rwc2011

 

5月9日(月)アイルランド時間午前8時、日本ラグビーフットボール協会の真下昇専務理事は、徳増浩司事務局長代理とともにダブリンにあるIRB本部に、マイク・ミラー事務局長を訪れ、ラグビーワールドカップ2011日本招致の入札文書(テンダードキュメント)を正式に提出しました。

これは日本が2011年のラグビーワールドカップ開催地としての十分な資格要件を備えていることを立証するとともに、アジアを中心にした今後のラグビーの世界的な普及発展への展望と意気込みを客観的にまとめたものです。

IRBの委託を受けてラグビーワールドカップの運営を行うラグビーワールドカップリミテッド(RWCL)はこの入札文書を受け取ったあと、直ちに検討に入り、本年6月には入札文書の内容精査のための視察に来日する予定です。

同じく2011年大会の招致に立候補している南アフリカとニュージーランドも、5月13日締め切りの入札文書提出後、日本同様に提出文書の視察を受けることになり、開催地の決定と発表は本年11月18日に予定されているIRB理事会で行われます。

◎日比野弘・2011ラグビーワールドカップ日本招致委員長(日本ラグビーフットボール協会会長代行)
「日本ラグビーフットボール協会として、2011年ラグビーワールドカップ招致の入札文書を真下 昇専務理事が直接IRB本部へ提出したことを受けて、日本ラグビーの悲願でありますラグビーワールドカップ招致が実現できるよう心から願っております。さらにこれを機に11月の招致決定に至るまで最善の努力をしていく所存です」

◎真下昇・2011ラグビーワールドカップ日本招致実行委員長(日本ラグビーフットボール協会専務理事)
「昨年12月2日に、IRBから200ページにもわたる膨大な入札文書概要を受け取ってから、和訳・英訳作業も含め、本日まで招致委員会・招致実行委員会のメンバーがグループに分かれ担当し、全力でこの入札文書作成に取り組んできました。入札文書の作成にあたり文部科学省をはじめ関係省庁、関係各位にも大変尽力いただいたことに対し、心から御礼申し上げます。ワールドカップ日本開催が実現すれば、我が国のラグビーが飛躍的に発展するばかりでなく、アジア地域を中心としたラグビーのグローバル化に大きく貢献できるものと信じています。私たちが2011ラグビーワールドカップを開催したいという強い意思と情熱をこの入札文書から読み取っていただけるものと確信しています」