12月9日(木)

いよいよ出発日です。朝、まだ暗い中から1時間程度汗を流しました。荷物をまとめた11時には宿舎を出ました。この間、大阪体育大学の方々には大変お世話になりました。宿舎、グラウンドの確保、そして食事等々、多方面でお世話になりました。ありがとうございました。

出発前に関西空港で壮行会をしていただきました。「アジアの方々と交流を深め、一回りも二回りも大きくなって帰ってきて欲しいと思います」「このメンバーでアジア2連覇してきてください」と、関係の方々から激励のお言葉を頂き、さらに気持ちも引き締まってきました。

選手たちは、監督から紹介されるとともに、一言ずつ述べました。
「アジア2連覇に向けて頑張ります」、「優勝して帰ってきます」、「チームに貢献できるように頑張ります」等々、各自思いを語ってもらいました。なかには、「大学生なので、日ごろの生活も見本になるよう頑張ります」という言葉もありました。これは監督がいつも「日頃からの生活をきちっとやらなければいけない」「それが必ず試合に出る」という考えが浸透している現れだと感じました。そして、猿田キャプテンが「日本代表というプライドを持って闘ってきたいと思います」と力強く決意表明をしてくれました。

昆明へ向けて、アジア2連覇へ向けて、いよいよ出発しました。

12月8日(水)

国内の慣れた環境で練習ができるのも今日が最後です。午前中は「しかけ」と「しとめ」の「しとめ」を大事にプレーすることを重点的に行いました。午後はチームランを中心に行いました。

明日からはかなり環境が変わってきます。日本では当たり前のことも中国に行くと困難になることがたくさん出てくると思います。変化した環境に早く対応していけるというのも選手に必要な能力の一つです。

この2日半の合宿、多くの方々が応援・練習のお手伝いをしてくださいました。多くの方々に支えていただいて本当に感謝をしています。応援してくださっている人たちのためにも良い結果を残せてこれたらと思います。

12月7日(火)

朝型の身体にしていくために、今日は午前中にみっちり3時間練習を行いました。

ユースの課題としている「ディフェンス」、そして「コンタクト・継続プレー」を中心に行いました。最後にバテた状態の時にどれだけ「しかけ」ていけるか。そこを大事に行いました。人工芝のグラウンドを一面使わせていただき、とても恵まれた環境の中で練習をさせていただいています。

午後は4グループに分け、30分JOG、その後、フォワード/バックスに分かれて、フォワードはラインアウト、バックスはラインの練習を行いました。

夜はドクターよりドーピングについての講義がありました。こういったミーティングも経て、少しずつ「代表選手である」という意識が高まっているように思います。

12月6日(月)

大学生10名、高校生13名というメンバーで構成されたU19 JAPANが集結しました。

直前合宿所である大阪体育大学に到着してホッとする間もなく練習開始です。すぐにハードな練習に入っていきました。これは、苦しい状況に追い込まれてもミスをせず、正確にプレーをするためです。

一週間後には大会はもう始まっています。猿田キャプテン・朝見バイスキャプテンを中心に、早く一つの"チーム"になっていかなければなりません。今大会の目的"Must Win!"-U19アジア大会2連覇に向けて始動しました。

◎石塚監督コメント
「中国(昆明)が高地であるということを意識して、ウォーミングアップ後すぐにキツイ練習の中でどれだけ精度を上げることができるかということを重点的に行いました。
キックオフがすべて午前中であるということで、午前中練習を3時間にして、朝方の身体にしていきます。2週間でチームを作り上げ、優勝するには、チームで心を一つにすること。そのためにチームの約束事を守るということを徹底しました」