみなさま、所属先や関係者のみなさまに改めて感謝申し上げます。大変ありがとうございました。


2月22日

本日は朝食時にちょうど「HSBC SVNS 2025 バンクーバー大会」の日本戦があったのでスクリーンに映し出して観戦・応援をしながら朝食を摂りました。


グランドへ移動するととても冷たく強い風が吹いていました。アカデミーでW-UPとして練習の最初に行っていPrehubも初めて行う選手もたくさんいるので、S&Cコーチより正しい動作と目的を丁寧に説明していただきながら行います。


W-UPを終え、先ずスピードテストとして10m、20m、40mの測定を行いました。その後はブロンコの測定です。測定を終えて、野々村コーチより「規律」をしっかり守ると言うお話がありました。きつい中でも守らなければならないことをきちんとやりきる。それがプレーにも現れてくるといった内容です。


その後はファンゲーム・ボールゲームで心と身体をほぐしコミュニケーションを高めます。


様々なハンドリング、ハンドオフの練習へ続きます。ハンドリング練習では、ボールを増やしていったりホイッスルの合図でそれまでとは逆の流れでパスをしたりと混乱するシチュエーションからいかに早く整理できるか。常にゲームを想定しながら練習をします。その後は2vs2、3vs3を行いました。それぞれの練習はしっかりとフォーカスポイントを確認しながら取り組みます。


午後は小雪の舞う中での練習です。練習前にはGPSをつけてデータをとり、科学的な面からも動きを分析します。コミュニケーションを高めるため午後もファンゲーム、ボールゲームからです。楽しみながら取り組んでいますが結構な運動量も確保できています。コンタクトレディを行ったあとはハンドオフ、3vs3を行いました。中村コーチからはどういう状態でもらったら自分が有利な状態になるか、かけひきをどうやりあうかをしっかり考えてというアドバイスをいただきました。


最後に7vs7を行いました。アタックとサポーターの動き、リアクションを磨く、ワンモーションで繋ぐ事などを意識して取り組みました。


夕食後は知念S&Cコーチから「Youth  Academy  Physical  Target」についてのレクチャーです。自分のフィジカルターゲット値を計算したり、基準値を示して自分の位置の確認を行ったりしました。ただ体重を増やすのではなく体重を引きあげながらフィジカルをあげる事が大切です。本日最初に測定したスピードテスト(10m、20m、40m)、ブロンコテストの結果と目標をについての説明があり、ここ3年間のU18のスピード、ブロンコの平均値の比較などを示していただきました。ブロンコが何に繋がるか?ブロンコの数値が上がると運動量が増え、それは仕事量が増えることに繋がります。ラグビーになぜフィットネスが必要か?それは思考的な体力が落ちない。最後まで思考力が落ちないということに繋がると説明がありました。GPSの見方についても1つ1つ具体的に教えていただきました。データはただの数字ではなく、数値から見えてくるものにはどのような事があるのかを教えていただきました。


昨日初めて会った選手達もたくさんいますが、ラグビーを離れた食事やフリーの時間にはたくさんの笑い声と高校生らしい会話がたくさん聞こえてきます。2泊3日の合宿は短く明日半日で終わりとなります。たくさんのコミュニケーションを図り、たくさんの気づきを持って帰ってもらいたいです。



2月21日

第102回女子セブンズユースアカデミーが、大分県別府市ではじまりました。

今回は18名のトレーニングメンバーが参加しています。


キックオフミーティングでは、まずグループに分かれて自己紹介を行い、野々村ヘッドコーチよりアカデミーの概要やセブンズのパスウェイシステム、そして今合宿のターゲットである「自己を知る」について確認しました。


その後、管理栄養士の河谷さんより「トレーニングを後押しする食事」についてレクチャーがありました。普段の食生活を振り返りながら、自分に必要な栄養素や量を・いつ・どれくらい摂る必要があるのかを確認し、個別にフィードバックをいただきました。


今日のトレーニングはジムの測定がメインです。第101回と同様にベンチプレス、スクワット、懸垂、立ち幅跳びの測定を行い、現時点での自分のMAXに挑戦しました。


別府の美味しくボリュームたっぷりの夕食をいただきます!


夕食後は、コミュニケーションゲームを行いました。背中に貼られた単語の正解を見つけるために質問を繰り返しますが、相手の答えは「はい」か「いいえ」のみ。どのような質問をすれば答えを見つけられるか、質問の内容にも工夫が必要です。15分間で正解者は5名でした!


その後は、アカデミーが目指すラグビーを理解する意味も含め、過去3年分のGlobal Youth Sevensの決勝戦(vsオーストラリア)の映像を全員で鑑賞しました。野々村ヘッドコーチより、自分の良さや強みを最大限に活かすためにも、ミスを恐れず、遠慮せずにプレーをすること、また、自分の意思表示をするだけでなく、相手に要求するためにも、コミュニケーションを欠かさないようにしましょうとお話しがありました。



初参加の選手も多いですが、和気あいあいとした雰囲気で初日を終えました。別府の温泉でリカバリーしながら、3日間で様々な「気づき」があることを期待しています!