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6月28日
今回は第1次スコッド108名が参加した「高校日本代表候補オンラインキャンプ」オンライン①②に続き、その中から51名が参加して開催する「2024第1回TIDユースキャンプ」になります。
場所は福岡県福岡市「JAPAN BASE」。
高校日本代表候補が到着する直前まで、明日行われるマオリ・オールブラックス戦に出場するJAPAN XVが練習しており、素晴らしい施設での開催となります。天然芝のグラウンド、ウエイト場、宿泊施設と最高の環境の中でスタートを切りました。
九州、関西を中心として各地から集まった選手達とキャンプの始まり。まずは開講式からです。
山口優 全国高体連ラグビー専門部 副部長からの挨拶です。
「この合宿に参加できる事は、素晴らしい経験です。ここに選ばれたメンバーの皆さんは、長所があるからここにいるので、自信を持って挑んで下さい。また、ここで学んだ事をそれぞれのチームに持ち帰って必ず仲間に伝えて下さい」と挨拶がありました。
続いて、田中勝悟ハイパフォーマンス部門長よりお話があります。
「チーム、世代の代表としての自覚を持って行動して下さい。皆さんがワールドカップの主力になり、JAPANが優勝できるように行動して下さい」と話がありました。
続いて近俊裕介JAPAN BASE室長補佐から
「未来のJAPANの皆さんに会えて嬉しいです。ラグビーだけでなく、食事、リカバリーを全て高い水準でこなして欲しい。この場にいれることに感謝の気持ちを持って、皆さまから応援されるチームを目指して下さい」とお話がありました。
スタッフの紹介をした後に、監督よりキャンプの内容についてのプレゼンテーションです。
北川 俊澄コーチ、伊藤 矢一コーチからは、今日の練習のプレゼンがあります。ミーティング後は、グラウンドに移動しトレーニングの開始です。
里 大輔コーチのスピードトレーニング。
DFの練習です。
練習の最後は、ゲームライクを実施し、初日のグラウンドセッションを終えました。
夕食後は、薬師寺利弥統括より「桜のマークを着れる準備は出来ていますか?高校代表として活動して海外に遠征すると最高の景色が見れます。人生が変わる瞬間に立ち会える経験を自分自身で掴み取って下さい」という講話をいただきました。
その後、監督からの振り返りとメディカルスタッフによるストレッチをして、1日を終えました。
6月29日
高校日本代表候補合宿2日目の朝となります。朝食前のセッションは、2つのグループに分かれてジムとグラウンド横の駐車場を使い、高校日本代表が目指すDFの形をウォークスルーで確認しました。
その後はグランドに移動し、ブロンコの測定を行いました。
毎回の練習前には、ミーティングを行い前日までの振り返りと練習での目指すべき事を明確にしてから練習を行います。
午後の練習では、雨が降る中でしたがユニット練習とゲームライクを行い、選手達は集中し質の高い良い練習が出来ました。
夕食後は、ミーティングルームに集まり選手、スタッフで19時からのJAPAN XVvsマオリ・オールブラックスの試合を観戦しました。高校日本代表を経験して、この試合に出場してる先輩方が沢山いると昨日薬師寺 利弥統括からの言葉があったため、自分達もこのチャンスを掴んで将来この場に立ちたいという想いを持ち、応援していました。
JAPAN XVの応援後には、食堂にて補食のおにぎりを頂きました。
今回の合宿では、朝昼晩の素晴らしい食事だけでなく、補食のおにぎりにも大満足の選手達で、長い時間食堂に滞在していました。
明日がキャンプ最終日となります。
選手全員が良いSET UPをして、成長に繋がる一日にして欲しいです。
6月30日
金曜日からスタートした合宿もあっという間に時間は過ぎて、最終日のスタートを迎えました。
昨日に引き続き、コンディションチェックからストラップです。メディカルスタッフの方々が、丁寧にそして常に選手に寄り添い、選手たちも不安なくセッションに臨めています。
補食を取った後に早朝セッションでは、ジムと施設内の部屋でウォークスルーを行います。
JAPAN BASEでは、宿泊内施設、グランド、ジム、食事と、各カテゴリーの日本代表も使用するほど、どんなことにも対応協力してくださり、選手たちにとってもまたこの施設を使用できるようになりたいという、高いモチベーションにも繋がったと思います。
練習前ミーティングから、グラウンドに移動します。雨予報もあり、コーチ陣が柔軟に対応しながら、このキャンプでのまとめの練習に全力を出し切ります。
また、隣のグランドでは福岡県ラグビースクールの大会をしており、グランド全体が非常に活気のある中での練習となりました。
最後は、室内に移動し、全員でセッションを終えて、充実した練習を終えました。
閉講式です。
薬師寺利弥統括からは「非常に良い合宿でした。これからは、高校代表、所属するチームで求められることをしっかりとやって欲しい。指示を待つのではなく、自らが主体的に行動できる。そのような選手が、高校代表の切符を掴めるし、さらに上の代表にも繋がります。成長した姿で、次のキャンプで会いましょう」とお話を頂きました。
近俊裕介JAPAN BASE室長からは「直前まで合宿していたJAPAN XVのメンバーも挨拶など素晴らしく応援したいと感じました。今回参加してくれた高校生たちも一緒でした。このキャンプに対して、コーチの方々や顧問の先生、参加させてくれたチームメイトにも、感謝を言葉にして、また会えることを楽しみにしています」とお話がありました。
桑原立監督からは「今回の合宿テーマは、SET UPでしたが、50期が目指すラグビーを理解できましたか。ラグビーの構造を理解し、今回のキャンプでインプットしたことを、自チームでもアウトプットして、セルフで取り組めるように努力を続けてください。また、成長した姿で、次のキャンプで会えるのを楽しみにしています」とお話がありました。
閉校式後は、昼食を摂り解散となります。
オンラインキャンプ①②に続いて開催された高校日本代表候補合宿、第1回TIDユースキャンプは素晴らしい施設と、多くの方々の支えによって、大成功に終わることができました。49期からのバトンを引き継ぎ、新たなスタートを切った50期として成長し続けていきたいです。ご協力頂きました全ての関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
以上