ワールドラグビーよりこのほど、下記の通達が出されました。日本協会でもこれを受け、ここに通知いたします。


ワールドラグビーのラグビーコミッティー、および、規定委員会の提案に基づき、ワールドラグビー執行理事会にて、定款に従って以下の改正が即日施行のものとして承認された:

1) 競技規則19.10 b. (スクラムのエンゲージメント)

軸荷重を軽減するため、スクラムのエンゲージメントにまつわる競技規則19.10.bを以下のように変更する: 

フロントローは、クラウチして、頭は自分の目の前の相手の左側に付けて、どのプレーヤーの頭も相手プレーヤーの​​首または肩に触れないようにする。 

2) ワールドラグビー「High Tackle Sanction Framework

ワールドラグビーU20世界選手権2019年大会での運用結果を受け、直接、または、間接的な接触にまつわる文言を一部、修正、簡素化した。

下記リンクよりPDF版(英語)をダウンロード可能。ただし、日本語版は、ワールドラグビーにて作成中。

https://laws.worldrugby.org/?domain=9

3)​競技に関する規定第17条(制裁リスト)

第17条に含まれている制裁リストの冒頭にある注意事項について変更し、今後は、頭部だけでなく頸部への接触に至る不正なプレーも、最低でも中度のエントリーポイント以上の制裁となる。