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3月17日

本日、無事全員成田空港へ到着し、帰国しました。

フィジーは30度以上あったのですが、成田空港の気温は7度。

寒暖差と長いフライトで少し疲れ気味ではあるものの全員元気です。

今回の遠征、初優勝という結果を残し、トロフィーとともに帰国できたのも選手、スタッフ、応援していただいた全ての方のおかげです。

本当にありがとうございました。

また来年、ディフェンディングチャンピオンとして戻って参ります!


3月16日

約3週間滞在したスバともお別れです。

お世話になったTanoa Plaza Hotelのスタッフの皆さまの美しい歌声で見送られ、ナンディに向かいました。

スタッフの皆さまの心遣い、いつも絶やさぬ笑顔に支えられての和やかな滞在期間でした。

本当に大変お世話になりました。また来年戻ってくるのを楽しみにしております。

 

 

まだトレーニングは続きます。

スバからナンディへの途中にあるシンガトカに立ち寄り砂山を登ります。

ここでもチーム対抗の白熱したミニチームリレーをおこないました!

 

 

フィジーでの最後の夕食。

 

 

夕食後にチームファンクションを開催、各賞の発表は以下の通り。

1.ミニチーム優勝

2.Attack MVP

3.Defense MVP

4.リカバリーMVP

5.コンディショニングMVP

6.これまでのHERO投票

7.全員によるBest Momentの発表

8.Hero of the Tourの発表

 

 

Hero of the Tourには李承信キャプテンが選ばれました。

 

ファンクションの締め括りは、「ツアー総集編 ジュニア・ジャパンの軌跡」の上映です。

改めてチームの一体感を感じる映像に、あっという間に過ぎた時間が懐かしく思い出されます。

 

 


3月15日

本日はメディカルチェックとリカバリーを行った後、希望する選手はジムに向かいウェイトトレーニングとスキル。疲労が溜まった状態で行うスキルセッションは、精度と正確性が求められます。

中三日で3試合をこなした後も、しっかりリカバリー、トレーニングを行います。

 

 

お昼はバスで少し遠出。開放感あるビーチを前にしてのBBQランチ、大量にあった肉をあっという間に平らげた選手達でした。

 

 

ホテルへ戻ってからは、プレーヤーズミーティングで前日のゲームレビューを実施。各グループ毎に選手が主体性を持って活発な意見交換が交わされました。

 

その内容を夕食前のチームミーティングでチーム全員で共有を図りました。

 

 

夕食後にもミーティングは続きます。

コーチによる1on1を実施。今ツアーでのパフォーマンスレビューを行いました。

 

 

また、本日は高本選手19歳の誕生日!ホテルに大きなケーキをご用意いただき、皆でお祝いをしました。

 


3月14日

本日は「ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2020」最終戦、フィジー・ウォリアーズ戦。

スタジアム到着後に、雷雨の影響で試合開始40分遅れのスケジュールになり、個人・チームにとって調整力の試されるゲームとなった。

 

 

 
フィジーのキックオフをレシーブした日本は、大会最高の「アタックマインド」レベルに挑戦するアタックを見せ、敵陣深くパスで切り込んでいくが、反則を犯しフィジーへ攻撃権を渡してしまう。
 
4分、フィジーは、ペナルティーからラインアウトを選択、フィジーのアタックを日本も良くディフェンスするが、数回のアタックに対し、ややタックルが甘くなったところをディフェンスの背後でつながれて、先制トライを許してしまう。(ゴール成功(J0-7F)
 

6分、日本のキックオフのボールをフィジーがアタック、これを日本がしっかりと止めて、こぼれ球を確保したラックで、フィジーが反則を犯す。PKを選択して、⑩丸山が確実に決めて点差を詰める。(J3-7F)

 

直後のフィジーキックオフは、高くボールを上げてWTBを走らせ、このボールを再獲得に来る。日本のミスも有り、ピンチになるが上手くボールを奪い返して、日本のアタックにつなげる。激しくアタックしたことで、フィジーの背後にスペースができ、⑩丸山が判断良く、キックで陣地を挽回。キックチェイスも良く、フィジーの蹴り返したボールをチャージ、ボールはフィジーが外に出し、日本のラインアウトと、敵陣に大きく入り込むことに成功した。

 

このマイボールラインアウトはサインミスからか確保できず、フィジーボールのスクラムとなる。一旦チャンスが切れたかと思ったが、ミスの挽回を意識したフォワード8人がスクラムをプッシュ。フィジーから反則を奪い、マイボールのスクラムを選択。この大会大きな武器であるスクラムで、スクラムトライを狙い激しく押し込むと、再びフィジーが反則。三度スクラムもフィジーの反則。4回目のスクラムでボールがこぼれ、ラックになるもフィジーがここでも反則。5度目のスクラムでフィジーの意識がスクラムに集中し、粘られたところを⑨藤原から⑪木田に左へ展開し、フィニッシュ。17分に8-7と逆転に成功、結果この逆転以降常にリードした状態で試合を終えることになる。

 

20分、フィジーのキックオフボールを日本が確実にキャッチし、大きくボールを動かしていく、⑪木田が大きくゲイン、フィジーの反則から日本はランアウトを選択し、モールを形成。ここでフィジーが反則を犯し、再び⑩丸山がPKを確実に決め、得点差を開ける。(J11-7F)

 

フィジーのキックオフから、この日のテーマ「挑戦」するマインドを更に上げた日本は、ボールを良く動かし、ボールをつなぐがフィジーの強烈なタックルでノックオン。フィジースクラムからのアタックから再開となったが、ここでフィジーもギアを上げてくる。目まぐるしい攻防が続く中、日本もボールを再獲得しハーフライン付近まで戻すが再び、フィジーの強烈なタックルにより、一気にゴール前に迫られるも全員が必死に戻って守り切った。

 

フィジーのミスと反則も重なり、ハーフウエイ付近でのフィジーラインアウトまで、陣地を挽回する。このラインアウトをフィジーがノックオンし、日本ボールのスクラムとなり、反則を誘う。アドバンテージが出たところでバックス展開に持ち込み、⑬濱野へのハイタックルでフィジー⑬が前半残り10分のところでシンビンとなった。

 

この後も一進一退の攻防が続く。体力的にも暑さの厳しいコンディションで、疲れも見える時間帯であったが、15人が必死でディフェンスにアタックに動いていた。

 

前半終了間際に得たスクラムで、再び反則をフィジーが犯し、ここでフィジー③もシンビンとなる。この難しいPKを⑩丸山が決めて、14-7で前半をリードで折り返した。

 

 

後半開始早々に、日本はゴール前スクラムを得てチャンスを迎える、PKからの速攻がスローフォーワードを取られ、フィジーボールで再開。チャンス到来に一気にスクラムを押し込むが、スクラムからこぼれたボールを一気に運ばれて、トライを許す。(ゴール失敗J14-12F)

 

嫌な展開となったが、ここから日本もメンバーチェンジを行い、フレッシュレッグの投入で流れを引き戻しに行く。

 

日本ボールのキックオフからフィジーも、得点差をつめたところで勢いを増してアタックしてくる。ディフェンスの続く展開となったが、数回のアタックでややフィジーアタックが孤立したところでジャッカル、フィジーの反則を得る。ラインアウトを選択する。49分にこのラインアウトモールが、ラックになったところでバックスに展開、⑪木田がフィニッシュする。(G成功J21-12F)と再度引き離す。

 

更にメンバー変更を行い、ゲームを決めに行くも両チームとも疲労からか、わずかなミスから得点につながらない。64分にはフィジー⑫がシンビンとなり、残り15分からゲームも少し荒れていく、フィジーのプレイヤーの反則ギリギリのコンタクト、レフリングとの解釈やコミュニケーションが上手く行かないのか、日本も少しイライラする様相で時間が過ぎていく。

 

この時間帯にあっても、ラインアウトやスクラムでターンオーバーを起こし、フォワードが奮闘、ディフェンスも最後まで大きく崩れず、ボールを奪えば終始積極的にボールを動かしていいた。全員で最後まで戦う姿勢の衰えなかった日本に長い攻防を終え、歓喜の時間が訪れる。最後はフィジーのミスでゲームが止まり、21-12でノーサイド。

 

新型コロナウイルス感染拡大により、スポーツや様々なイベントが中止・延期となっている中、フィジーで思い切りラグビーのできる喜びと、送り出して頂いた関係者への感謝を胸に、頑張れたことが、大会初優勝につながった。改めて感謝をお伝えしたい。

 

また大会を通じてイエローカード無しは日本だけであったことも、フェアープレーを貫いたことを誇りにしたい大会となった。

試合写真はこちら(写真提供:Zoom Fiji)

 

 

以下、本日の様子です。

午前はアルバートパークでエリート(ウォークスルー)を行いました。

 

試合後はアイスバスを会場でおこない、ホテルに戻ってフラッシュマッサージをおこないました。

夕食後には本日のHEROの投票開票です。

試合でも大活躍だった丸山選手が大多数で選ばれました!

 

 

優勝が決まり、表彰式後の選手たちの喜びの表情です!


3月13日

本日はフィジー・ウォリアーズ戦に向けたキャプテンズラン。

午前はノンメンバーのジムセッション、およびコンディショニングを行いました。

 

昼食後はプレーヤーズミーティング。

明日の試合時間にあわせ、15時からのキャプテンズランをアルバートパークでおこないました。

 

 

選手はキャプテンズランの後、ホテルに戻り、プールとアイスバス、トリートメントをし、明日の試合に備えます。

 

 

なお、2020年は日・フィジー外交関係樹立50 周年の記念の年です。

オリンピック・パラリンピックに向け、在フィジー大使館から「東京2020」に向けてのPRへの協力にお声掛け頂きました。

日下選手、二村選手がチームを代表して、スヴァ市内のフードコートでのイベントに参加し、フィジーの方々と写真撮影などを通じて、PRに一役買いました。

 

 

明日はいよいよ最終戦。気合は十分です。

 


3月12日

本日は午前と午後のダブルセッションの日です。

朝食前にはボディーエデュケーション / ハンドリングスキル

午前の練習はアルバートパークにて。ユニット、FWはラインアウト、DFシステム。
 
BKは基本スキル、セットピースATDF確認およびマップの確認。
 

 
すぐ隣のグラウンドではトンガチームも明後日の試合にむけ練習をしていました。 
 
グラウンドでの練習後、ジムへ移動。
 
ジムでは気候に慣れてきたせいか、サウナ状態も気にならなくなりました。
 

 
ジムでひとしきり汗を流し、ホテルに戻ってプールリカバリーとアイスバス。
 

 
午後は、午前とは打って変わって雨模様。大雨の中での練習となりました。
グラウンドに出て5秒で全身ずぶ濡れになりながらの練習。足元やボールが滑るなか、練習メニューをこなす選手たち。
 

基本スキル、サポートドリル、オフロードDF、15vs10、11vs14、トップアップ
また、FWはスクラム、ラインアウトを。BKは各自必要なことをそれぞれ練習、確認します。 
 
フラッシュマッサージ後、夕食をとりトリートメントとブリージングを終えて就寝です。 
 
明日は最終戦のフィジー・ウォリアーズ戦へ向けてのキャプテンズランです。

3月11日

昨日二戦目を終え、試合メンバーはメディカルチェックとプールリカバリー。

数名の選手はアルバートパークにてコンディショニングとスキル。

その後、ジムに移動して、60分ジムで鍛えます。

 ホテルに戻ってしっかり汗を流したあとは昼食。

 

本日はいつものホテルのレストランで”Make your own sandwitches”、ミニグループに分かれてベストサンドイッチコンテストを開催しました。コンテストは2種類、ひとつは栄養素を考えたサンドイッチ、もう一方は見栄え重視のサンドイッチを各チーム、協力して制作してもらいました。

栄養素の審査員は橘内S&Cコーチのさん。見栄え重視のサンドイッチ審査員はスタッフ全員とリエゾンのジョネさんの投票です。

各チーム時間をかけ個性あるサンドイッチを制作。コンテストは大盛況。

 

午後は、サモアA戦のプレーヤーズゲームレビュー 、FWはラインアウトの確認を行います。

チームミーティングでは、ゲームレビューとアスレチックトレーナーの久々知さんによるコンディショニング。
 

 
今日は午後には激しい雷雨があったフィジー、昨日の試合で天気が崩れなくて本当によかったです。
 
次の試合も中三日となりますが、明日は午前午後のダブルセッション、ギアを上げて頑張ります。

3月10日

本日は「ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2020」第二戦、サモアA戦。 

 

トンガA戦では、初戦という事もあり小さなミスからトライが取れそうで取れないという試合運びの中で、「良かったところ」を「より良くすること」にフォーカスして、更にアタックマインドを上げて試合に臨みました。 

 

スタートメンバーも大きく変わり、もう一つのジュニア・ジャパンチームとして、コンタクトが強く、個人技のレベルが高いサモアAに対して、目指すラグビーがどこまでできるかへの「挑戦」となります。 

 

以下、ゲームレポートを掲載します。(試合時間や得点選手はチームによる参考記録です)

マイボールのキックオフボールを獲得したジュニア・ジャパンは、積極的にボールを動かし、サモアディフェンスのスペースを狙って、パス、ラン、キックでリズムを作ります。 

 

先制したのはジュニア・ジャパン、9分にサモアAのラインアウトミスのボールをバックスで展開、端から切り返したところで⑩丸山がキックパス、⑪木田がトライします。(ゴール成功7-0) 

 

直後のキックオフボールをキャッチできず、ゴール前まで攻め込まれますが、スクラム、ディフェンスで押し返してピンチを乗り切ります。 

 

このピンチを乗り切った後、リズムは再びジュニア・ジャパンに戻り、効果的なキックも有り、最後繋がればというシーンが続きます。取れそうで取れない展開の中、今一度自分たちのスタイルに戻し、ボールを継続。 

 

21分にはラインアウトからモールを組み、⑧ハラトアが持ち出しゴール前に迫ります。ゴール前の攻防が続いた後、⑧ハラトアがトライ。(ゴール成功14-0) 

 

25分にもハイタックルのペナルティーから、ラインアウトを選択、モールを押し込んで②松岡がトライ。(ゴール成功21-0) 

 

キックオフからアタックを仕掛けますがミスとなり、ここでノットリリースザボールの反則を犯し、サモアにペナルティーゴールを奪われますが、この試合を通じ、サモアに許した唯一の得点となります。(21-3) 

 

直後、日本のキックオフボールをキャッチしたサモアが蹴り返したボールを、バックスとフォワードが一体となってボールをつなぎ、ゴールに迫ります。 

 

ラックができたところで素早く、ボールを動かし、⑤セタがゴールに飛び込みトライ。セタ選手にとっては、生まれ故郷での記念すべきトライとなりました。(ゴール成功28-3) 

 

35分にもゴール前に迫ったところで、⑧ハラトアが飛び込みトライ。ゴール成功で35-3で前半を終えます。SOの丸山は前半全てのキックを決め、2点の積み重ねも優位な状況を作りました。 

 

 

後半は前半の大きなリードもあり、サモアに対する戦術が意思統一でき、日本の目指すアタックマインドの試合運びに拍車がかかります。 

 

キックオフボールをキャッチした日本は大きくバックスにボールを展開、取り組んでいるフォワード、バックス一体となったオプションで、サモアディフェンスをブレイクし、攻撃を継続します。 

 

42分には⑭江本がトライ(ゴール失敗40-3)。46分にも相手のミスしたボールを確保して、アタックを継続。アタックで前に出る力が増す分、サモアディフェンスも前に出ることができず、背後にもスペースが生まれて行きます。 

 

⑩丸山の転がしたボールをサモア⑮が蹴り返すも、⑮二村の胸に収まりそのままトライし更にリードを広げます。(ゴール失敗45-3) 

 

ここから積極的にメンバーを入れ替えます。51分にはスクラムで奪ったペナルティーからラインアウトを選択。ラインアウトモールを押し込んで、⑧ハラトアがトライ。(ゴール失敗50-3) 

 

57分にはこの日も優勢だったスクラムで押し込み⑧ハラトアがトライ。(ゴール成功57-3) 

 

直後のキックオフを㉒日下がキャッチし、一旦ラックになるが、素早く起き上がりボールを拾って前進、ここからボールを動かし⑥山川がラインブレイクし、サモアディフェンスを崩す。バックスとフォワードでつないでゴール前に迫り、ラックから⑧ハラトアが飛び込み、自身の本日5つ目のトライを奪う。(ゴール成功64-3) 

 

その後も64分にサモアのペナルティーからラインアウトを選択、モールを押し込んで⑯谷口がトライ。(ゴール成功71-3)  続いて74分にもラインアウトモールから⑯谷口が連続トライしてゲームを締めくくった。(ゴール失敗76-3) 

 

 

終わってみれば73点の差をつけての勝利。最終戦の対戦相手のフィジー・ウォーリアーズとは勝ち点10で並ぶも、得失点差で首位に立った。 

5トライのハラトア選手「たくさんトライできて良かったです。フィジー・ウォーリアーズ戦も、トライをしてチームを勝利に導きます」

 

フィジー・ウォリアーズには、この数年の対戦では得点差をつけられているが、一試合毎にチームの成長を実感するジュニア・ジャパンにとって、初タイトルをかけた最大の「挑戦」の最終戦を中三日で迎える。 

 

以下、本日の様子です。

リラックスした雰囲気で朝食を摂ります。

プレマッチミールはおにぎりで活力をつけます。今回は初戦のときよりも多い卵焼きを特別につけていただきました。

 

出発前にミーティング。

 

お昼頃にはスコールのような雨がふり、雨に濡れながらのウォームアップでしたが、試合開始前にはほぼ雨があがりました。

 

試合後は会場でアイスバス、ホテルに戻りプールでリカバリー。

夕食はカレー、選手には喜んで食べてもらえました。

 

今日は恒例のチームによる「HERO」投票日。

本日のHEROは、口数は多くはないけれど、優しい笑顔が印象的な最年少の濱野選手。

投票理由は、試合に対する準備が良かった、思い切ったプレー、倒れても何度でも立ち上がっていた、アングルチェンジがすごかった、ラインブレイクがよかった、など。


3月9日

今日は、明日のサモアA戦に向けたキャプテンズランの日です。

 

試合メンバーはマッサージを受けます。

 

ノンメンバーはジムとスキル。

アルバートパークへ移動し、雨の中元気にコンディショニングを行います。

 

お昼ご飯を食べた後は、選手同士で明日の試合に向けてのミーティングを行います。

 

ミーティング後はアルバートパークにてキャプテンズランとトップアップ。

 

明日は少しでも雨がひどくならないことを祈ります。


3月8日

朝食前はボディーエデュケーションとハンドリングスキル。

 

午前はアルバートパークにてユニット練習。
 
FWはラインアウト、アタックシェイプ。
 
BKは基本スキル、セットピースATDF確認を行いました。
 

 
昨日とはうってかわって蒸し暑い気候のなか、午前は若干スコールが降りさらに湿度が増します。
 
 
グラウンド練習後は、バスで移動してジム(パワー)& スキル
 

 
ホテルに戻りプールリカバリー / アイスバス
 

 
若さ弾けるいい笑顔の写真が撮れました!
 
 
午後は練習出発前の大雨で心配しましたが、出発前には小雨に変わり、練習も滞りなくすることができました。
 
基本スキル、15v8、11v12、DFメイン、トップアップを1時間でこなします。
 

 
練習後はプールリカバリー / アイスバス、そしてフラッシュマッサージ
 
 
明日はサモアA戦に向けたキャプテンズランです。
中三日での試合。ダブルセッションの練習で疲れているかと思いきや、まだまだ元気です!
 

3月7日

昨日の初戦の勝利を、いろいろな方から祝っていただきました。

各方面からの応援をありがとうございます。

 

本日は昨日の試合の疲れをしっかりリカバリーすることが中心となります。

午前はメディカルチェックとプールリカバリー。

 

数名の選手はアルバートパークにてコンディショニング&スキル。

その後、ジムへ移動してストレングス。

 
午後は選手たちによるゲームレビューをグループに分かれて行います。
 

 
FWはレビュー後にラインアウト練習。
 
 
夕食前にはチームミーティング。
『ゲームレビュー』 『トレーナー;コンディショニング』 『S&C;準備』

 
 
今夜の夕食は全員でチームディナー。
インドレストランでカレーづくし。一番人気はバターチキンでした。
 

 


3月6日

本日「ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2020」開幕です。

第一戦の対戦相手は、個々の突破力に注意の必要なトンガAです。   今年のジュニア・ジャパンは、2020年度のU20日本代表候補を中心に、2019年度までの代表経験者を加えた、U20日本代表の戦いの「継承」を担うチーム編成です。U20代表強化と新たな日本代表へのステップアップを目指すメンバーで、遠征に臨んでいます。

 

以下、ゲームレポートを掲載します。(試合時間や得点選手はチームによる参考記録です)

このチームを結成してまだ1ヶ月にも満たず、また初めて桜のエンブレムを背負った選手が多くいたゲームは、緊張があったのか、試合開始から良い形はあっても小さなミスが連続して起こり、なかなかスコアーに結び付きません。

 

この試合を通じてジュニア・ジャパンが優位に立っていたのは、特に「スクラム」。スクラムからのプレッシャーでトンガAに与え、何度もピンチをチャンスに変えて行きました。

 

前半18分、まずスコアーしたのはジュニア・ジャパン。 マイボールのスクラムをプッシュして得たアドバンテージを活かしながら、バックスに展開⑬和田のトライで先制します。(⑩高本のゴール決まり7-0)

 

直後のキックオフからトンガAに攻め込まれ、ゴール前でのミスからトンガAのマイボールスクラムを与えてしまい、No8にゴール前に持ち込まれ、そこからSHにトライを許し、ゴールも決まり同点とされます。

 
 
 

その後も25分にディフェンスが戻り切れず、オフサイドのペナルティーからペナルティーゴールを決められ逆転を許しますが、ジュニア・ジャパンはゲームを通じて、自分たちのスタイルを積極的に貫き、31分にはゴール前まで攻め込み、アドバンテージが出たところで、プレッシャーのかかったトンガAディフェンスの後方に⑩高本がキックを上手く転がし、⑭山口がインゴールに転がるボールを押さえて逆転します。(12-10)

 

前半ロスタイムにも再度⑭山口が個人技でトライを奪い、⑩高本のゴールも決まり19-10として前半40分を終えました。

 

ハーフタイムで各自での修正を確認して臨んだ後半は、交代したメンバーもそれぞれの役割を果たし、疲れの見えたトンガAに対して、積極的にボールを動かしたアタックでチャンスを作って行きます。

 

 

小さなミスはありながらも、常に主導権握りゲームを支配していたのはジュニア・ジャパン。トンガAも個々の突破やオフロードパスの個人技を見せますが、ジュニア・ジャパンの良く戻るディフェンスによりアタックを断ち切り、後半は得点を許しません。

 

 

得点は後半もフォワードのセットプレーで支配して、確実にゴール前に迫り、スクラム、ラインアウトモールから53分⑥ハラトア、64分⑯松岡がトライ、70分には㉒李がペナルティーゴールを決めて32-10とゲームを決めるスコアーを上げた。

 

その後も74分には⑱大賀のトライ、ゲーム終了間際には再三スクラムでのペナルティーをトンガAから奪い、ペナルティートライとなり46-10として試合を終えた。

 
 

 

選手にとっては、このチームとして初めての国際ゲームであり、課題も多く発現されたものの、コンタクトの強い相手に対しての手ごたえも感じたゲームになりました。

 
 

以下、本日の様子です。

 

朝はコンディショニングチェック。

 

朝食後は小雨のふるアルバートパークでエリート。

ホテルへ戻り、プレマッチミールはFijiの日本食レストランへお願いしていたおにぎり。

またレストランのご厚意で特別に追加していただいた卵焼きをいただきます。

選手からもおにぎりが一番嬉しいとの声も。

 

試合前のロッカー

 

フィールドウォームアップ

 

試合前の円陣

 

 

試合後、会場でリカバリー、ポストマッチミールをいただきホテルへ戻ります。

ホテルに戻りプールで改めてリカバリー、フラッシュマッサージを受けます。

ホテルでのミーティング。

 

夕食は肉肉肉の肉三昧。たくさん食べてホテルのスタッフの方も驚かれていました。

試合日は特別にチョコレートケーキもだしてもらいました。

 

次戦は中三日で、サモアAと対戦します。更に強い相手に対し、自分たちのレベルを上げてしっかりと戦い、連勝に向けての準備を進めていきます。

 

3月5日

明日からいよいよ、「ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2020」が開幕します。
 
本日は初戦のトンガA戦に向けたキャプテンズランの日です。
 
早朝にキャプテンズフォトを撮影するため、Fijiらしい景色を背景に記念撮影。
 
ジュニア・ジャパンは相良選手・李選手のダブルキャンプテンですが、フォトセッションは明日の試合でゲームキャプテンを務める相良選手が対応しました。
 

 

フォトセッション後、試合へ向けての準備やチームの様子について地元メディアから取材を受ける相良選手。
 
”日本での合宿を経て、今回、フィジーの暑い気候の中でハードな練習をし、はじめは思うような練習ができなかったが、日が経つにつれて自分たちの練習ができるようになってきた。明日の試合では、自分達の強みであるランを活かして、フィジカルの強いトンガAを相手に走り勝ちたい” とコメントしました。
 
 
 
 
試合メンバーではない選手はジムでパワーセッションおよびスキルトレーニング。
 
試合メンバーはマッサージをし午前の時間を過ごします。
 
 
昼食後は、明日の試合会場であるANZスタジアムの視察。
実際に試合会場に入り、選手の気持ちも引き締まります。
 
 
 

 
その後、アルバートパークへ移動し、キャプテンズランおよびトップアップをおこないます。
 
 

 
フィジーは毎日天候がよく、日中は強い日差しを受けます。
 
 
地元のメディアや近隣住民の方も練習を見学されていました。
 
 
練習後はプールリカバリー、アイスバス、そしてトリートメント。
 
 

 
夕食後は明日の試合に向けて選手ミーティングを行い、一日が終了です。

3月4日

早朝、FWとBKに分かれボディーエデュケーション、ハンドリングスキル練習を行い、その後朝食を摂ります。

 

午前中はまずユニットトレーニングからスタート。

 

FWはゴールラインディフェンス、モール&スクラム、BKはタックルスキル、ディフェンスナンバリング、セットピースディフェンスのトレーニングです。

 
ジムではウェイトトレーニング
 

 
午前練習の後はプールとアイスバスでリカバリーをします。フィジーは今日も30度近い気温です。
 
 
昼食前のミーティングでは改めて注意喚起のため 『ドーピング』に関する内容を話しました。
 

 
午後は16時からU20フィジーチームと試合形式(8分×2分を3セット)で実戦練習です。
 

 
試合形式後にはFWはラインアウトモール、BKはトップアップ。
(鮮やかな色のFIJ U20 オレンジのジャージ 、実際の試合時間より遅い時間にスタートとはいえ、非常い暑い中での試合形式でした)
 
 
 
再びプールリカバリー、アイスバス。またフラッシュマッサージでしっかりリカバリーをします。
 
夕食後に各自トリートメントをし、一日が終了します。
 
改装中だったレストランが明日から使用できることをチーム一同楽しみにしています。
宿泊ホテルのスタッフの方々は皆親切にしてくださり、選手も英語を使って日々コミュニケーションとっています。
 

3月3日

2月29日にフィジーに到着したジュニア・ジャパンは、6日から始まる「ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2020」に向け日々トレーニングを行っています。

 

フィジー滞在4日目の本日はリカバリーが中心となりました。

 

昼食は選手・スタッフ全員でビーチサイドでバーベキューを行いました。

 

 

昼食後は街で買い物をするなど、束の間のオフを各々過ごしました。

 

本日はしっかりとリフレッシュをして、3日後の大会に備え明日からまたトレーニングを行っていきます。