●9月11日(火)Toulouse, FRANCE
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フィジー戦に向けたキャプテンズラン |
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キャプテンズランでの箕内キャプテン |
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フィジー戦、LOを務める大野選手 |
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記者会見に臨む箕内キャプテン |
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フィジー戦の前日となった11日、日本代表チームは、試合会場である「Stadium de Toulouse」でキャプテンランを行いました。
明日の試合に臨む選手たちは、8月6日のメンバー発表を終えてから一ヶ月間、この日のために準備を重ねてきました。イタリア代表とのテストマッチやポルトガル代表とのトレーニングマッチもすべてこの試合のためでした。
明日の試合の重要性や大切さは、チームの全員が感じています。今大会、最高の成績を残すためにも、ひいては日本ラグビーの未来のためにも何としてでも勝たなければならない試合です。そして、何よりも日本の勝利を信じて応援し続けてくれているサポーターのためにも勝利を届けたいと思います。
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スタジアムの壁のカウントダウンモニュメントも「残り1日」を表示 |
今日のキャプテンランの前にグラウンドでは、箕内キャプテンが皆を集め円陣を組み気合を入れて練習に入りました。そして行われたトレーニングでは、ウォーミングアップで大小のグリッドを使ったパススキルや、タックルドリルで体を温めました。
そして、フィジーのアタックに対するディフェンスシステムの確認を行ってキャプテンランに入りました。
カーワンヘッドコーチから、箕内キャプテンにタクトが託されました。箕内キャプテンは試合を想定し、起こりうるすべての地域からのアタックオプションを確認していきました。攻めるところはトライまで取りきり、危険を回避する地域ではしっかりとしたオプション選択を行うなど、選手たちの意思統一も十分でした。
時間的には、30分程度でしたが、試合前日の練習に相応しい緊張感を持ったトレーニングとなりました。
キャプテンランを終えても、FWはラインアウト、キックオフディフェンスを確認し、試合に向けた準備に余念がありません。今回キッカーを任されたCTB大西選手も練習の最後の最後までキック練習を続けるなど、やり残すことなくすべてをやり尽くしてキャプテンランを終えました。
いよいよ明日は、フィジー戦です。2003年ワールドカップでの屈辱から4年。やっとリベンジを果たすときが来ました。春のPNCでも敗れましたが、あの時よりも数段チーム力は上がっています。日本が持つスピードあるディフェンス・アタックを武器にフィジー代表に挑みたいと思います。
明日12日18時(日本時間13日午前1時)キックオフ。日本代表が新たな歴史を開く足がかりになる試合をしたいと思います。日本代表への熱い応援をよろしくお願いします。
◎カーワンヘッドコーチ
「試合前に神経質になりすぎてはいけない。フィジー戦で起こりうるであろういくつかの点については、詳細に選手と話し合ってきた。ゲームマネジメントを理解し、気をつけなくてはならない時間、フィジーチームの試合傾向については選手に話している。フィジーはどんなチームに対しても必ずトライをとるチームである。我々は、80分間を通して持っているものをすべて出し切り、ベストを尽くさなくてはならない」
◎箕内キャプテン
「明日のフィジー戦に関しては、しっかり準備も分析もできました。最高の準備ができたといえます。やり残したことはありません。自信と勇気を持って戦いたいと思います。
前回大会(2003年)では、きつい状態で迎えたフィジー戦でしたが、今回はフレッシュな状態で臨めます。これまでのカリをきっちり返したいと思っています」
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日本代表の練習時には、連日多くの報道陣が取材に訪れている |
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試合会場でウォーミングアップを開始 |
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ストレッチでしっかりと体をほぐす |
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ディフェンスコミュニケーションをはかるためのドリル |
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フィジー対策も万全。やり残したことは何もない |
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キックオフは確実にキャッチ |
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今村選手の左足のキックも大きな武器 |
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ラインアウトの確認を行うFW陣 |