●6月12日(火) 宮城県・仙台市
サモア戦直前合宿2日目。日本代表は、午前・午後と二度の練習を行いました。
今日の仙台は、天気もよく一時フィジーに戻ってきたかのような暑さでした。
今回の練習グラウンドは、地元仙台をホームタウンとするベガルタ仙台の練習グラウンドとしても使用されている泉総合運動公園泉サッカー場。青々とした芝生の素晴らしいグラウンドです。
この日も、隣のグラウンドでは、ベガルタ仙台の選手たちがトレーニングを行っていました。
日本代表は、午前中にウエイトトレーニングとグラウンドでのトレーニングの両方を実施。FW・BKとユニットに分かれて練習を行いましたが、FWはスクラム、BKはセットピースのアタック・ディフェンスシステムの確認を実施しました。
FWのスクラムでは、クリスFWコーチを中心に、新たな組み方にチャレンジ。クリスコーチからは、「サモアのFWは、体は大きいが、我々は必ず組み勝てる。8人一体となってしっかりと組もう」と選手を集めて話して練習がスタート。ポジションごとにウォーミングアップを行った後、スクラムマシーンを相手に8人で、しっかりと組み込みました。集中力も高く、何度も鋭いスクラムを披露してくれました。
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パスドリルで体を温めるBK |
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アングルに走り込む |
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力強いスクラム |
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クリスコーチを中心にスクラムを確認 |
BKは、セットピースからのアタック・ディフェンスシステムを確認。オーストラリアA代表戦で課題となった部分の修正を図りました。選手同士も今まで以上にコミュニケーションを取りながらシステムの確認に努めました。
午後からは、チーム全体でトレーニングを実施。ディシジョンメーキング、パススキル等のウォーミングアップで体を温めた後は、ユニットに分かれ、FWはラインアウトの確認。BKは新しいムーブをチェックしました。どちらも、サモア戦に向けた新しい試みでしたが、回数を重ねるうちに徐々にチームにフィット。サモア戦では大きな武器となることでしょう。
練習の最後はチームランを実施し、試合を想定したアタック・ディフェンスの確認をしました。合間には、全員が集まり、それまでのプレーをチェック。より確かなものにするべく、トレーニングに取り組みました。
今日の練習会場には、多くの地元のファンの方々が、足を運んでくださいました。暑い中、ありがとうございました。
明日は、午前中にトレーニングを行い、午後は、市内の八乙女児童館を訪問し、子供たちとの交流を行います。
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ディシジョンメーキングで視野を広げる |
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新しいオプションもチェックした |
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合間には、ビデオでプレーをチェック |
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攻撃にも厚みが増した |
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8人1体で押し込む |
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練習後選手を称えるカーワンHC |