北上ラグビースクール 三田

 

今回(3月11日)の東日本大震災で、岩手県の沿岸地区(三陸海岸)は、津波で甚大な被害を受けました。

それと比較すれば、内陸にある北上市などは被害の小さなものでした。ラグビー用語で「One For All 、 All For One」と言う言葉があるように、「一人は皆の為に、皆は一人の為に」と言うラグビーの助け合いの精神があります。この精神のもと、「今回、被災した方々へ何かしてあげられないか」と、RED FIRESを母体とした岩手県中学生ラガーマンが知恵を出し合いました。 沿岸地区子供達へのラグビー用品支援、図書館への絵本寄贈、被災地での支援物資運び&仕分け…等を行いました。

 

さて、その写真をRED FIRESのHPに載せていた所、それを見て下さった群馬県の方々がおりました。星野代表を筆頭とする群馬県シルクスラグビースクールの皆さんです。さっそくFIRESのHPを通し、千葉監督へ連絡が届きました。「私達が何か手伝える事はありませんか?」との温かい言葉でした。

そして4月、釜石市・宮古市の子供たちへラグビー用品支援の為に、遠方から車でご来県下さいました。(キャプテン達、子供達数名を連れて来て下さいました)これぞラグビーの助け合いの精神と思いました。この出会い(きっかけ)が、群馬と岩手の「絆」をつくりました。

この出会いから早や1ヶ月半ほどで(6月4~5日)、『群馬遠征』が企画&実現されました。4月に支援物資を沢山頂いたばかりなのに、今回もラグビー用品や絵本等を沢山頂きました。又、今回の交流の記念品として、シルクスRS、高崎RS、RED FIRESが一体となったタオルを岩手の子供達全員にプレゼントして頂きました。親善試合&アフターマッチファンクション…と親交を深め、一生忘れられない最高の思い出の日となりました。群馬県の皆様、本当に有り難うございました。群馬県の皆さんとの「絆」を大事にし、今後も共に、日本のラグビーを盛り上げていきましょう!