第12回近畿スクールジュニアラクビーフットボール交流大会平成22年11月20日(土)に兵庫県神戸市総合運動公園ユニバー記念補助球技場にて行われた第12回近畿スクールジュニアラクビーフットボール大会は、爽やかな秋晴れのもと、近畿の2府2県から推薦された12チームを推薦ブロック6チーム(2・3年生主体)・交流ブロック6チーム(1・2年生主体)に分けて行われました。
推薦ブロックは、20分ハーフで3試合行われ、グランドを一杯に使った展開ラクビーが繰り広げられ熱戦の火蓋がきられました。特に第1試合の大阪北地区対兵庫県Aの試合は個々の能力が高くしっかりと立ったプレーや、ナイスタックルが多く好ゲームであった。また、3年生は中学生生活の最後の大会となるこの試合で、下級生を励まし、指導しながらプレーする姿に今後の活躍を感じさせてくれるとともに指導者冥利に尽きる場面も数多く見せてくれました。
交流ブロックは、15分ハーフで3試合行われ、大差の付く試合がありましたが、ジュニアラクビーのコンセプトである、早く外に展開し継続するランニングラクビーを繰り広げてくれました。特に1年生だけの兵庫県は皆が良く走り、接点での強さが目立った。

尚、少人数のために参加できなかった滋賀県、和歌山県でのサッカーや野球に負けないような近畿全体での普及育成に励むことが急務であると感じました。

第16回全国ジュニアラクビーフットボール大会近畿ブロック予選大会

23日(火)に同会場で行われた第16回全国ジュニアラクビーフットボール大会近畿ブロック予選、まず第1試合は、昨年の覇者大阪府スクール選抜が、1回戦で奈良県スクール選抜の素早い出足にペースが掴めなかったが、後半突き放し決勝に勝ち上がりました。

第2試合は、前年の雪辱に燃える兵庫県スクール選抜が京都府スクール選抜を下した。

3位決定戦は、京都府スクール選抜が外への展開で先制しトライを重ねる。後半縦への強さが出た奈良県スクール選抜が追いすがるが、展開力に勝る京都府スクール選抜が突きはなし勝利を収めた。

決勝戦は、接点での強さの兵庫県・すばやい展開の大阪府が一進一退の攻防を続けたが、硬さの取れた大阪府スクール選抜が先制し、後半も突き放す。残り5分から兵庫県スクール選抜が反撃し2トライ返すも、細かなミスが多くノーサイド。2年連続で大阪府スクール選抜が大会を制した。

見事に全国大会出場を勝ち得た大阪府スクール選抜の皆さんには、大阪府のみならず、近畿の代表として、残りの期間に更なる日々の研鑽を積んで頂き、全国大会での活躍を期待いたします。
また、両日を通して選手たちが、震えたつ様な熱い声援を各試合送って頂いた御父兄、御家族の方達なしでは大会の成功は無かったと思います。加えて、各府県の1・2年生の能力が高く来年以降の更なるレベルアップが期待される大会となりましたことを報告させて頂きます。

最後になりましたが、大会を支えていただいた兵庫県ラクビーフットボール協会はじめ両日ともに朝早くから運営に携って頂いた役員の方々に改めて感謝いたします。本当に有難う御座いました。

関西ラグビーフットボール協会
普及育成委員会 竹内文幸

 

優勝:大阪府選抜チーム
優勝:大阪府選抜チーム

 

準優勝:兵庫県選抜チーム
準優勝:兵庫県選抜チーム