公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長・森喜朗、東京都港区)と、神奈川県並びに小田原市の3者は、ラグビー日本代表が小田原市の城山陸上競技場(2017年3月改修終了予定)で合宿を継続的に実施すること、また、日本ラグビーフットボール協会と神奈川県並びに小田原市が相互に協力し、ラグビーワールドカップ2019(RWC2019)の成功に向けた取り組みを行っていくことなどに関する基本合意書を締結しましたので、お知らせいたします。
今回の基本合意書の締結により、日本ラグビーフットボール協会は、RWC2019の開催都市でもある神奈川県内におけるラグビーワールドカップの周知活動、日本代表の活動、交流を通した神奈川県民、および小田原市民へのラグビー競技の普及に取り組んでまいります。

■日本ラグビーフットボール協会、神奈川県、小田原市による基本合意書締結に関するコメント

■(公財)日本ラグビーフットボール協会 専務理事  矢部 達三

「この度、神奈川県及び小田原市の皆さま方にご協力をいただき、神奈川県小田原市にあります城山陸上競技場を、日本代表の合宿地とすることで基本合意いたしました。小田原市は首都圏に近いこと、温暖な気候であること、選手たちが集まりやすいなど、素晴らしい環境が整っております。15人制の代表に限らず、セブンズやU20、高校代表など、様々な代表チームがこれからお世話になりますが、各代表がそれぞれの目標に向かって活躍してくれることを期待しています。今年行われますラグビーワールドカップイングランド大会ではベスト8を目標に現在も合宿を行っています。今後は、神奈川県、小田原市、ラグビー協会の3者が一体となって2019年のラグビーワールドカップ日本大会の成功に向けて日本ラグビー界を盛り上げていきたいと思います」

■神奈川県知事  黒岩 祐治

「小田原市の加藤市長、日本ラグビー協会の矢部専務理事にお越しいただき、ラグビー振興に向けて基本合意できたことを、大変嬉しく思っています。神奈川県は横浜市とともに、ラグビーワールドカップ2019の開催都市のひとつに選ばれました。これからはラグビー気運を高め、ラグビーワールドカップ2019の周知活動などに3者が連携し、全力で役割を果たしていきたいと考えています」

■小田原市長   加藤 憲一

「神奈川県の黒岩知事、日本ラグビーフットボール協会の矢部専務理事とともに、基本合意書の締結式を開催することができ、本当に嬉しい限りです。ラグビー日本代表の合宿の実施は、小田原市のスポーツ振興だけでなく、都市セールスや地域活性化に大きく寄与するものです。今後は3者で連携しながら、小田原市での合宿の実施や2019年のラグビーワールドカップの成功に向けた取り組みを進めていきたいと思います」