6月8日に東京・秩父宮ラグビー場で行われた、セブンズ(7人制ラグビー)の日本一を決める「ジャパンセブンズ2014」の試合結果をお知らせします。

■試合結果(男子)

カップトーナメント優勝 リコーブラックラムズ
コンソレーション優勝  東芝ブレイブルーパス

■試合結果(女子)

優勝 Rugirl-7

サンプラザ中野くん スペシャルライブ
(c)JRFU 2014, photo by RJP H.Nagaoka

パレード
(c)JRFU 2014, photo by RJP H.Nagaoka

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(c)JRFU 2014, photo by RJP H.Nagaoka

女子優勝 Rugirl-7
(c)JRFU 2014, photo by RJP H.Nagaoka

男子カップトーナメント優勝 リコーブラックラムズ
(c)JRFU 2014, photo by RJP H.Nagaoka

■サンプラザ中野くん コメント

「セブンズという競技があることは知っていましたが、このような大会が開かれるほどのものだとは思いませんでした。今日観戦させていただいて、面白いなと思いました。
短い時間の中で走りまくるところやタックルが魅力ですね。スピード感と当たりの激しさにしびれました。広いフィールドを走り回るということで、(選手入場曲に)「Runner」を選んでいただいてぴったりだと思いました。
セブンズは日本人の体格に向いていると感じました。2016年のリオデジャネイロオリンピックから男女ともに正式競技になったということで、ぜひ表彰台を目指していただきたいと思います。そして2020年の東京オリンピックでは、表彰台の真ん中に立っていただきたいです。私も応援させていただきます」

■リコーブラックラムズ 会見レポート

武川セブンズヘッドコーチ

「雨の中、リコーを応援して下さってありがとうございました。選手が頑張ってくれました。4月に一生懸命に走って、今日は基本プレーを出そうと臨みました。昨年度に続いて優勝できてよかったです」

───リコーのセブンズに勝つノウハウは?

「去年とは違います。時期も少し去年の方が早かったですし。全員、春シーズンはディフェンスとコンディション作りを中心にやるのが、今年のチームのポリシーでしたので。他のチームも特化した練習はしていないと思いますし、結果はついてくればよいなと」

───賞金の使い道は?

「実際、考えていませんでした。チームに持ち帰って検討します」

神尾卓志キャプテン

「チームとしてセブンズの練習は少ししかできなかったのですが、今までやってきたことを全部出して戦おうと臨みました。2連覇にチャレンジできるのはうちだけだと臨み、優勝できたのは良かったと思います。セブンズと言わず、春の練習にフォーカスしてやっていけば勝てるのではという思いは、皆あったと思います」

───1日4試合でフィットネスは?

「日頃からリカバリーとストレングスについて、ヘッドコーチと監督から指導があり、一人一人が意識高く準備できたと思います。いつもやっているアイシングやサプリメントをスタッフにやっていただいたのがありがたかったです」

───決勝は帝京大学相手だったが?

「あまり意識せず、自分たちのことをやろうと。帝京さんは一人一人がすごいプレーヤーで、身体が強く、スピードがあってフレッシュで勢いがありました。うちもディフェンスが崩された場面がありました。時間が経過して疲れてきて、コミュニケーション不足で抜かれました。強いチームだと感じました」

MVP コリン・ポーク選手

「セブンズの練習はチームとしてほとんどできなかったのですが、チャンスを狙っていました。15人制より、ディフェンスとコンディションにフォーカスしていました。今日の結果で、ディフェンスも良かったことが証明できたと思います」

───セブンズの練習は少なかったそうだが?

「特化した練習は0回で、毎年、フィットネスとコンディション作りを重視して4月から5月に走り込んでいますが、結果的に、それが良かったと思います」

───NZでのセブンズ経験は?

「8年前、19歳の頃ニュージーランドセブンズ代表でした。ちょっと年齢も上がりました。同じくニュージーランドセブンズ代表だったロイと一緒に少しだけアドバイスしました。セブンズはディフェンスが重要で、疲れてくると頭が下がって抜かれるので、フィットネスも必要です」


左から武川セブンズヘッドコーチ、神尾キャプテン、MVPボーク選手