公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、11月15日(土)に開催されました「リポビタンDツアー2025」ウェールズ代表戦後の男子日本代表ヘッドコーチおよび選手コメントをお知らせいたします。
 
※ウェールズ代表戦 試合記録
https://www.rugby-japan.jp/match/28256/print

 
エディー・ジョーンズHC
「勝たなくてはいけない試合でしたが、最後の最後でペナルティーキックを蹴られ、ポジションやラインアウトなど全てにおいて基礎ができていませんでした。私たちは若いチームですので、シチュエーションに対して不安になって、考え過ぎてしまったり、やり過ぎてしまうこともあったと思います。もっと試合の流れに任せて、するべきことをしなければいけなかったかもしれません。クイックボールもありました。ボールを自分たちのもとに置いておかなければいけないところで、不安になってボールを離してしまったところもあったと思います。良かった部分もありましたが、今日は試合の最後まで、ボールをマネジメントすることができていませんでした」
 
ワーナー・ディアンズ 選手
「今日はペナルティーが多過ぎで、ミスも多かったです。ウェールズに試合を持っていかれてしまいました。相手にチャンスを与えてしまったと思います。イエローカードによって一人いなくなり、そして二人いなくなって、前半は厳しく、もし彼らがいればまた違った状況になったかもしれません。相手の人数が減った後半では、人数が多い自分たちのアドバンテージを活かして攻めていこうと話しました。次のジョージア戦はフィジカルな試合となり、スクラムも多くなると思います。今日できなかったことを、しっかり修正していきたいと思います」
 

石田吉平選手

「ウェールズがたくさん蹴ってくることは分かっていたので、対策はしていました。自分たちとしては、こぼれ球のところを取ろうと話していたのですが、おそらくディフェンスが良かったので13人でも守り切ることが出来ました。また相手のフォワードが大きかったので、バックスリーでしっかりボールを持って走ろうという話をしていました。スピードやクイックネスのところで勝負することが自分たちバックスリーのテーマで、そこに関しては良い感じで動かすことができたのですが、トライのチャンスが何回かあったのに取り切れなかったところは、改善しないといけないと思います。チームとしてのまとまり、何をするかといった方向性は見出せてきていると思います」


マキシファウルア選手

「自分たちの規律を失ったところで、相手のモメンタムに持っていかれ、トライに繋がってしまいました。本当に悔しく、言葉にできません。しっかりと反省し、規律の部分をもっと良くして次に生かします。イエローカードは、また次にそういったことがないように、練習からタックルスキルとかもっと改善していきたいです。(後半20分の)あのトライは自分のトライではないと思っています。チーム全員があそこまでハードワークをして、あれは本当にチームのトライだったと思います」