6月26日(土)ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦(於:スコットランド)試合終了後のヘッドコーチ、キャプテンらのコメントをお知らせいたします。
本試合は、10-28 (前半0-21)でブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズが勝利しました。
■ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ
「18か月ぶりのテストマッチとなったが、これだけチームがまとまってこの試合に臨めたことを、誇りに思う。
後半は、自分たちのスピードで勝負ができたし、スキルでも勝負ができた。
南アフリカへの遠征を控えたライオンズに対しても、良い試合とすることができたと思う。
チームとして今日は最初の試合となったが、11月の国際試合に向けても今後さらに向上させていく」
■リーチマイケルキャプテン
「今日の試合は、ブレイクダウンでプレッシャーを感じ、後半に向けボディファイトのところなどでクオリティを高めるよう指示を出した。
今日はインパクトプレーヤー(リザーブの選手)がかなり良い働きをしてくれた。初キャップの選手も、後半かなり良いインパクトをチームに与えてくれ、来週のレギュラー争いもすごく楽しみにしている。今日の試合で出た課題を、アイルランド戦に向けてしっかり修正していく」
■稲垣啓太選手
「尊敬するライオンズと試合ができて光栄だった。自分たちのパフォーマンスは満足できる結果ではなかったが、素晴らしい経験を糧に、次戦に向けてしっかり課題を修正し臨みたい。
今日の試合では、前半ペナルティが多かったように感じている。ペナルティをきっかけに失点を許した。ペナルティをなくすディシプリンを課題としていきたい。スクラムはしっかり通用したと思う。
アイルランド戦に向けて非常に興奮しているが、やることは変わらない。1週間自分たちの準備にフォーカスし、100%のパフォーマンスを出せば結果はついてくる」
■坂手淳史選手
「今日はセットピースが重要だと考え、試合に臨んだ。スクラム、ラインアウトについて、良いところもあったが少し修正が必要な部分もあった。良いボールが出ていればチャンスだったところもあった。そういったチャンスを活かしていけるようにしたい。後半は自分たちのスクラムができ、ブレイクダウンや球を出すところで自分たちの仕事を見ることができたのは、収穫だと思う。
アイルランド戦に向けて1週間良い準備をしていきたい」
■シオサイア・フィフィタ選手
「デビュー戦でこのような試合に出場できたこと、このジャージーを着ることができることに感謝している。桜のジャージーのプライドを持って、80分間体を張った。
ライオンズはフィジカルも強くスピードも速いチームであり、自分の強みがどこまで通用するか、楽しみにしていた。今日は負けてしまったが、また次の試合に向けて、チームのために頑張っていきたい。
フィジカルのところで何回か良いプレーができたかもしれないが、もっともっといけたと思う。
まずは次の試合にも出場できるよう、しっかりと良い準備をして頑張りたい」
■中村亮土選手
「本当に貴重な体験となった。ジャパンもこれから良い積み重ねをして良いものを作っていけば、こういったレベルの試合において、勝負で勝つところまでいけるだろうという自信になった。
ボールを持ってアタックするところで、前半にミスとペナルティが続いたせいか、スコアの差が広がり不利な状態となった。しかし、最後まで自分たちのスタイルを貫くことができ、次につながる良いゲームができたと思う。
ディフェンスは自分の得意なところであり、そこは今日通用したと思う。
アイルランド戦に向けてしっかり1週間準備して、勝って遠征を終わらせることができるよう頑張りたい」
■松島幸太朗選手
「今日は120%力を出しきることができた。チームとしてもすべて出し切ったと思う。
日本代表として国際試合をしばらくやっていなかったわけだが、良いスタートとなった。
フランスでプレーを始めて以降、ラグビーを楽しんでいる。引き続きラグビーを楽しんでいきたい」
■姫野和樹選手
「本日ライオンズと対戦できたことは、ラグビー人生において宝物となる、素晴らしい経験となった。
ラインアウトでのボール供給のところでは、チームが良い形でボールを持ってきてくれた。
ニュージーランド、スーパーラグビーでの経験が、自分の自信につながっている。今日の対戦に際してもしっかり臨めたところに、自身の成長を感じている。
アイルランド戦に向けては、自分たちが100%の準備をしていくことが必要だ」
■齋藤直人選手
「今日は試合前から興奮しており、会場に到着してからその興奮がさらに高まった。試合は楽しむことができた。
会場やお客さんの雰囲気など、自分にとって初めてのテストマッチであり、これまで経験したことのない気持ちを味わうことができた。
今日はチームが前に出てくれたので、かなりテンポを上げて相手のディフェンスにアタックしながら、プレッシャーをかけることができた。
来週に向け、チームに求められていることをしっかり遂行できるよう、また楽しめるよう、準備していきたい」
以上