10月11日にイングランド・キングスホルムスタジアムで行われた日本代表対アメリカ代表戦の試合後ヘッドコーチ、キャプテンらのコメントをお知らせします。

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■エディー・ジョーンズヘッドコーチ

「今日の試合は、選手たちの試合だった。チームはとても成長した。大会4戦で3勝という成績はこれまでのチームのハードワークの結果。この日本代表のように、日本人ではない人たちが国旗を振って応援してくれるチームになることは、なかなかできることではない。日本の子供たちにとって、選手たちがヒーローになった」

 

■リーチ マイケルキャプテン

「決勝トーナメントにいけないとわかったあと、チームのモチベーションになったのは自分たち日本ラグビーのプライド。世界にどれだけ日本ラグビーが素晴らしいか見せようという話をしていた。この4年間で、ラグビーワールドカップの決勝トーナメントに進むという目標は達成できなかったが、この後、2019年の日本開催にどうつなげていくのかが大切だと選手たちと試合後に話をした。今日の試合は勝ってよかった。もうそれだけ」

 

■五郎丸歩選手

「決勝トーナメントに行きたかった。その悔しさで達成感はない。今回3勝できたからといって、次にベスト8に入れるような甘い世界ではない。歴史を変えるために、この4年間に日本代表に関わってきた選手、スタッフはみんな必要な存在だった。チームを離れてみんなと別々になると思うと、寂しさを感じる」

 

■アマナキ・レレイ・マフィ選手

「この大会で、歴史をいくつも変えることができたことはとても嬉しい。最高の気持ち。日本ラグビーに貢献できたことも、とても嬉しい。テレビでしか見たことのなかった選手や、いろいろな国の様々な選手と試合をすることができ、世界に向けて自分のパフォーマンスをアピールすることもできた。素晴らしい大会だった」

 

■松島幸太朗選手

「トライができたのは、チームの勢いに乗ることができたから。ラグビーワールドカップに4試合出ることができ、自分の力を出し切ることができた。チームの目標であるベスト8は達成できなかったが、3勝できたことで日本の未来につながる大会になったので、次はベスト8より上を目指したい」

 

■藤田慶和選手

「今日は緊張せずに、いつも通りに試合に入ることができた。チャンスだと思って入ったモールでトライすることができたが、これはFWのトライ。この大会で決勝トーナメントに進むという目標を達成できなかったが、3勝したことで日本でも世界からも日本ラグビーをリスペクトしてもらうことができた。これを2019年のラグビーワールドカップ日本開催につなげていきたい」