JRFUでは、誰でも、いつでも、どこでも楽しめるスポーツとなり、ラグビーが世界一身近な国へというミッションを実現するためには、全ての人たちがラグビーと関われる環境を整備する必要があると考えています。2021年9月に「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進宣言」 を策定し、取り組みを進めています。
多様性を持った共生社会の実現に向けて、2026年度は「障がい者ラグビー」と連携した各種取り組みを実施いたしました。
6月21日(日)・7月12日(土)
第3回7人制デフラグビー世界大会 日本代表内定選手によるエキシビジョンマッチ
6月21日(日)太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2026 第1戦熊谷大会・7月12日(土)なの花薬局ジャパンセブンズ2026において、デフラグビーのエキシビジョンマッチを実施しました。
今年10月31日(土)から11月3日(火)にかけて、「第3回デフラグビーセブンズ世界大会」が東京を舞台に開催されます。本大会はヨーロッパ、オセアニア、アジア、アフリカなど各国・地域を代表するデフラグビー選手が、世界の頂点をかけた「静かなる熱戦」を繰り広げる大会です。世界大会は第1回のオーストラリア(2018年)と第2回のアルゼンチン(2023年)に続く3回目。北半球、アジア初の開催で東京2025デフリンピックのレガシーを受け継ぐスポーツイベントとして注目されています。
世界大会への挑戦に向けた日本代表内定選手と立正大学(6月21日出場)・くるみクラブ(7月12日出場)によるエキシビジョンマッチをそれぞれ実施しました。
エキシビジョンマッチでは、世界大会でも採用される「サイレントレフリー」(笛の代わりにハンドサインや旗を用いる)によって行われました。
声を出すことができない中での連携プレー、集中力が研ぎ澄まされた選手たちの動き、身体と身体が激しくぶつかり合う試合は「静かなる熱戦」ならではの迫力がありました。試合終了後、両チームが聴覚の壁を越え「ラグビー」を通じて繋がり、互いの健闘を称え合う光景はまさにノーサイドの瞬間でした。




7月12日(土)・7月18日(土)
ONE RUGBYによるUNiRUG体験会
7月12日(土)スクラム・ジャパン・プログラム・企画、7月18日(土)ネーションズチャンピオンシップ2026 日本代表 vs フランス代表において、NPO法人OneRugbyと連携したUniRUG体験会(車いすラグビー・デフラグビー・ブラインドラグビーの体験会)を実施しました。UniRUG体験会は、Unite(団結) / Unique(個性) / Universal(万人)これら3つの精神を大切にしたラグビーの体験会です。
体験会当日は各種目の選手に加え、多くのボランティアの皆様にご協力いただきました。2日開催あわせて、約380名の方々に3種目を体験いただくことができました。
車いすラグビーでは、スラロームとタックル体験を実施。参加者からは「思った以上の衝撃で改めて選手の凄さを感じた」「車椅子の動かし方がイメージと全く違い、その難しさを体感できてよかった」「無意識に障がいのある方へ偏見を持ってしまっていたが、障がい者への先入観が変わった」という率直な感想が寄せられました。
また、デフラグビーでは音を使わないデフラグビースクラム、ブラインドラグビーではゴーグルを着用したパス体験を実施。参加者からは「障がい者ラグビー特有のルールで試合が行われていることを“配慮”ではなく“当たり前”として浸透して欲しい」「見え方・聞こえ方の違いを実際に体感することができた」という声があり、障がい者ラグビー競技への理解が深まっている印象でした。
体験会全体を通して、「健常者、障がい者関係なく“ラグビーで繋がれる機会”を通じて、ラグビーがもっと好きになった」という心温まる感想をいただきました。
車いすラグビー・デフラグビー・ブラインドラグビー、競技特性は異なりますが「ラグビー」であることに変わりはありません。
それぞれのラグビーにそれぞれの楽しさがあり、それぞれの魅力がある。
JRFUでは全ての人たちがラグビーと関わり、誰もが生きやすい共生社会の実現に貢献することを目指して引き続き取り組みを進めて参ります。








