●4月26日(木) 千葉県・日本エアロビクスセンター
4日目を迎えた香港戦直前合宿。本日も午前のみのトレーニングとなりましたが、内容はハードなものとなりました。
フォーカスはディフェンス。練習前にはチームミーティングを行いフォーカスポイント、ならびに目指すべき方向性などを確認しました。
ウォーミングアップでは、グラウンドを周回しながらストレッチを行い体を解しました。そして、二人一組で体幹を鍛えるドリル、長縄跳びを5人一組でディフェンスアップコールをかけて跳ぶコミュニケーションドリルをこなして体を温めました。
その後、タックルバックを使ったラックスキルトレーニングを実施。もちろん、アジリティーの要素も含まれ、素早くポイントに走り込みボール争奪に加わりながら、相手に負けない力強い姿勢を体に覚え込ませました。
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ウォーミングアップ |
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体幹を使ったW-upドリル |
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長縄跳びでコミュニケーションをより高める |
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素早くポイントに入り力強い姿勢をつくる |
さらに、チームを2つに分け、ディフェンスへの入り方、低い姿勢で3つのラックに入り込むスキルトレーニングを行いました。ディフェンスへの入り方に関しては、ドゥーリーコーチから細かなステップとインサイドショルダーを意識して前に出るということが伝えられました。我々、日本代表にとってディフェンスは、いわば生命線。攻撃的なディフェンスから好機を掴み、チャンスをものにしていかなければなりません。今日の練習で取り組んだのは、非常に細かい部分でしたが、世界を席巻するディフェンスのファーストステップとしてベースになる非常に大切な部分です。選手たちも意欲的に取り組んでいました。
ラックスキルでは、ゴムバンドを使い我々が目指す世界一低いラックの高さに設定し、それを潜り抜ける練習を実施。それに常に取り組んできたステップインからのラックなどを加え、3つのポイントでトレーニングを実施しました。
そして、15対15でのアタック・ディフェンスを行いました。チーム内でのコミュニケーションも日に日に良くなり、練習で取り組んでいるプレーも随所に組み入れられています。試合形式の練習の中でのディフェンスの精度も上がってきました。それを破るためのアタックの意識も高くなり、ATとDFの相乗効果が生まれています。箕内キャプテンも「韓国戦よりも香港戦はいい試合をしないといけないと思っている」と語るように香港戦は、さらに進化した日本代表をお見せできると思います。
アタック・ディフェンスの後には、20分間のインディビジュアルトレーニングを実施。選手個々で自分のスキル向上に努めました。
夕食前には、箕内キャプテンを中心とした選手ミーティングを行い、選手同士でコミュニケーションを図りました。
明日は、午前に千葉で最後の練習を行い、午後東京に移動します。
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低く・早く・激しく |
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世界一の低いラックを目指して |
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一糸乱れぬDFライン |
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しっかりノミネートする |
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アタックの精度も高くなった |
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廣瀬コーチによるキャッチングドリル |