●6月20日(水) 福島県・Jヴィレッジ
日本代表ジュニア・オールブラックス戦直前合宿4日目。この日は、午前中のみのトレーニングとなりました。
トレーニングの前には、FWが先にグラウンドに出て、ラインアウトをチェック。ジュニア・オールブラックスのラインアウトパターンを鑑みながら、これまでやってきたラインアウトオプションを確認しました。見守ったギブスFWコーチも、より精度が増したラインアウトに満足げな表情を浮かべていました。
その後、BKが合流し、トレーニングがスタート。ウォーミングアップでは、ディフェンススキルやディフェンスコミュニケーションを確認しました。タックルスキルでは、しっかりと踏み込んで相手に負けない力強いポジションで体を当てることを目的とし、DFコミュニケーションでは、より素早いラインメイクを目指しました。
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しっかりと肩を当てる |
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コミュニケーションを取って素早くポジショニング |
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内側からしっかり押し出す |
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ラックボールは素早くアプローチ |
ウォーミングアップ後は、グラウンドに配置された3つのステーションからのアタック・ディフェンスを実施。様々な状況における攻撃選択を確認しました。
そして、チームランを行い、さらに試合に近い状況でアタック・ディフェンスを行いました。AT・DF共に、試合に向け非常に集中力の高い中でのプレーを披露してくれました。先般ミーティングで行ったジュニア・オールブラックスの攻撃パターンにも十分対応できる力を見せてくれました。
チームラン後は、タックルドリルを実施。1対1のタックル局面から4対4のコンテストに移行するというドリルを実施。僅か6本でしたが、気持ちの入った激しいタックルの応酬となりました。実質、試合前の最後の練習日に相応しい内容となりました。
トレーニングの最後には、オーストラリアでも行ったBK全員が見守る中でのスクラムを実施。BKが鼓舞し、盛り上げる中でマシーンを相手に5本の素晴らしいスクラムを組みました。チーム一体となって組んだ最高のスクラムでした。
練習後に選手を集めたヘッドコーチは、「今週はホームでの試合。秩父宮を真っ赤に染めてくれるサポーターのためにもしっかりとした試合をしよう」と語りかけトレーニングを終えました。
明日は、午前中にウエイトトレーニングを行い、午後東京へ移動します。
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自分のマークはずらさずしっかりとみる |
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密集周辺のディフェンスに備える |
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数的優位をつくりマイボールへ |
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骨軋む激しいタックル |
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一歩も下がらないディフェンス |
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全員が見守る中でのスクラムセッション |
午後、大野選手を中心に、6名の選手が、臨時コーチとして平工業高校を訪問しました。参加したのは、大野選手、佐藤選手、木曽選手、熊谷選手、大西選手、山本選手の6名です。平工業高校・磐城農業高校のラグビー部の皆さんへ、ラグビー講習会を実施しました。FWの大野・佐藤・山本・熊谷選手が、スクラム・ラインアウトを担当し、大西選手が、BKのスキルを担当しました。2時間弱の時間でしたが、高校生たちは、目を輝かせながら食い入るように選手たちの指導に耳を傾けていました。
平工業高校・磐城農業高校ラグビー部の皆さん、楽しい時間をありがとうございました。また、貴重な機会をご提供いただきました福島県ラグビー協会の皆様ありがとうございました。
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自らコンタクトバッグを持って指導にあたる熊谷選手 |
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大西選手のアドバイスに耳を傾ける生徒たち |
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平工業・磐城農業の皆さん、ありがとうございました |
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