次世代の日本代表を担うU23から選ばれた日本人選抜と外国人選抜による初の試み

日本人選抜は萩本光威監督(神戸製鋼)、外国人選抜はシナリ・ラトゥ監督(大東文化大学)

(財)日本ラグビーフットボール協会(会長:森 喜朗)では、2007年のラグビーワールドカップ(以下、RWC)予選プールで2勝をあげ、世界ランキング10位を目指して日本代表チームの強化を推進しています。
あわせて、競技力向上委員会においては、将来の2011年RWCを見据えて現在のU23、U19などユース層を計画的に強化・育成するための中・長期強化プラン『2011プロジェクト』(仮称)を現在策定しています。

このたびその一環として、この4月にニュージーランドへ遠征したU23日本代表を中心とした「日本人選抜チーム」を結成し、国内の大学並びに企業に所属する「外国人選抜チーム」との強化試合を実施いたします。
今回招聘した選手は、「2011年RWC」において日本代表となる可能性を有する選手として、今後継続的な強化・育成対象の候補となる選手です。
選手の選抜にあたっては、

  1. 『日本人選抜』
    • 日本代表スコッド並びにU23ニュージーランド遠征メンバーを中心に選出
  2. 『外国人選抜』
    • 当該世代の在日外国人選手の中から、日本での実績並びに母国でのキャリアを重視して選出

しました。

同委員会では、この「2011プロジェクト強化試合」を2011年RWCに向けた次世代の日本代表コア・メンバーの発掘、有望選手の把握の手段の一つとして位置づけていきます。
また、世界を相手に、世界で通用する強い日本代表を目指すために、これから代表となる選手には国を代表する選手としての自覚、プライドを持ち、ラグビーJAPANとしてのアイデンティティを確立させたいとの思いから、この試合でのチーム呼称は「大和魂」から引用して、日本人選抜を"YAMATO"= 大和、外国人選抜を"SOUL"= 魂としました。


あわせて、当日会場では「RWC2011チャレンジU23日本選抜 vs U23外国人選抜ベストフィフティーン投票」と題したアンケートを実施します。

この結果は後日、日本協会のホームページで発表し、あわせて報道関係の皆様にもニュース・リリースを行う予定としています。

なお両チームメンバーについては、6月6日(火)に発表する予定です。

目的
2011年ラグビーワールドカップにおいて日本代表が決勝トーナメント(ベスト8)進出するのに必要な日本代表コアメンバーの発掘、育成、強化を目的とした試合
試合名称
U23日本選抜「YAMATO」 vs U23外国人選抜「SOUL」
開催日時
平成18年6月11日(日)11時30分キックオフ秩父宮ラグビー場

リポビタンDチャレンジ2006

(同日開催「リポビタンDチャレンジ2006日本代表 vs イタリア代表」14時キックオフ)

日本人選抜
監督 萩本光威(神戸製鋼)、FWコーチ 山本寛(日新製鋼)
外国人選抜
監督 シナリ・ラトゥ(大東文化大学)、BKコーチ 加藤尋久(東海大学)