●11月3日(木)
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メンバー発表に臨むエリサルド ヘッドコーチ |
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4日目を迎えた日本代表スペイン戦合宿。3日には、スペイン戦へ向けた22名の日本代表のメンバーが決定しました。
午前中に行われた3対2、4対4などの練習では、「予めサインは決めずに相手を見て判断するように」とコーチ陣から指示が送られ、局面に適応しながらの練習となりました。
その後、FWはラインアウトとスクラム、BKはセットプレーからのポジショニングの確認が行われ午前中の練習が終了しました。
練習終了後、ミーティングが行われ、エリサルドヘッドコーチよりスペイン戦22名の選手が発表されました。
エリサルドヘッドコーチは選手たちに「少ない時間でしたが、皆さんが取り組んでくれた内容に非常に満足しています。このスペイン戦は新しい選手を見出すことです。春に3ヶ月間私が見てきた選手たちの能力は理解しています。このメンバーはスペイン戦のメンバーです。このスペイン戦をワールドカップに向けた第一歩として臨みましょう」との言葉がおくられました。
メンバー発表に伴い、午後の練習は22人のメンバーとバックアップの吉田選手を含めた23名のみとなりました。
午後の練習では、キックオフの確認やセットプレーからのアタックなどスペイン戦を意識しながらも、これまで取り組んできた局面の判断力を生かしたトレーニングを行いました。
日本代表は明日、秩父宮ラグビー場で最後の練習を行い、スペイン戦に挑みます。スペイン戦まで、後1日。
=11月5日は、共に戦え。=
◎太田ジェネラルマネージャー
「スペイン戦は、我々日本代表の初の試合となるわけですが、このメンバー発表は、2007年のワールドカップ、9月8日のリヨンでのオーストラリア戦に向けたものだと思っています。合宿がいい形で取り組めてますし、ワールドカップに向けていいスタートをきりたいと思います」
◎エリサルドヘッドコーチ
「この試合のメンバーは、新しい選手の働きを良く見るためメンバーであり、戦略に基づいたメンバーです。
キャプテンについては、今の時期はきちんと決めるよりも可能性を見つけ出すことが重要です。人というよりは、ポジションです。SHがゲームを作るうえで重要なポジションですので、彼(池田選手)に託しました。
スクラムやラインアウトなどのセットプレーを重視し、状況に応じた攻撃をしたい。ディフェンスに関しては、相手の力を吸収するようなディフェンスをしたいと思う」
◎立川剛士選手
「ジャンの初の試合ですので、合宿でやってきたことを出せるようにチャレンジして勝ちたいと思います。新しい選手も多いが、トップリーグの選手たちは力があるので、コミュニケーションを取ってヘッドコーチが掲げる『Adaptablite』で戦いたい」
◎廣瀬佳司選手コメント
「この試合は、ワールドカップ招致カウントダウンマッチということでもありますので、しっかりと戦って、日本の実力を国内外にアピールしたいと思います。とにかく、思い切った攻撃的なラグビーをして勝利したいと思います」
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久富・松原・山村の第一列 |
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低く安定したスクラムを組む |
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スペイン戦のキャプテンを務める池田選手 |
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あらかじめサインを決めずに局面を判断する |
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オト選手と初キャップとなる榎本選手は激しいディフェンスが持ち味 |
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正面に来た相手は確実に止める |