現地時間7月18日(土)にアメリカ・サンノゼで行われた日本代表の「ワールドラグビー パシフィック・ネーションズカップ2015」第1戦 対カナダ代表の試合後ヘッドコーチ、キャプテンらのコメントをお知らせします。

 

■エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ

「今日の試合でもっとも良かったのは、選手の姿勢。フィジカルな相手は久々だったが、ハードワークする姿勢やディフェンスも良かった。アタックは2回ほどトライできるところで、できなかったところがあったが、多くの選手に出場機会を与えられ、ほとんどの選手のパフォーマンスも良かった。去年のカナダ代表戦では薄氷の勝利だったが、今年は明らかに日本代表の方が上だった」

■五郎丸歩ゲームキャプテン

「去年のパシフィック・ネーションズカップ(PNC)のイメージを持って試合に入ったが、カナダのメンバーが変わっていることや、自分たちのフィジカルが強くなっていることもあり、PNC初戦にしては非常にいい試合だった。去年は前半でずいぶん差をあけられてしまったので、最初の20分はフィジカルにいこうと話をしていた。今日はセットピースが良かったので、キックを多用するような感じではなかった」

■廣瀬俊朗選手

「(負傷交替によって)このような長い出場時間は久しぶりだったが、自分にとっては良かった。自分の出来が良かったかはわからないが、6月にハードなトレーニングをしてきたので、やれることをやった。みんな移動やここまでの疲労などもあり、100%の状態ではない中でゲームフィットネスがこれだけあったのは、良い準備ができていたからだと思う」

■藤田慶和選手

「(トライの場面は)練習でもコミュニケーションが取れていたので、感じるものがあってトライまでいけた。ただ、ディフェンスは春から日本代表でやってきたことを思い返して、もう一度整理してしっかり取り組み、次の試合に向けて修正していきたい」

■堀江翔太選手

「久しぶりの試合にしては動くことができた。チームは連携部分などを修正しなくてはいけない。自分としての課題はもう少し、しっかりとタックルをしてディフェンスを修正していくこと。これからゲーム慣れしていくと思うのでもっと良くなる」

■松島幸太朗選手

「久しぶりに日本代表の試合に出て、コミュニケーションも多く取れたので自分としては60-70点くらいの出来だった。ボールをノックオンしてしまったり、もう少し細かいコミュニケーションをもっと取れれば良かったと思う。今日はチャンスが少なかったので、自分がボールを持って行ってトライに繋げることができたのは良かった」

■ティム・ベネット選手

「この数ヶ月一緒に練習してきたチームメイトと試合に臨み、勝利も勝ち取った。初キャップというのはその勝利について来たおまけのようなものだが、非常に嬉しい。テストマッチはフィジカルでスピードが速いと感じた。自分が出た最後の20分はディフェンスにまわることが多かったが、すぐ試合に入ることができた。次の出場機会も待ち遠しい」