スローガンは、「アジアン・スクラム」~アジアへの貢献、世界への貢献~
「Asian Scrum」~The contribution to Asia, the contribution to the world.~

(財)日本ラグビーフットボール協会(会長:森 喜朗)はこのたび、アジアラグビーへの貢献を目的とした「アジアン・ラグビー・インスティチュート」(特任理事:勝田 隆/以下ARI)の設立を正式に表明しました。

去る10月14日(金)、日本協会で行われた設立の主旨や具体的内容の説明会には、森喜朗会長をはじめ、国際ラグビー連盟(IRB)やアジアラグビー連盟(ARFU)の役員・関係者なども参加、ARI設立の趣旨である、「アジアラグビーの発展は、ラグビーを世界に普及させる」という理念のもと、アジアの各ユニオンが連携して、アジアラグビーの普及と競技力向上を図ることを目的すること、また、ARIは、アジアにおける人材、ネットワーク、ナレッジの育成・共有を促進させ、世界のラグビーに貢献する。そのための具体的な諸事業を、アジアラグビー関係者だけでなく、他分野・他競技との連携も含めて展開していく方針などが確認されました。

今後は年度内に「アジアスタッフ会議」を開催、アジア各国に設立に賛同いただき調印式を行います。また、「アジアラグビー学会」を開催、さらにコーチング・レフェリー・マネジメント等の諸会議の開催なども提案していきます。そして、アジア各国の選手で構成する「アジアン・バーバリアンズ」の発足とマッチメイクに向けた準備に入ります。

併せて、国立スポーツ科学センター(JISS)と連携、国際競技力向上情報をアジア地域へ発信することなどについても検討していく予定です。
今後、ARIの活動は多方面と連携・拡大していく予定であり、随時、情報を提供していきます。

追:10月14日に行われた説明会に先立ち、関係者はARIの機能の一部を視察、JISSのゲーム分析機器も導入されたARIのゲーム分析には大いに興味を示していました