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5月24日

合宿最終日を迎えました。


 本日は2グループに分かれ、脳振とうに関するレクチャーの受講とフィールドセッションを実施しました。 フィールドでは、昨日のゲームで出た課題を振り返りながらトレーニングを行いました。連日のハードな活動により疲労も見られる中でしたが、セッション冒頭のFUN GAMEでグラウンドには笑顔と活気が生まれ、良い雰囲気で最終日の練習がスタートしました。 その後は、AT・DFの両面につながる細かなフットワークのドリルに取り組みました。これまで意識したことのない動きに戸惑う場面も見られましたが、選手たちは新しいスキルの習得に前向きにチャレンジしていました。続いて、そのフットワークを活かしたDFのトラッキング練習を実施しました。ドリルで意識した動きを実際のプレーにつなげながら、一つ一つの動作を丁寧に確認していきました。セッション最後には、昨日の試合レビューでも課題として挙がったDFの集散にフォーカスしたトレーニングを行いました。プレッシャーをかけ続けるDFを実現するためには素早いセットが不可欠であり、特にラック周辺でのセッティングを意識して取り組みました。限られた回数の中でも、選手同士で積極的に声を掛け合い、改善点を指摘し合う場面が多く見られ、チームとしての成長と一体感を感じながら、合宿最後のフィールドセッションを終えました。


 昼食前にはクロージングミーティングを実施しました。選手同士で、今合宿を通して取り組んできた「7H」について振り返りを行い、それぞれが感じた成長や今後の課題について共有しました。選手たちの表情からは、合宿をやり切った充実感と、次に向けてさらに成長していこうとする前向きな姿勢が感じられました。また、スタッフからは「4月の合宿と比べて大きく成長していること」「今回得た学びを所属チームへ持ち帰り、継続して取り組んでほしいこと」が伝えられました。


 今合宿は、6月に開催される太陽生命ウィメンズセブンズシリーズに向けたセレクション合宿でもありました。来月は全員が招集されるわけではありません。しかし、ここまで共にハードワークを積み重ねてきた仲間として、それぞれの場所で成長を続け、再び集まることを確認しました。残り1か月、それぞれが良い準備を続けていくことを約束し、今合宿を締めくくりました。


 最後になりますが、今合宿の開催にあたり環境を整えてくださった関係者の皆様、選手を派遣してくださった所属チームの皆様、そしてレフリーとしてご協力いただいた清水さんに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。以下、今回初めて女子セブンズユースアカデミーに参加した選手からいただいたコメントです。


木村 唯子選手:

今回の合宿では、細かいスキルやアスリートとして必要な知識をたくさん学ぶことができたし、自分が苦手なプレーがなぜできないのかのヒントも得ることができた。また、勝負にこだわる大切さやラグビーに対する向き合い方についても学んだ。


松江 輝選手:

普段はあまり関わることのできないメンバーとともに練習やゲーム、共同生活ができました。その中で、プレー面だけでなく、普段では学ぶことのできないことも多く吸収できました。また、さまざまな刺激を受け、とても内容の濃い4日間となったと思います。今回の合宿で得た学びを自チームに持ち帰り、自分自身やラグビーとこれまで以上に真剣に向き合いながら、継続して自身の成長につなげていきたいです。


元 蓮花選手:

今回で学んだことは勝負をするということです。アタックでは、私は普段ボールを持つ前にパスするか、当たるか決めていました。ですが、前を見てトイメンと勝負をすることでチームの得点やゲインにつながることを学び、自分が成長する大きな発見になりました。そして、ディフェンスでも勝負があるということも学びました。例えば、タックルした後のヒットや1対1の場面では駆け引きなど勝負と聞いたらアタックのことしか頭にありませんでしたがディフェンスでも勝負の場面があることも学んだことの一つです。私は今回が初参加でした。そのこともありミスから逃げるプレー選択をしてしまいました。ですが、それをしていたら自分やチームは勝てないことがわかりました。なので自分との勝負というところも大切だと学びました。


吉田 椛々果選手:

今回初めてアカデミーに参加してみて、私は、ストレッチからウエイト、練習内容からドーピングなどの一から十まで学ぶことができました。レベルの高い選手達と一緒に練習や試合などができて改善点が多く見つかったのと、これからも負けてられないという思いでいっぱいです。ありがとうございました。


5月23日

 合宿3日目の朝を迎えました。本日は大会を想定し、午前中はゲーム形式の練習、午後には試合を実施します。

 練習前にはミーティングを行い、チームとしてのDFシステムの整理を行いました。DFの目的は「ボールを奪いAT・スコアにつなげること」。それを実行するためのチームのシステムであることを再認識し、具体的な役割や動きについて理解を深めました。


 ミーティング後、早速グラウンドに出て最初のセッションです。選手の表情から、緊張感とともに「勝負しにいく」という強い意志が感じられました。 ゲーム形式の練習に入る前には、ATは「1vs1で勝負すること」と「速いリロードを」、DFでは「早いセット」を意識したトレーニングを行いました。昨日よりもさらに高い質を求めながら、お互いに厳しく要求し合う姿勢が随所に見られ、グラウンドには高い集中感が漂っていました。 その後行われた7vs7のゲーム形式の練習では、強気なプレーで勢いを生み出す場面が多く見られました。一方で、疲れがたまる中で、良いATの流れを作りながらもを最後ミスで終わってしまう場面もあり、午後の試合へ新たな課題に気づくことができた時間になりました。午前中の最後には、ユニットに分かれ、FWはラインアウト、BKはセットプレーの確認を行い、セッションを終了しました。


 午後は紅白戦を行いました。セレクションマッチということもあり、試合は終始、勝負にこだわり続けるハイレベルな展開となりました。選手たちは一つ一つのプレーに強い気持ちを持って臨み、グラウンドでは激しい攻防が繰り広げられました。 また、各チームが設定した「+1」について意識的にチャレンジし、言葉にするだけで終わらせるのではなく、実際のプレーで表現しようとする前向きな姿勢が多く見られ、選手たちの成長を感じられる場面となりました。


 本日の試合はレフリーの清水さんにお越しいただきました。試合の流れや結果に大きく影響する反則の部分についても意識してプレーすることもとても重要であるため、実際のレフリングの中でプレーできる機会は、選手・チームにとって非常に貴重な学びの場となりました。 清水さん、ご多用のところお越しいただきありがとうございました。  


 夕食後には、今日の試合のレビューミーティングを行いました。各チームが設定した「+1」について振り返り、できたことや次に向けた課題を選手同士で共有しました。また谷口コーチ、公家コーチからのレビューでは、この合宿で取り組んできたことが試合で発揮できていた点や今後さらに成長していくために必要な課題について共有いただき、選手たちは新たな気づきや学びを得る機会となりました。 明日は、今合宿最後のセッションを迎えます。ここまで積み重ねてきた学びをさらに成長につなげられるよう、最後まで全力で取り組んでいきます.


5月22日

 午前中は、今合宿で最初のラグビーセッションを実施し、ATにフォーカスして練習を行いました。 はじめに、公家コーチによるボールキャリーのセッションを実施しました。強く前進するためには、「フットワークを使うこと」「パワーフットを意識すること」「レッグドライブを意識すること」が重要であると伝えられ、選手たちは一つ一つの動きを意識しながら取り組みました。思うようにいかずエラーが出る場面もありましたが、選手たちは積極的にチャレンジを続け、前向きな姿勢が見られました。 続いて7vs7のゲーム形式の練習を実施。実戦に近い状況の中で激しい攻防が繰り広げられました。選手同士のレビューの中には、今合宿のテーマである「勝負にこだわろう」という声かけもあり、意識すべきポイントを選手同士で伝えあう場面も見られました。選手同士のコミュニケーションからも、チームとしての成長が感じられる時間となりました。


 昼食前には管理栄養士の河谷さんより、大会時の補食・食事の摂り方について講義していただきました。セブンズの大会では短い試合間隔の中でコンディションを整えることが求められるため、リカバリーの重要性ついて学ぶ機会となりました。選手たちは自身の競技生活や大会中の食事パターンを振り返り、パフォーマンス向上につながる行動について考えを深めていました。 


 午後はDFにフォーカスした練習を行いました。チームとしてのDFシステムを確認した後、個々のタックルスキルやスティールスキルの向上に取り組みました。短時間のセッションでも高い集中力を保ち、高強度で勝負にこだわる姿勢を持って、一つ一つのプレーに取り組みました。 練習の最後には、ユニットに分かれ、FWはスクラム、BKはスクラムからのセットプレーを確認しました。高い強度の中での実施ではありませんでしたが、それぞれが重要なポイントを丁寧に意識し、新たなスキルアップをした時間となりました。


 夕食後には、明日の試合に向けてチームごとにミーティングを行い、自分たちが取り組む「+1」を設定しました。宣言するだけでなく、実行していくことの重要性を再認識し、合宿2日目の活動を終了しました。  明日は紅白戦が行われます。まずは良いリカバリーに取り組み、万全の状態で試合に臨みます。


5月21日

本日より第111回女子セブンズユースアカデミー熊谷合宿が始まりました。今回の合宿には18名の選手が参加し、3泊4日の日程で行われます。


初日は、インテグリティに関するEラーニングの受講とキックオフミーティングからスタート。初参加のメンバーには緊張も見られましたが、4グループに分かれて自己紹介を行うとすぐに打ち解け、会話が弾んでいました。その後、今合宿のテーマである「勝負へのこだわり」「+1」に基づき、グループごとに合宿へのマインドセットを共有しました。 


続いて、2グループに分かれてジムトレーニングとドーピング講習を交互に実施。ジムでは谷口S&Cコーチが各選手のフォームを細かくチェックしながら、強い体づくりに向けたトレーニングを行いました。また、松岡トレーナーからはドーピングに関する知識や日頃の心がけを学びました。


夕食後も学びは続きます。太陽生命ウィメンズセブンズシリーズへの出場に向け、協会講師によるクリーンスポーツのオンライン研修を全員で受講しました。ラグビーの価値を守るためにアスリートが必要な知識と行動を考える、学びの多い一日となりました。
明日はグラウンドでの練習に臨みます。