去る平成16年5月1～3日、静岡県磐田市のヤマハ発動機株式会社のラグビー専用グラウンドにて、聴覚障害者ラグビーの強化合宿を予定通り開催しました。今回の強化合宿は以下に挙げることを目的として取り組みました。 2005年聴覚障害者ラグビーW杯に向けた、日本聴覚障害者ラグビークラブの統一チーム「オールクワイエットタイフーン」の強化合宿。 日本国内の聴覚障害者及びその関係者がラグビー競技に親しみ、競技力向上と地域へ同競技の振興と普及を図り、聴覚障害者とその関係者における生活の質の向上に寄与する。 その中でも技術的な面においては、スクラムの安定化とディフェンス(個人のタックルから組織ディフェンス)の強化を目的として取り組みました。合宿当日は、NPO法人「静岡東部ラグビーコミュニティ」をはじめとする、静岡県内のラグビークラブのご協力もあり、実践的な練習に取り組むことができました。また、静岡県内のラグビーチームと深く交流を図ることができたことは大変喜ばしく思いました。本当にありがとうございます。 今回の合宿を開催するにあたり、日本協会、関西協会、静岡県内のラグビークラブチーム、そしてヤマハ発動機ラグビー部には、格別のご配慮を頂き、本当にありがとうございました。改めて御礼を申し上げます。日本で聴覚障害者ラグビーを立ち上げて、今年で10年を迎えます。我々は技術的にはまだまだ未熟な面がありますが、色々な意味での世界一の聴覚障害者ラガーマンを目指して活動しております。そのためにも多くの方々へのご理解と、各地域への普及も含めて、活発な活動を繰り広げていきたいと思っておりますので、今後ともご支援、ご指導の程、よろしくお願い申し上げます。 課題のスクラムの強化 NPO法人「静岡東部ラグビーコミュニティ」をはじめとする、静岡県内のラグビークラブとのゲーム ゲーム後、NPO法人「静岡東部ラグビーコミュニティ」など、静岡県内のラグビークラブの方とバーベキュー交流会
