高校日本代表
2011年3月14日~29日
スコットランド・ウェールズ遠征

この合宿について
合宿参加メンバー

●2月7日(月)

最終日。毎日つけている反省日誌を見ても、選手たちが1日1日目標を持ってセッションにのぞみ続けていることが理解できます。昨日の日誌にも、セレクションマッチの反省と今日への意欲が溢れていました。
「代表になりたい」。強い意思表示をする選手諸君を見るにつけ頼もしさを感じました。

選手たちは、高校日本代表をかけた最後のセレクションマッチにのぞみました。25分×3本。疲労もたまり、身体的には厳しい条件ではありましたが、悪い条件を感じさせない集中力を発揮してくれました。下げないアタックを意識させるためのフェーズアタックも趣旨を理解し、積極的に挑んでいました。フラットなアタックにミスも出ましたが、積極的な姿勢を随所に見ることができました。今回最も力を入れたディフェンスも特にFW周辺の押し上げができつつあります。BKのランニングに磨きがかかり、だれが選ばれても素晴らしいチームになることが予想できる内容になりました。

閉講式において高崎総括、松井監督共に言っていたことですが、2019年のワールドカップ日本開催時の主力となる世代として、ふさわしい取り組みだったと思います。
関係者の期待は、U20コーチングスタッフの訪問、指導、そして、A代表監督の薫田氏の訪問に表れていたと感じます。スタッフと中竹コーチングディレクターの協議も熱を帯び、長時間の激論も日常になりました。選手諸君は今回の高校代表(U18)遠征メンバー云々で終えるのではなく、この先代表スコッドとして、U20、A代表、日本代表を目指し成長する取り組みを続け、同世代のけん引役であってほしいと思います。

2月7日(日)   2月7日(日)
2年生5人組 1年生トリオ

2月7日(日)   2月7日(日)
マッチ マッチ

2月7日(日)   2月7日(日)
マッチ マッチ

2月7日(日)   2月7日(日)
マッチ マッチ

2月7日(日)   2月7日(日)
マッチ マッチ

2月7日(日)   2月7日(日)
閉講式 閉講式

●2月6日(日)

本日も6時20分のランニングセッションより始まりました。
午前の練習は入念なウォーミングアップの後、ブレイクダウンスキルとしてボールボディコントロールを行い、その後1対1を行いました。

次にフェーズアタックとして中竹コーチングディレクターによるセッションが行われました。ゲインラインをきるための練習を3対3で行い、アングルチェンジをするためにはその前にはどのような動きをしておくのかなどに重点をおいて行いました。練習の合間合間にはきちんとチームトークを行い、お互いにプレーの確認をし、コミュニケーションを図りながら行うよう心がけました。

続いてFW・BKに分かれて行い、その後は午後のマッチのチームに分かれチームアタックを行いました。「まっすぐにあがる」「先にポジショニングをする」そして「アングルチェンジ」ということに意識をおいて実施。
午前の最後はユニットを行い、FWはラインアウト・キックオフのキャッチ、BKはカウンターアタックを行いました。

午後はチームごとにアップを行い、35分のゲームを2本行いました。多くの保護者や地元のラグビーファンの方、中学生、子供たちが観戦に来てくださり、声援を送ってくださいました。1,2年生も3年生たちに臆することなく激しく、のびのびとプレーしていました。
明日もセレクションマッチがあります。それぞれのパフォーマンスをしっかりと出してほしいと思います。

2月6日(日)   2月6日(日)
W-up W-upからかなりハード

2月6日(日)   2月6日(日)
ボールボディコントロール 3対3

2月6日(日)   2月6日(日)
合間合間にはチームトークを入れながら キックオフ

2月6日(日)
BK フェーズアタック

2月6日(日)   2月6日(日)
マッチ マッチ

2月6日(日)   2月6日(日)
マッチ マッチ

2月6日(日)   2月6日(日)
マッチ マッチ

2月6日(日)   2月6日(日)
マッチ 念入りにクールダウン

●2月5日(土)

本日の練習は、午前中がディフェンス、午後はアタックをテーマに取り組みました。
ディフェンスでの4H「はやく、低く、激しく、走り勝つ」を体現すべく「ヒップダウン」を強調して、低いセットアップを繰り返し練習しました。ラックから速く激しいディフェンスラインを押し上げ、タックル無しでボールを奪うほどの圧力を目指します。

午後のアタックは、1対1のコンタクトスキルを磨きました。基本中の基本ですが、大きく強い相手と戦う上で、ボールキープは生命線です。低く激しくそして真剣に取り組みました。サポートプレーヤーを加えて2対1の形にすることで、より強く、安定したボールキープと前進を目指しました。

ユニットプレーでも基本の確認に重きを置いて取り組みました。スクラム、ラインアウト。FWのセットプレーの安定は、トライを奪うための大切な要素です。激しく、真剣に取り組んでいました。BKのラインプレーは、真っすぐ走る、速い(さばきも、スピードも)パス、がいかに難しいスキルであるかを実感していました。しかし、これを身につけることで自分たちの可能性も大きく広げることができることも理解したようです。
高校代表を目指し、精一杯の取り組みを続けています。

2月5日(土)   2月5日(土)
まだ暗いうちからランニングスキル ランニングスキル

2月5日(土)   2月5日(土)
ランニングスキル 朝食

2月5日(土)   2月5日(土)
W-up W-up

2月5日(土)   2月5日(土)
7ミニッツ ディフェンスアップ

2月5日(土)   2月5日(土)
ディフェンスコミュニケーション ディフェンスコミュニケーション

2月5日(土)   2月5日(土)
ディフェンスコミュニケーション スクラム

2月5日(土)
スクラム

2月5日(土)   2月5日(土)
U20のスタッフ陣が視察 午後のW-up

2月5日(土)   2月5日(土)
午後のW-up W-upも「低く」を意識して 午後のW-up

2月5日(土)   2月5日(土)
午後のW-up 松井監督より

2月5日(土)   2月5日(土)
1対1 ラインアウト

●2月4日(金)

本日より3泊4日の合宿が始まりました。
開講式では最初に今回の団長である前田担当理事から「選ばれたこと、心からお祝い申し上げます。日本協会では2019年日本で開催されるワールドカップに向け新しい戦略を展開している。90回大会の花園でも"花園から世界へ"というスローガンがありました。大きな夢にチャレンジをしてください。短い時間に自分の持てる力を十分に発揮してください。まずはこの中で競り勝つ。そして2019年には自分が出るんだという気持ちを持って臨んでください」と選手たちへ激励の言葉がかけられました。
続いて、谷崎副団長、天野高体連専門部副部長、高崎統括、中竹コーチングディレクターより挨拶がありました。

2019年、中心世代になる彼らにはこれがスタートでありその後もU20・A代表へとずっと追い続けられること。そしてそのためのシステムも整備していっていること。また、監督、コーチに指示されてから動くのではなく、自ら考えて行動すること。3月の遠征はもちろん勝ちに行くので、そのためのメンバーを選ぶこと。そこには見えない敵もたくさんいるので、スキル面だけではなくトータルで勝てるメンバーを選ぶこと。そしてそのためにスタッフ陣も彼らを決して子ども扱いすることはなく目線の高さを揃えて同じ目線の高さでやっていくこと。日本スタイル(4H)の確立と徹底のために次回合宿には代表コーチがこのカテゴリーにも指導していく予定など、今までにはない取り組みがあり未来があることなどが話されました。

開講式終了後は早速ファンクショナルテストが行われました。足首・膝・股関節・肩甲骨などの柔軟性のテストです。
その後グラウンドへ移動しフィットネステストを行いました。マルチ・60m・立幅跳・5段跳び・そして体幹のテストを行いました。マルチテストではポジション毎の具体的な目標値も示され、それを上回るようにとの説明がありました。高いパフォーマンスを発揮した選手もおり、今合宿に向けて十分に準備をしてきたような意識の高さが伺えました。新しい種目の5段跳びではなかなか要領を得ずに苦戦している選手が多く見受けられました。

夜は従来のようなミーティングではなく、コーチングスタッフやS&Cコーチによる個人面談が行われました。

2月4日(金)   2月4日(金)
前田団長挨拶 開講式の様子

2月4日(金)   2月4日(金)
谷崎副団長 天野高体連副部長

2月4日(金)   2月4日(金)
高崎統括 中竹コーチングディレクター...同じ目線の高さで

2月4日(金)   2月4日(金)
ファンクショナルテスト ファンクショナルテスト

2月4日(金)   2月4日(金)
ファンクショナルテスト ファンクショナルテスト

2月4日(金)   2月4日(金)
ファンクショナルテスト マルチ

2月4日(金)   2月4日(金)
立幅跳 新種目...5段跳び

2月4日(金)   2月4日(金)
60m走 個人面談