2月8日に愛知・瑞穂公園ラグビー場で行われた第52回日本ラグビーフットボール選手権大会 1回戦、慶應義塾大学 対 神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦での、神戸製鋼コベルコスティーラーズ所属、谷口到選手の危険なプレーに対し、第52回日本ラグビーフットボール選手権大会実施要項に基づき、懲罰会議にて検証審議を行い、その結果を公益財団法人日本ラグビーフットボール協会規律委員会(委員長 矢部達三)に上申し、下記の通り処分が決定いたしましたのでお知らせします。

■競技規則・規律違反の内容と処分

該当選手 谷口到選手(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)
違反 危険なプレー(競技規則第10条4-e)
後半37分、慶應義塾大学の選手に対して危険なタックル
※ジャパンラグビー トップリーグ2014-2015 セカンドステージ第3節、第4節の出場停止処分からの復帰後、再度、一時的退出(シンビン)を受けたため懲罰委員会を開催し、追加的懲罰を決定した。

処分内容 公式戦1試合の試合出場停止
※出場停止対象試合:第52回日本ラグビーフットボール選手権大会2回戦(2月15日)を出場停止とする

■参考 第52回日本ラグビーフットボール選手権大会 実施要項 懲罰のガイドライン(抜粋)

[1]イエローカード
 A.同一試合で同一プレーヤーが、2枚イエローカードを宣告された場合
 B.シーズン中に3枚目(累積)のイエローカードを宣告された場合

[2]レッドカード

[3]出場停止処分からの復帰後、再度、一時的退出(シンビン)または退場処分を受けた場合

[4]その他の場合
・マッチオフィシャルへの不当な行為についても、マッチコミッショナーからの報告により、日本協会は懲罰会議を開催し、制裁を科すことができる。
・懲罰会議は、プレーヤーに対して、以下に該当する場合は、上記による処分に加えて追加的処分を下すことも、新たに独自に制裁を課すこともできる。
 (1)日本協会のジュディシャル・パネルが指名したサイティング・コミッショナーよりレッドカード相当の不正なプレーが報告されたとき
 ※チームから日本協会に対して試合終了後12時間以内に申告があった場合、かつサイティング・コミッショナーがレッドカード相当のプレーと判断すれば、上記同様の扱いとする。
 ※ワールドラグビー競技規則第10条に準ずる。
 (2)プレーヤーがレッドカードによる退場処分を受けたとき
 (3)日本協会またはラグビー競技に不利益をもたらす行動、態度もしくは行為をとったとき
 (4)日本協会またはラグビー競技または個人の名誉を汚したとき