日本代表とオーストラリア首相XV(フィフティーン)との壮行試合が行われた11月4日、財団法人 日本ラグビーフットボール協会の80周年を祝う記念式典及びパーティーが、都内のホテルで盛大に開催されました。
記念式典では、森会長から表彰状が
![記念式典の様子]() |
|
記念式典の様子 |
80周年記念式典は、海外からのお客様も含め、協会内外の関係者が多数出席。厳かに行われるなか、協会の歴史の積み重ねに思いをはせるひとときとなりました。
「私がまだ生まれていない1926年、ラグビー協会ができたとうかがっています。今年で80周年です。これも皆さまの大変なご努力のおかげです。今日はご功労のあった皆さん、ご支援をいただいている皆さんをご表彰申し上げるのが、趣旨であります」。森喜朗会長の挨拶で始まった式典は、続いて表彰に移り、ラグビーの普及・発展・振興などに寄与された方々に、森会長から表彰状が贈られました。受賞された団体・個人は下記一覧のとおりです。おめでとうございました。
受賞者一覧(表彰順、敬称略) |
<報道関係> |
日本放送協会
朝日新聞社
毎日新聞社
読売新聞社
産業経済新聞社
サンケイスポーツ
|
株式会社毎日放送
株式会社テレビ神奈川
株式会社ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング
株式会社ベースボールマガジン社 |
|
<団体・施設> |
独立行政法人 日本スポーツ振興センター
近畿日本鉄道株式会社
財団法人 サニックススポーツ振興財団
東大阪市
社会福祉法人 岩手更生会 緑生園
|
|
<役員> |
高島信之
金野滋
小林忠郎
椎名時四郎
|
土光哲夫
松丸哲也
土屋俊明
白井善三郎 |
|
<強化委員長> |
斉藤![]()
岡仁詩
日比野弘 |
|
|
<日本代表主将> |
横井章
高田司
森重隆
石塚武生
林敏之
|
平尾誠二
薫田真広
元木由記雄
アンドリュー・マコーミック
箕内拓郎 |
|
![受賞された皆さん。おめでとうございます]() |
|
受賞された皆さん。おめでとうございます |
パーティーは大ホールで盛大に
![ご挨拶をする森会長]() |
|
ご挨拶をする森会長
|
記念式典に引き続き、会場を移して、祝賀会が催されました。森会長を筆頭に、遠藤利明・文部科学省副大臣、ボブ・タッキーIRB副会長、長沼健・日本体育協会副会長からご挨拶をいただき、竹田恆和・日本オリンピック委員会会長より乾杯のご発声を賜りました。
会場はたくさんのお客さまで、たいへんに盛況でした。日本協会・関東協会・関西協会・九州協会の各役員・関係者はもちろんのこと、各種スポーツ団体や政財界、日本ラグビーを支援くださっているスポンサーの方々、そして当日壮行試合を戦ったオーストラリア首相XVと日本代表の選手・スタッフも合流。そこかしこでラグビー談議が繰り広げられました。
以下、ご挨拶から抜粋して紹介いたします。
遠藤利明・文部科学省副大臣
「今日は大先輩の方々、国内外から素晴らしいお客さまが集まっています。おめでとうございます。これから日本のラグビーはプロ化の方向へ向かっていくのかもしれませんが、ノーサイドの精神、キャプテンシー、アマチュアリズムなどの文化は、これからも続いていくことでしょう」
長沼健・日本体育協会副会長
「これほどの盛大な会は少ないのではないでしょうか。本当におめでとうございます」
ロン・グレイアム オーストラリア協会チェアマン
「オーストラリア協会を代表して、お招き、ありがとうございます。1975年に日本代表と対戦しましたが、日本は素晴らしい成長をとげていると思います。そして80周年おめでとうございます」
![ロン・グレイアム オーストラリア協会チェアマン]() |
|
ロン・グレイアム オーストラリア協会チェアマンと、オーストラリア首相XV |
オーストラリア首相XV、ボブ・ドワイヤー監督
「日本のラグビーはもっと進歩していくでしょう。2007年のワールドカップにぜひ出場されるよう願っています」
オーストラリア首相XV、ジョン・ロー キャプテン
「試合では安倍総理や森元総理にお目にかかり、光栄に思っています。また80周年のパーティーに参加させていただき、うれしく思います。また、今回の我々のツアーのスポンサー企業にもお礼を申し上げます」
![浜本剛志・強化担当理事と、日本代表選手・スタッフ]() |
|
浜本剛志・強化担当理事と、日本代表選手・スタッフ |
浜本剛志・強化担当理事
「今日の試合では、日本代表の課題がよく分かりました。ここを克服していけば、皆さんによいご報告ができると確信いたしました。香港でワールドカップの最終予選を戦いますが、どうぞ日本代表へのご支援をお願いいたします」
太田治・代表チーム事業部ジェネラルマネージャー兼ヘッドコーチ
「ジャパンの課題が浮き彫りになりました。来週からの合宿で修正をしていきます。そして圧倒的な強さで、アジア地区最終予選を勝ち抜きます」
大畑大介・日本代表キャプテン
「日本協会の80周年に華をそえるためにも、ワールドカップの予選には必ず勝ってきます。応援をよろしくお願いします」
ジョン・カーワン 日本代表アドバイザー(次期ヘッドコーチ)
「(日本語で)皆さん、こんばんは。(英語で)ヘッドコーチを努めることになり、本当に楽しみに日本に来ました。そして今日の特別な試合をしてくださったオーストラリアチームに、日本代表の選手にお礼を申し上げたい。香港、韓国に勝ってワールドカップに進みたいと思います」
真下昇・副会長/専務理事
「おかげさまをもちまして、日本協会は80周年を迎え、そして日本とオーストラリアは友好30周年です。これからも日本のラグビーの発展のため、各種事業を推進していきます。今日はありがとうございました」。