メンバー・スケジュール

3月11日

実戦さながらのアタック&ディフェンスからから一夜明け、疲労が残る中、恒例の早朝S&Cで合宿最終日が始まりました。苦しい状況の中、皆で励まし合い、大変良い雰囲気で国内最後のS&Cトレーニングを終えました。

Plank(体幹トレーニング)を行いながらチームソングを皆で大合唱!

練習前のミーティングでは、樋口監督から昨日のアタック&ディフェンスのレビュー。その後各コーチから修正ポイントを説明。

快晴のグラウンドにて、国内最後の練習が始まりました。

“Beat Ireland”へ向けた激しい練習が続きます。

練習中盤、今回、初めての取り組みとして、トップコーチ講習会に参加しているコーチの皆様から高校日本代表チームへコーチングセッションの機会をいただきました。

トップコーチの皆様から様々なスキルやマインドを学び、大変有意義なセッションとなりました。トップコーチの皆様、本当にありがとうございました。選手スタッフ一同心より御礼申し上げます。

 

練習の最後は、これまた恒例のスプリント。しんどい状況で追い込みます。

練習後、皆で円陣を組みチームソングを合唱。そして、年間を通してお世話になってきた今田リソースコーチと里スポットコーチ、ニールソン(ブリ)ユースコーチへ感謝の言葉を送り、選手たちは感謝の想いを勝利で返すと約束しました。

 

夕食後のミーティングでは、日本ラグビー協会高校委員会の石渡委員から高校代表の歴史について話があり、選手たちは改めて桜のジャージを着る重みを実感したようでした。

 

今回の直前合宿では本当に多くの皆様からご支援とご協力を賜りました。特に、宿舎やグラウンドの使用、また練習で胸を貸してくださった流通経済大学の皆様には大変お世話になりました。お陰様で大変有意義な合宿となりました。第42期高校日本代表選手スタッフ一同、心より御礼申し上げます。ご声援とご支援に応えるべく、アイルランドにて4戦全勝という目標を達成いたします。

 

第42期高校日本代表は明日アイルランドへ向けて旅立ちます。

 

 

◆Players Report

キャンプ4日目のプレーヤーズレポートは、抜群のアタックセンスを持つスタンドオフの侭田 洋翔 選手です。

《自己紹介》

・出身高校…………東京農業大学第二高校

・得意なプレー……パス、キック

・尊敬する人………清水 淳一 先生

・選出された時の感想……素直に嬉しかったです。選出されなかったメンバーの分まで、頑張ろうと思いました。

・遠征への意気込みは……初めての経験ですが、チャレンジ精神を忘れず思い切り頑張ってきます。

《レポート》

早朝のウエイトトレーニングでは、細かいところまでしっかりと行うことが出来た。グラウンドでは、元トップリーガーの皆様のコーチングの下、SOとしてのボールの受け方など、基礎的な部分を教えていただき大変ためになった。キックオフレシーブの全体の動きもしっかりと確認することが出来て良かった。

 


3月10日

恒例の早朝S&Cで直前合宿3日目が始まりました。

午前セッションでは、昨日のレビュー(振り返り)を元に、取り組んできたディフェンスの精度を高めることに焦点を絞ったトレーニング。

午後は、昨日に引き続き流通経済大学ラグビー部の皆様に胸をお借りして、出国前の相手を付けた最終調整となるアタック&ディフェンス。
準備も含め、W-UPも本番同様に実践して臨みました。
流通経済大学ラグビー部のフィジカルの強さに押される場面もありましたが、アタック・ディフェンスともにここまでの練習の成果が随所に見られ、大変充実した内容で練習を終えることができました。

流通経済大学ラグビー部の皆様、2日間大変お世話になりました。
お陰様で大変有意義な直前合宿となりました。選手スタッフ一同心より感謝申し上げます。

練習後、アイルランド遠征の壮行式を開いていただきました。
多くの皆様から激励のお言葉を頂戴し、揃いの遠征スーツに身を包んだ選手スタッフ一同は、改めて日本代表としての自覚と責任を実感しました。
皆様のご声援を力に変え、アイルランドの地で4戦全勝という目標を達成してまいります。

夕食後のミーティングでは、特別ゲストとしてキヤノンイーグルスの小野澤 宏時選手が、楽しくも大変有意義な“準備の大切さ”についてお話をしてくださいました。

明日は直前合宿の最終日。
心身ともに入念な準備を行い、万全の状態でアイルランドに向かいたいと思います。

◆Player's Report

キャンプ3日目のプレーヤーズレポートは、チームを代表するハードタックラーの一人 吉永 純也選手です。

《自己紹介》

  • ●出身高校・・・東福岡高校
  • ●得意なプレー・・・タックル、ジャッカル
  • ●尊敬する人・・・古川聖人
  • ●選出された時の感想・・・レベルの高い人たちと一緒に、また高校生としてラグビーができるありがたみを感じました。
  • ●遠征への意気込みは・・・アイルランドと戦う場を設けてもらったので、日本に良い報告ができるようにしたいです。

《レポート》

「直前合宿3日目も朝からハードなトレーニングをこなし、高校日本代表として身も心も成長していることを実感しました。午前中の練習では、今日以前の練習よりも気持ちが入っており、内容の濃い練習ができました。夜には壮行会があり、スーツを着て出席しました。流通経済大学の皆さんやアイルランド大使館の方にも来て頂いて、改めてアイルランドに勝たなければならないという良い意識づけになりました」

◆Game Report

試合が行われる日には、選手によるゲームレポートもお届けします。

流通経済大学とのゲームレポートは、正確なパスとハードタックルが持ち味の新井 駿選手です。

《自己紹介》

  • ●出身高校・・・深谷高校
  • ●得意なプレー・・・タックル
  • ●尊敬する人・・・兄
  • ●選出された時の感想・・・日の丸を背負うことへのプレッシャーと不安があった。
  • ●遠征への意気込みは・・・自分のやるべきことをしっかりと果たす。

《レポート》

「今日の練習試合は、直前合宿中、言われ続けたFOG(素早く起き上がる)、FEET(早く集まる、反応の速さ)がしっかりとでき、特にそこからのTAKE-SPACE(前に出て相手のスペースを奪うこと)が良く、相手の攻撃を何度も防ぐことができた。しかし、悪い点もあり、コミュニケーションの部分で、何度か連携不足により相手に抜かれてしまったところがあった。今回の試合では、取り組んできたことが出来た部分も多くあり、アイルランド戦勝利に向けて少し自信がついた」


3月9日

薄暗い早朝から動きだし、恒例のS&Cトレーニングで直前合宿2日目が始まりました。

朝食後、監督・コーチから昨日のレビュー(振り返り)。

爽やかな天候の下、グラウンド練習スタートです。

午前中は、昨日の改善点を踏まえたトレーニングと、DFに焦点を絞ったトレーニング。
最後はユニット練習を中心に。

午後は流通経済大学ラグビー部の皆様に胸をお借りし、合同セッションを行いました。
FWはスクラムとラインアウトモール、BKはラインアタック&ディフェンスとキックカウンターを中心に。
それぞれに課題はあったものの、取り組んできた成果が随所に散見され、チームの成長を感じるセッションとなりました。

最後に15対15でキックからのカウンターアタック。
本日の練習は、遠征に向けて大変有意義なセッションとなりました。
流通経済大学ラグビー部の皆様、明日もよろしくお願い致します。

美味しい夕食をありがとうございます!

明日は国内における最終調整のゲームになります。“BEAT IRELAND”へ向けて“ONE TEAM”となるべく、高い意識をもって試合に臨みたいと思います。

◆Player's Report

キャンプ2日目のプレーヤーズレポートは、スクラムの中軸を担うロックの久保克斗選手です。

《自己紹介》

  • ●出身高校・・・國學院大學栃木高校
  • ●得意なプレー・・・ラインアウト、キックオフキャッチ
  • ●尊敬する人・・・姫野 和樹さん、家族
  • ●選出された時の感想・・・とても嬉しかったです。しかし、正直不安な気持ちもありました。
  • ●遠征への意気込みは・・・ここまで来るのに多くの人に支えてもらったので、少しでも恩返しができるよう頑張りたい。

《レポート》

「朝からハードな練習でしたが、全員が一つになってBEAT IRELANDに向けた良い練習ができました。午後は流通経済大学ラグビー部の皆さんとユニット練習をしました。自分たちに足りない部分や良い部分を多く見つけることができ、明日の試合に向けて良い雰囲気で練習を終えることができました」


3月8日

本日よりアイルランド遠征に向けた直前合宿が茨城県龍ケ崎市にある流通経済大学を舞台に始まりました。
第42期高校日本代表はこの合宿で名実ともに“ONE TEAM”となり、ゴールである“Beat Ireland”を達成するためマインドセットをします。
選手たちは、強化合宿の後もSNSを通してコーチからの課題を共有し、各々がしっかりとトレーニングを重ねてきました。選手、コーチ、日本全国に離れていても、“Beat Ireland”という思いはひとつ。
19日ぶりに再度集まった選手たちは、その様子から“代表としての自覚”を強く感じさせました。

キックオフミーティングでは小西 宏 団長、牟田口 享司 副団長の挨拶のあと、日本ラグビー協会高校担当特任理事の柴田淳様より激励の言葉がありました。

ファーストミーティングで本日のトレーニングのゴールとキーワードが提示された後、グラウンドに移動した選手たちはセルフアップで心身の準備を行いました。

続いて、里スポットコーチ主導のもと入念な全体ウォーミングアップ。
効率よくスピードを出すために必要なテクニックを細分化して落とし込みます。

そして「1K」(1km走)。離れていた間にどれだけトレーニングを行っていたか確認です。
各々の本気がぶつかり合う計測となりました。

その後、早く立つこと、早く動くことを意識させたトレーニング、続いて、前に出るための基本姿勢を反復練習。
天理でのセレクション合宿から継続して取り組んでいるトレーニング。
選手たちはポイントをしっかりと意識しており、明らかなレベルアップが感じられました。

冷たい風が吹き荒ぶ中、熱を帯びた時間は続き、アタックシェイプとブレイクダウンのトレーニングを繰り返します。

その後のユニットトレーニングでFWはラインアウト、BKはムーブの確認。

夕食後のチームミーティングの冒頭、本日、誕生日を迎えた横田ユース統括に嬉しいサプライズ!
バースデーケーキと花束の贈呈が行われました!

その後のミーティングでは、樋口監督からの話の後、鷲谷コーチ主導のもと、長年高校代表がチームソングとしている「楕円桜」と第42期のチームソングを練習しました。
チームソングリーダーは近藤選手。選手たちは日本代表としての誇りを胸に、意識高く、大きな声を出して練習に取り組んでいました。

直前合宿2日目は、朝6時からの恒例のS&Cトレーニングから始まります。

◆Player's Report

直前合宿からアイルランド遠征の期間、選手全員の紹介と各選手のレポートを掲載させていただきます。
キャンプ初日のプレーヤーズレポートは、第42期高校日本代表のスクラム最前列を支えるプロップの清水 岳 選手です。

《自己紹介》

  • ・出身高校・・・大阪桐蔭高校
  • ・得意なプレー・・・安定したスクラム、コンタクトプレー
  • ・尊敬する人・・・綾部監督
  • ・選出された時の感想・・・うれしさと責任を感じた
  • ・遠征への意気込みは・・・練習でやっている事を出せるように良い遠征にする

《レポート》

「初日の練習で良いスタートを切ることができた。今回の練習を基準として、もっとレベルを上げていきたい。そして『ONE TEAM』となってアイルランド代表に勝利したい」