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東海大学の木村監督と林キャプテン |
東海大学
○木村季由監督
「セカンドステージで、同志社大学や立命館大学と戦って、チームとしてやるべきことが徹底され、チーム力がまとまってきました。早稲田大学という素晴らしい相手に恵まれましたが、その相手にしっかりタックルでき、レベルが上がってきたと思います。目標はまだ先なので、次に向けて頑張りたいと思います」
──公式戦で早稲田大学に初めて勝利し、ファイナルステージ準決勝進出を決めたことについての感想は?
「特別な感情は持たない方が良いとキャプテンからたしなめられました。早稲田大学は色々な意味で大きな目標で特別な存在でしたが、過大過小評価することなく力を出せました」
──前半遅かったブレイクダウンについて、後半は良くなったが?
「その部分での相手の圧力は想定していました。SHにプレッシャーがかかる場面は、SHの問題ではなく、ブレイクダウンの質の問題です」
──リーグ戦後半から調子が上がってこれまで勝ってきたが、今後に向けては?
「大学選手権にチームのピークを持っていくことができました。リーグ戦では課題がありましたが、後半にピークを出せ、選手たちの取り組みが良かった。プレッシャーの中で自分たちの強みを相手にぶつけられるかが課題ですが、共通認識を高めながら徹底してやっていきたいです」
○林 大成キャプテン
「試合の80分間を通してアタックできる時間はほとんどありませんでしたが、早稲田大学という素晴らしい相手にロースコアで勝利を得ることができました」
──早稲田大学のFB藤田慶和選手を走らせませんでした。4年生のCTB2人で、どのような意識だったのか?
「早稲田大学は、ワイドに走らせてきますが、見極めよくディフェンスし、集中力があったので大きくずらされることがありませんでした。また、フィジカルには自信を持っていました」
──今後に向けては?
「自分たちの形が出せるよう、短い準備期間内でやっていきたいです」
──公式戦で初めて早稲田大学に勝った印象は?
「出場選手23人が、早稲田大学に勝ったことを部の歴史に刻むことができました。小さい頃から強いイメージがありますが、それ以上にあまり意識しないように努めました。皆と初勝利の喜びを共にできるという嬉しさよりも、勝ってまた先に進めるという気持ちが強いです」
──後半リードしてからの最後の5分間は、どのように臨んだか?
「攻めの気持ちを忘れず、自陣ではリスクのあるプレーはしないよう臨みました」 |