日本代表との試合「2007 IRB パシフィック・ネーションズカップ TOSHIBAジャパンラウンド 日本代表 vs ジュニア・オールブラックス」を翌日に控えたジュニア・オールブラックスの、キャプテンとヘッドコーチのコメントです。

なお、24日の試合終了後には、試合の評価をオールブラックスのセレクターへすぐに送り、協議を行うそうです。

ジュニア・オールブラックス
キャプテン/ダニエル・ブレイド

「日本は、2001年にNZUのメンバーとして来日して以来です。
すでにPacific Nations Cupでの優勝が決まっているが、ワールドカップメンバーになれるかどうかのセレクションゲームとなるのでモチベーションを高めて試合に臨みたいと思います」

――日本代表のオーストラリアA戦だけを見ると、大差になる気がするが…
「ジュニア・オールブラックスは来日して数日のため、時差などのハンディがあるので、一概に大差になるとは言えないと思います」

――日本代表のキーパーソンは?
「FBのブライス・ロビンス選手と、WTBのクリスチャン・ロアマヌ選手」

――明日の天候について。
「Pacific Nations Cupで各地を回り、もう3、4試合目なので、天候は問題ではありません。ダニーデンでは、マイナス1度でした」

ジュニア・オールブラックス
ヘッドコーチ/イアン・フォスター

――今年の日本代表について。
「スピードがつき、ディフェンスも良くなったと思う。これは、ジョン・カーワンヘッドコーチの1つの功績でしょう。また、選手のハートが強くなったのではないかと思います。日本代表の今年度の国際試合を全試合見ましたが、PNCトンガ戦での勝利はとても印象的でした。サモア戦はGKさえ決まればわからない試合だったと思います。オーストラリアA代表とも、良い試合をしたと思います」

――Pacific Nations Cup優勝がすでに決まっているが…
「今回来日している選手の中から、ワールドカップメンバーが決まる可能性があるので、気持ちを高ぶらせて臨みたいと思います。また、Pacific Nations Cupでは、各地で国際試合、国際交流を選手に経験させることができました。インターナショナルな場面を経験させることは、選手にとって必要です」

――東京の印象は。
「東京は緑もありきれいで、ニュージーランドに非常に似ていて感銘を受けました」

――今回のPacific Nations Cupでマーティー・ホラー選手とダニエル・ブライド選手をキャプテンにした理由について。
「両選手とも落ち着きのあるプレーをするから。また、キャプテンとしてチームのリーダーとして成長し、オールブラックスへのステップアップのチャンスを与えたかったからです」