ワールドラグビーが定める「ラグビー殿堂」に、日本ラグビーフットボール協会の元会長である金野滋氏が選ばれましたので、お知らせします。
金野氏のラグビー殿堂入りは、2012年の坂田好弘氏、2016年の大畑大介氏に次いで日本人では3人目となります。


■金野滋(こんの しげる)氏 略歴

  • 1922年7月7日生まれ 2007年4月1日逝去(享年84歳)
    同志社大学ラグビー部でのポジションはロック。
  • 1952年 オックスフォード大学初来日時にリエゾンオフィサーを務める。 
  • 1968年 アジアラグビーフットボール協会設立、事務局長。のち、1985年専務理事、1992年名誉議長。
  • 1969年 日本ラグビーフットボール協会理事。
  • 1972年 日本ラグビーフットボール協会専務理事。
  • 1985年 英国エリザベス女王からラグビーをアジアに広めた功績でOBE(大英帝国勲章)受賞。
  • 1987年 第1回ラグビーワールドカップ日本代表チーム団長(1991年 第2回RWC日本代表チーム団長)。
  • 1991年 IRB常任理事(~2001年)。
  • 1994年 日本ラグビーフットボール協会副会長。
  • 1995年 第11代日本ラグビーフットボール協会会長(~2000年)。
  • 2001年 日本ラグビーフットボール協会名誉会長。
  • 2005年 日本ラグビーフットボール協会名誉相談役。

■森重隆 日本ラグビーフットボール協会会長のコメント

「金野滋元会長が、この度、栄誉あるラグビー殿堂入りをされることに対し、日本ラグビーフットボール協会として心よりお慶び申し上げます。
金野元会長は、溢れるばかりのバイタリティと堪能な英語力で、海外のラグビー関係者とも堂々と渡り合いながら今日の日本ラグビーの隆盛へと導いてくださいました。
お亡くなりになってからの殿堂入りですが、そのご功績にラグビー界全体で感謝したいと思います。まもなく開幕するラグビーワールドカップ2019日本大会の成功で、その感謝の気持ちを届けられれば、と願っております」