5月13日(土)に香港で行われた「アジアラグビーチャンピオンシップ2017」第4戦(最終戦)対香港代表戦の試合後ヘッドコーチ、キャプテンらのコメントをお知らせします。

■ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ

「選手のことを誇りに思う。最初の40分間は相手に多くのプレッシャーをかけられ、それが(前半終了時の)3-0というスコアに現れていたと思う。しかしそのプレッシャーを乗り越え、相手を0点に抑えることができた。ディフェンスは素晴らしかった。6月はまた異なる対戦相手だが、この暑さの中、タフでフィジカルな相手と対戦するという経験を積めたことは良かった」

■流 大キャプテン

「『アジアラグビーチャンピオンシップ2017』は厳しい試合が多かったが、若手を中心に成長することができ、優勝することができて良かった。本日の試合は、アウェイで非常に厳しい環境の中、難しい戦いとなったが、香港代表を完封することができた。ライバルは多いが、自分のスキルを更に磨き、6月の代表戦でも選ばれるようにしっかりと自分の仕事を果たしたい。チームの調子が上がらない時に、チームが良くなるよう雰囲気を変えることがハーフの役目だと思うので、それができるハーフになれるように頑張りたい」

■石原 慎太郎バイスキャプテン

「チームとしてゲームプランをしっかり理解しながら、戦い抜くことができた。今回の『アジアラグビーチャンピオンシップ2017』4試合のうち、相手を0点に抑えたことは初めてなので、チームとしてこだわったことが大きく現れた結果だと思う。サンウルズや他のチームのメンバーとともに戦い、刺激的な時間を過ごすことができた。これからも代表というステージで戦えるように、チームに戻っても頑張りたい」

■鹿尾 貫太選手

「試合の序盤はアウェイということもあり、慣れない環境でミスを続けてしまい、改善点が多く出た。しかし、自分の強みであるタックルを決めてからは、プレーの質を上げることができた。才能のある選手が多くいる中でプレーすることができて、多くのことを吸収し、自分の成長につなげることができた」

■堀越 康介選手

「試合に出場できて素直に嬉しい。自分の課題や、足りないことが『アジアラグビーチャンピオンシップ2017』の期間を通じてわかったので、これからもまたキャップを取れるように頑張っていきたいと思う。
試合に出れない期間が長く、悔しい思いをしたが、日々の練習の中で周りの選手に教わることも多く、刺激がある毎日だったので、フラストレーションというよりもその悔しさをバネに毎日成長しようという思いの方が強かった」

■山沢 拓也選手

「初めての先発出場ということで、とても緊張した。最初のペナルティーキックを外したあたりで、緊張しているなと改めて感じた。その直後のペナルティーキックは入ったので、そこから落ち着いてプレーができるようになった。キックを使う、というゲームプランだったので、あまり点が取れないこともわかっており、その中で相手を0点に抑えたのは大きい。うまくいった部分とうまくいかなかった部分の両方があり、うまくいかなかったところは修正していきたい」

■山田 章仁選手

「とても締まったゲームでいい経験をすることができた。合宿ではディフェンスシステムの組織化を課題として取り組んできたので、相手を0点に抑えたことは、チームにとって自信につながった。『NDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)キャンプ』から非常にハードなトレーニングを重ね、『アジアラグビーチャンピオンシップ2017』を戦い抜き、いい経験を積むことができた。この経験を無駄にしないようにスタンダードを上げ、6月の代表戦に臨みたい」

■アマナキ・ロトアヘア選手

「トライを取れて嬉しい。皆の力を合わせて取ったトライだった。コミュニケーションをうまく取りながらディフェンスをして、相手をノートライに抑えることができた。
選ばれるかどうかはまだわからないが、6月の代表戦でも試合に出れるようにこれからも頑張りたい」