●6月7日(月)

日本A代表、無事帰国

  取材陣の質問に応える薫田監督
取材陣の質問に応える薫田監督

7日、スペイン・マドリッドを夕方4時ごろに出発し、経由地のアムステルダムを発ったのが現地時間 9時。日本に16時に到着という、過密なスケジュールで、無事、日本A代表が帰国いたしました。

本遠征では、スコットランドXV戦をターゲットに、日本選抜として、3戦戦ってまいりました。ターゲットのスコットランドXV戦では残念ながら、一歩およばなかったですが、短い準備期間の中、薫田監督を中心に、選手たち、そしてスタッフが勝利のため、一丸となって戦い、内容を残せたことが、日本ラグビーにとって、大きな経験と財産となったことは間違いありません。

2015年、19年のワールドカップに向けての若手の強化として行った遠征でしたが、選手たちは、来年2011年のワールドカップも狙っています。現在の日本代表選手達と共に、レベルアップを図っていければと思っております。今後の選手達にご期待ください!

遠征中、熱いご声援、ありがとうございました。

◎薫田真広監督
「短い準備期間の中、選手達はよく戦ってくれました。2015年のワールドカップをターゲットに戦ってきましたが、来年の2011年でも十分に勝負できる選手たちであり、選手たちもまた、2011年のワールドカップに出場したいという強い気持ちを持っています。今回の遠征では、3試合という少ない試合数ですが、今後も、まだまだ、国際経験を積み、世界のスピード、フィジカルに対応できるようになり、自信をつけていかなくてはいけないと感じました。最後に、合宿や本遠征にご協力いただきました関係者の皆様、そして、選手を派遣していただいたチームに感謝申し上げます」

◎入江順和キャプテン
「キャプテンを務めましたが、FW、BKリーダーを中心に、自分たちのチームでもリーダーを務めているような若手の選手など、みんなが積極的に試合に向けて気持ちを盛り上げてくれ、キャプテンという立場でしたが、みんなに支えられ、みんなと共に強い気持ちで戦うことができました。試合では、相手の激しいアタックを予想して、ディフェンスを中心に練習してきたおかげで、試合には強気で臨むことができました。3週間という短い期間でしたが、チーム全員、来年2011年のワールドカップ出場も狙い、一丸となって戦うことができて、”チーム”になることができました。今回の遠征で、選手達は自信をつけることができたと思います。最後に日本からご声援いただきました皆さんに感謝いたします」

取材対応する山神コーチ   左から入江キャプテン・飯島選手・築城選手
取材対応する山神コーチ 左から入江キャプテン・飯島選手・築城選手

●6月5日(土)

スペイン戦
スペイン戦

この試合でも激しい試合を行いました   試合後のアフターマッチファンクション
この試合でも激しい試合を行いました 試合後のアフターマッチファンクション

入江キャプテンが代表してネクタイの交換
入江キャプテンが代表してネクタイの交換

アフターマッチファンクションにて   上野団長からの挨拶
アフターマッチファンクションにて 上野団長からの挨拶

●6月4日(金)

今日も快晴。気温は30度近くまで上昇しています。
午前中、チームミーティングにて、スペイン戦に向けた全選手のフェイズあわせを行いました。スコットランド戦のレビューから、課題を抽出し、戦術、戦法についてディフェンスを中心に確認しました。

11:30より、場所を試合会場に移し、ユニットに分かれてのスキルトレーニング。フォワードはラインアウトとスクラム、バックスはアタックオプションについて確認しました。
選手のコンディショニングは、上々。このツアーの最終戦に向けて、選手の気合は高まっています。

●6月3日(木)

本日、午前中はミーティングを行いました。その後、地元メディア主催の記者会見が行われ、この試合に対する周囲の関心の高さを感じました。

午後は試合会場へ移動し、2時間程の練習をおこないました。バリャドリードはエジンバラと気候が異なり、気温が30度近くに達し、暑い日差しの中でのトレーニングになりました。このような環境の変化の中でも、選手たちは元気に身体を動すことができており、コンディションは上々のようでした。
夜は地元協会の方から紹介頂いたスペイン料理店にてチームディナーを行い、本場のスペイン料理を十分に堪能し最後の試合に向けて英気を養うことができました。

スペインとの最終戦試合会場
スペインとの最終戦試合会場

快晴のなか体を動かしました
快晴のなか体を動かしました

まずは十分なストレッチを行います
まずは十分なストレッチを行います

最後の試合に向けて体を準備します
最後の試合に向けて体を準備します

●6月2日(水)

昨夜の激戦から一夜明け、本日スペインへ移動しました。

午前中、スタートメンバーはプールリカバリー、リザーブ、メンバー外はホテルの前の公園にて身体を動かし、コンディションを整えました。
午後はエジンバラ空港からロンドンシティー空港を経由してマドリードへ移動しました。マドリード空港からはバスで試合会場のあるバリャドリードへ移動し、ホテルへは深夜の到着となりました。選手はチェックインを済ませた後、すぐに部屋に入り、明日からのトレーニングに備えました。

1日をかけてスペインへ移動
1日をかけてスペインへ移動

●6月1日(火)

待ちに待った日が来ました。
この遠征の最大のターゲットであるスコッランドXVとのゲームが聖地マレーフィールドにて行われました。(19時キックオフ)

日本は開始早々スコットランドに先制トライを許すもその後は厳しいデフェンスで相手にプレッシャーをかけミスを誘います。日本は前半2本のPGと2本のDGを外してしまいなかなか追撃がなりません。

後半も立ち上がり相手に先制点を許すも次第に攻撃のリズムを取戻し、再三敵陣に攻め込みます。終了間際にFL金選手がゴール前ラックから飛び込み一矢を報います。しかし、このままノーサイドとなり5-24で試合終了となりました。
敗れはしましたが果敢な日本のタックルにスタンドからは賞賛が送られていました。

●5月31日(月)

いよいよ決戦を明日に控えメンバーも発表され、選手も気合いが入って来ました。
本日もロイヤルハイスクールのグラウンドにて、ユニットの確認を中心に練習を行いました。FWはキックオフ、ラインアウト、スクラムのセットプレーを、BKはアタックオプションを中心に確認しました。

夕方からはスコットランドラグビーの聖地、マレーフィールドでキャプテンズランを行いグラウンド、ロッカー等を確認し、チームランを行いました。選手の気持ちも明日の試合に向けて高まっていました。

ラインアウトの確認
ラインアウトの確認

マレーフィールドにてチームラン
マレーフィールドにてチームラン

●5月30日(日)

本日はロイヤルハイスクールにて試合を想定した細かなシチュエーションでのアタックオプション、ディフェンスシステムの確認を行いました。いよいよスコットランドXV との大一番が近づいてきました。選手の意気込み、顔つきも変わり練習に緊張感が漂います。上野団長からも練習前に檄が飛び選手、スタッフも気合が入りました。

午後はミーティングでスコットランドの分析を行い相手の強み、弱みを理解し戦い方の確認を行いました。このミーティングの前に負傷のため帰国しなければならなくなった金井選手から挨拶があり「自分の無念をぜひ皆の力で晴らしてほしい。素晴らしいチームなので自信を持って戦いに臨んでほしい。そして勝って下さい」と、チームに対するメッセージを頂きました。選手一同、金井選手の分まで頑張る決意を改めて固めていました。

エディンバラ   スコットランド戦へ向けての分析を確認
エディンバラ スコットランド戦へ向けての分析を確認

スローイングの秘密特訓   試合への戦術の確認
スローイングの秘密特訓 試合への戦術の確認

試合まであとわずか。チームにも厳しさが漂います
試合まであとわずか。チームにも厳しさが漂います

●5月29日(土)

本日はこの遠征初の休日となりました。
選手全員でエジンバラ城へ行きエジンバラ市内を一望できる素晴らしい景観を堪能しました。エジンバラは街じたいがユネスコ世界遺産に指定させているだけあり、どこを切り取っても絵葉書のようで選手は歴史と伝統を肌で感じていたようでした。

選手はそれぞれマレーフィールドのセブンズを観戦したり、街を散策したりと自由に楽しんでいました。また明日からは6月1日のゲームに向け気持ちを切り替えていきます。

エディバラの街を探索
エディバラの街を探索

歴史を感じさせる建物があちこちにあります
歴史を感じさせる建物があちこちにあります

●5月28日(金)

本日は昨日に続きミーティングを午前中に行いディフェンスの確認をしました。その後場所をホテル前の公園に移し、動きながら、ミーティングでの内容を再度確認しました。

午後はロイヤルハイスクールにてアタックのオプション、ディフェンスの確認を行いました。コンタクトを交えハードなトレーニングを行いましたが、試合を前にして選手たちは気合の入ったセッションを行い、充実した練習を終えることができました。
夕刻にはエジンバラ総領事公邸に招待され日本食の夕食を提供していただきました。選手は久しぶりの日本食を堪能し、英気を養いました。田良原総領事の歓迎を受け、上野団長からお礼の言葉があり、入江主将からサイン入りのゲームジャージーとツアータイがプレゼントされました。邦人の方との久しぶりの交流に選手もリラックスし、しばし楽しい時間を過ごしました。

五郎丸選手(左)・築城選手   動きの再確認
五郎丸選手(左)・築城選手 動きの再確認

在エディンバラ総領事館にて田良原総領事とスタッフ
在エディンバラ総領事館にて田良原総領事とスタッフ

●5月27日(木)

午前中、ミーティングで第一戦Currieとの試合のレビューを行い、コーチ陣が、アタック・ディフェンスの両面から良かった点・改善点を映像を使って解説しました。コーチ陣が試合のビデオからポイントとなる場面を切り取ることで、選手たちへそれらの点を分かりやすく伝えることができました。また、この資料作成にコーチ陣は夜を徹して取り組んでいました。一方選手も真剣な表情で聞き入り第二戦のスコットランドXV戦に向けて気持ちを入れ替えており、コーチングスタッフと熱心な討議が行われました。

午後はロイヤルハイスクールにて、午前のミーティングを踏まえたアタックオプションの確認、ディフェンスの確認などを行いました。
これまで好天に恵まれていましたが、練習の後半には急に天気が崩れ気温も下がり、雨や雹(ひょう)まで降りスコッランドの天候の洗礼を受けましたが、選手は声を掛け合い、最後まで集中した練習が展開されました。

第1戦を踏まえて戦術・プレーの確認
第1戦を踏まえて戦術・プレーの確認

まずは1対1から   スキルチェック
まずは1対1から スキルチェック

スコットランドに負けない厳しいスクラムを   スコットランド戦へ向けて、さらにチームの結束を高めます
スコットランドに負けない厳しいスクラムを スコットランド戦へ向けて、さらにチームの結束を高めます

●5月26日(水)

昨日の勝利で心地よく目覚めたメンバーは朝食後、プールリカバリーでコンディションを整えました。昼食はホテル内のテラスでバーベキュー、気持ちも体もリフレッシュ致しました。

夕方にはIRBセブンズのレセプションに招待され、古川、前田コーチ以下選手10名が参加しました。レセプション内でチームが紹介あり、その中で2019年のRugby World Cup 日本開催がアナウンスされ、お祝いと期待の言葉がIRB側からありました。

夕食はフリーとして選手はおのおの街に繰り出し、お店を探して食事を楽しみました。
本日はメンバー一同リフレッシュできた一日でした。
明日からはまたスイッチをオンにして、6月1日のゲームに向け練習に励みます。

スコットランドセブンズレセプションにて
スコットランドセブンズレセプションにて

ちょっと一息
ちょっと一息

●5月25日(火)

この遠征、初戦を迎えました。相手はスコットランドプレミアリーグ優勝チームのCurrie Club。フィジカル的に優れ、この対戦のため4人の選手を補強してきました。
JAPAN・SELECTはこの初戦に勝って弾みをつけたく、まずは先制点が欲しいなか、キックオフ後、すぐに五郎丸選手のPGで先制する幸先の良い展開となりました。7分、築城選手、10分、篠塚選手とたて続けにトライを重ねJAPAN SELECTが優勢に試合を進めます。
前半終了間際にはシオエリ選手がトライを決め、前半を25-3とリードして終えました。

後半に入るとCurrieは気持ちを切り替えたのか、前半以上に猛然と挑んできました。
後半開始後2分、CurrieのCTBにトライを許してしまいました。15分にはJAPAN SElECTのパスミスをインターセプトされてしまい25-17と追い上げられました。
しかし、ここから奮起したJAPAN SELECTは27分手塚選手、33分アンダーソンとたて続けにトライを挙げ試合を決定づけました。
今日の勝利は一人ひとりが当たり負けせず果敢に相手に挑んだ結果だと思います。JAPANの素晴らしいタックルに地元の観衆も称賛の声を上げていました。

本日のマン・オブ・ザ・マッチはFLの金選手。体を張ったひたむきなプレーでチームをリードしました。

◎薫田監督
「遠征前の準備期間を考えるとこの勝利は大きな価値がある。選手の頑張りを讃えたい。しかし、この結果に満足してはいけない。スコットランドXVとの戦いに向け、今後一層気持ちを引き締めて練習に取り組んでいきたい」

試合前のウォーミングアップ
試合前のウォーミングアップ

モールで力と力をぶつけあいました
モールで力と力をぶつけあいました

子どもも激しい試合を見つめています
子どもも激しい試合を見つめています

●5月24日(月)

いよいよ初戦を翌日に迎え、地元メディアも練習会場に訪れるなどスコットランドでの試合への関心の高まりが感じられます。
本日は練習会場をロイヤルハイスクールに変更し、ユニットを中心にコンタクト練習等を短い時間で集中して取り組みました。

午後は試合会場のCurrie Rugby Clubを視察し軽く身体を動かした後、グラウンドコンデション、ロッカーを確認しました。
初戦に向け選手の意気は高まってきています。明日の試合にご期待下さい。

スローイングの確認   古川コーチ・前田コーチ
スローイングの確認 古川コーチ・前田コーチ

●5月23日(日)

本日の練習は午前中、エジンバラ大学のエクササイズセンターをお借りしてジムセッションを行いました。素晴らしい施設をお借りする事ができ、改めてスコットランド協会のホスピタリティに感謝致します。

午後は選手のコンディショニングを考慮しフリータイムとしました。選手はエジンバラの街を散策するなど有効に時間を過ごしていました。
明日からは試合に備えてスイッチを切り替えて練習に取り組んでいきます。

●5月22日(土)

エジンバラに来てから今日まで天候に恵まれ、順調に調整は進んでいます。
本日は午前中、プレーヤーズミーティングでこれまでの確認を行い、午後のゲームに対する留意点、確認事項を話し合いました。

午後はフェテスカレッジのグラウンドにおいて、リエゾンのマーク氏が所属する地元のクラブチームBroughton Clubと30分3本の練習ゲームを行いました。
ゲームは日本Aチームが圧倒しましたがその中でチームとしてやるべき事を確認することができました。また、多くのプレーヤーが試合から遠ざかっていたため、試合勘を取戻す良い練習になりました。

薫田監督も「修正すべき点が見えた事が良かった。25日は選手全員に経験を積ませ6月1日に照準を合わせていきたい」と練習ゲームの感想を述べていました。
本日はロンドン在住のリコー堀様も日本食の差し入れを持って観戦に来て下さいました。夕食の食卓に早速並べさせて頂き、美味しく頂きました。
堀様ありがとうございました。御礼申し上げます。

●5月20日(木)

5月19日(水)に成田を出発し、アムステルダム経由で無事にエジンバラに到着することができました。

コンデショニングを整えるため、午前は滞在するホテル前の公園で基本的なスキルトレーニングを行いました。長時間のフライトでしたが、選手は疲れを見せず、高い意識でお互いに声を掛け合い元気に汗を流しました。

午後はホテルからバスで移動しフェテスカレッジのグラウンドでキックパターンの攻防を中心にチームスキルを行い戦術、戦法を確認しました。このカレッジは元イギリス首相ブレア氏の母校でありエジンバラの名門校で、緑が広がるキャンパスに選手・スタッフ一同感動し、充実した練習をすることができました。滞在期間中はこのグラウンドで練習させていただきます。エジンバラは古き良きスコットランドの趣を残す素晴らしい街で、多くの選手は街を散策しイギリスの文化を感じている様子でした。

午前は公園内で軽いスキルトレーニング
午前は公園内で軽いスキルトレーニング

長いフライトでも疲れを見せず笑顔で練習を行いました
長いフライトでも疲れを見せず笑顔で練習を行いました

ホッと一息(土井選手・中田選手)   カレッジでの練習
ホッと一息(土井選手・中田選手) 午後、カレッジでの練習

●5月19日(水)

いよいよ、スコットランドへ出発です。
急遽編成されたチームではありますが、チャレンジする相手は強敵であり、またとないターゲットでもあります。

「短期間で、満足なサポートができなかったと思いますが、全力で、100%の力を発揮してほしい。このチームは次のワールドカップを見据えた、編成だと思っています。高い希望を持って、戦ってください」と上野裕一団長より選手へ、短い言葉の中に凝縮された、この遠征の重要性が伝えられました。

アイスランドの火山の影響などが懸念される今遠征ですが、トップリーグや大学ラグビーで活躍する選手たちが、大きな経験と、素晴らしい結果を持って帰ってきてくれると、信じています。

◎薫田監督
「限られた時間だったが、最低限の準備はできた。この若い世代の選手たちが日本のラグビーを背負っていくことの責任を感じながら、未来への継続強化の一環として、今回の遠征を成功させたいと思います。昨日のU20日本代表勝利に続き、結果を求めながらも、選手たちには、数年後、代表同士で戦うであろう海外の同世代の選手たちのことを、身体をぶつけあって知る良い機会としても、このシリーズを生かしてもらいたい」

◎入江順和キャプテン
「準備期間は短かったですが、今回の遠征を『いい経験』だけでは終わらせないよう、スコットランドXVに対しても結果を残せるよう、チャレンジしていきたい。若い選手が多いので、最年長、そしてキャプテンに指名してもらった自分が、しっかり雰囲気を作っていきたいと思います。日本のファンの皆様も、どうぞ応援宜しくお願いいたします」

出発前の表情   航空券はしっかり確認
出発前の表情 航空券はしっかり確認

チームのムードメーカー? NEC土井選手   現U20日本代表に続け U20代表経験者たち
チームのムードメーカー? NEC土井選手 現U20日本代表に続け U20代表経験者たち

主将の入江選手。奥はチームメイト、三洋の飯島選手   直前まで荷物のチェック。しゃがんでいるのは石山トレーナー、右/森口トレーナー
主将の入江選手。奥はチームメイト、三洋の飯島選手 直前まで荷物のチェック。しゃがんでいるのは石山トレーナー、右/森口トレーナー

現場をお願いします! 前田コーチ、山神コーチ、小原総務
現場をお願いします! 前田コーチ、山神コーチ、小原総務