選手全員 8月14日(土)・15日(日)、岩手県八幡平市松尾上寄木ラグビー場で「第31回東北中学生ラグビーフットボール交流大会」が開催されました。 東北6県から中学校が7校、ラグビースクール23校の約350名の中学生が参加し、2・3年生(U15)13チーム、1年生(U13)6チームに編成して試合を行ないました。参加チームは、合同チームで参加、普段は他競技の部活動をしている生徒に呼びかけ編成したチームなどいろいろで、競技力にも差が見られましたが、適切なレフリング(岩手県協会レフリー委員会からの公認レフリー派遣協力)等でみなさんが試合を楽しむことができました。 会場となった岩手県も今年は気温30度を越える日が続き、参加者の熱中症等が心配され飲料用、アイシング用等の氷を大量に準備しての開催となりました。しかし、1日目は終日雨天となりグラウンドコンデションは不良となったものの気温の上昇は抑えられ、2日目も曇天で蒸し暑さは感じられたが時折吹く風が心地よく、心配された熱中症による負傷者はありませんでした。 この交流大会は、東北各県の普及育成担当者が意見交換の場を設け(東北少年ラグビー連絡協議会)試合経験の少ない東北の中学生に数多く試合をさせてあげたいとの思いから31年前、第1回大会を秋田県で開催いたしました。以後、東北6県を持ち回りで開催。5年前の27回大会からはU13の試合を組み入れ、大会に参加した選手全員がグラウンドに立ちプレーをする交流大会となりました。 東北地区では、気象条件が厳しく、移動距離も長くなり、たやすく対外試合ができる環境ではありませんが、この交流大会からラグビー競技を始めて高校進学後も継続している選手が数多くおります。近年、中学生の全国大会等各種大会が開催されるようになりましたが、この交流大会は当初の目的を継承し、今後も東北地区中学生へのラグビーフットボール競技の普及、発展に寄与できる大会を目指し開催継続を考えております。 岩手県ラグビーフットボール協会 普及育成委員会委員長 鈴木 淳 天王南中学校 滝沢南中学校 青森選抜 将軍野中学校 鹿折RS 宮城連合1年