全国高校選抜大会 決勝リポート

決勝戦は桐蔭学園高校(神奈川)と伏見工業高等学校(京都市)の強豪同士の戦いとなりました。結果は桐蔭学園高校 12-17 伏見工業高校(前半7-5)でした。

伏見工のキックオフで始まった前半6分、伏見工陣10m付近スクラムより桐蔭がサイドを攻撃し西橋選手(SH)から油嶋選手(CTB)へ繋ぎ先制トライ(ゴール成功)、対する伏見工は前半17分に桐蔭陣10m付近スクラムより橋野選手(SH)から鈴鹿選手(SO)へと繋ぎ能坂選手(CTB)がトライ(ゴール失敗)し、前半を7-5で折り返した。

後半開始10分には桐蔭　西橋選手(SH)がトライ(ゴール失敗)し引き離そうとするが、7点を追う伏見工は後半28分桐蔭陣ゴール前より連続ラック攻撃を行い竹田選手(HO)が執念のトライ、井口選手(FB)がゴールを決めて同点とした。誰もが「同点優勝」の言葉が頭をよぎった。しかし勢いに乗る伏見工はロスタイムに桐蔭学園陣20m付近よりラックよりの連続攻撃し井口選手(FB)が逆転のトライ、伏見工(京都市)が初優勝しました。(佐藤克則)