10月31日(日)、香港で開催された第36回アジアラグビー協会理事会にて、日本ラグビーフットボール協会・真下昇専務理事が「2011ラグビーワールドカップ日本招致」の計画説明をしたところ、アジア協会として満場一致でワールドカップの日本招致を支援することを可決。近日中にアジア協会のダンカン会長がIRBのシド・ミラー会長に書面で報告することになりました。

◎真下専務理事のコメント
「世界の人口の60%を占めるといわれているアジア地域は、今後のIRBのラグビーのグローバリゼーションの観点からも大変重要な地域である。その近隣諸国から本日、満場一致でサポートを受けたことは、私たちにとって大変励みになった。『アジア初のワールドカップ開催』に向けて、各国協会から暖かい支援の言葉をいただき、とても勇気づけられた思いである」

◎ピーター・ダンカン会長のコメント
「ラグビーをグローバル化しようとする日本協会のワールドカップ開催提案に心から賛同したい。日本は、1969年に創設されたアジアラグビー協会の創設3か国(日本、香港、タイ)のひとつであるが、そのアジア協会の一員である日本がラグビーの最高峰であるワールドカップの開催にチャレンジすることは、私たちアジアの誇りでもある。この35年間にアジア協会も準加盟国を入れると20か国になるまで成長した。日本協会の手腕に期待したい」

なお、本日の理事会にて、アジア協会事務局長として、ジェイミー・スコット氏、会計役にデルモット・アグニュー氏(ともに香港協会)が再選され、アジア大会ごとに持ち回りの新会長にモハン・バラスリヤ氏(スリランカ協会会長)=2006年アジア大会開催協会=、副会長にハン・ジュン・ダエ氏(韓国協会会長)=2008年アジア大会開催協会=がそれぞれ就任しました。