●10月30日(月)
ラグビーワールドカップ2007アジア地区最終予選に向け、25名(WTB北川選手はシンガポール7's参加のため次週より合流)の日本代表選手たちが集合し直前合宿をスタートしました。
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カーワンアドバイザーも初日から精力的に指導 |
初日の30日は、東京駅に集合し、合宿地である千葉県・日本エアロビクスセンターに向かいました。
到着後、すぐにミーティングを実施。太田GM兼ヘッドコーチより「我々の今シーズンのターゲットは、来年のワールドカップの出場権を獲得すること。ここには、日本で最高の26名が集まっている。日本のラグビー人口は12万弱。ここにいる26名は、12万人を代表する26名であることを忘れないでほしいし、誇りと責任を感じてほしい。しっかりと集中してやりましょう」と合宿に臨む選手たちへ語りました。
また、来期からのヘッドコーチが内定しているジョン・カーワン氏もアドバイザーとして参加しており、太田GMに続いてカーワンアドバイザーは、「我々は、ニュージーランドでも、フランスでも、オーストラリアでもない日本のラグビースタイルを築く。その日本のラグビースタイルで勝ちましょう。まずは自分を信じてください。ここから新たな一歩を踏み出しましょう」と話しました。
二人のスピーチに選手たちの表情もいっそう引き締まりました。
練習前には、選手を集めカーワンアドバイザーが「勝利はここ(グラウンド)にある。今日ここがスタートです」と話し、練習がスタート。
視野を広げるトレーニングや、ディシジョンメーキングのトレーニングを行い、ユニットに分かれ、FWはラインアウト、BKはムーヴの確認を行い初日の練習を終えました。選手たちの意識も高く、短い時間ながらも集中した練習となりました。
明日は、午前にスクラム、午後はコンタクトプレーを中心とした練習を行います。新たなスタートを切った日本代表の応援をよろしくお願いいたします。
◎太田GM兼ヘッドコーチ
「まずは、選手たちとコミュニケーションをとりながらモチベーションを高めて代表としての思いを高めていく。そのために合宿中には選手の個別インタビューも実施する予定です。
基本的には急造チームであるので、細かなミーティングをしてイニシアチブをとっていきたいと思います」
◎ジョン・カーワン アドバイザー
「いいスタートがきれました。日本のラグビースタイルを作りたい。そして勝つためのキーポイントを作っていきたい。
代表選手たちを見て、海外と比べても体格は非常に優れていると思います。彼らにはもっと多くのことを期待しています。
4日の試合では、日本代表に相応しい気持ちのこもった試合を見せたいと思います。ファンも誇りを持てるようなゲームをし、ハートで訴えていきたい。そこから次へ進みたいと思います」
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練習前にはミーティングが行われた |
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ウォーミングアップでしっかりと体を温める |
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FWはラインアウトを確認 |
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集中したなかでも時折リラックスした表情をみせる選手たち |