メンバー・スケジュール

2月21日

44期高校日本代表強化合宿も最終日となりました。今日も早朝S&Cからスタート。選手に疲労が見られますが、日に日に強度と精度が高まっていきます。

午前の強化合宿ラストセッションもTeam MTGWalk Through→練習のルーティンで進めていきます。選手間のコミュニケーションの高まりが感じられました。やはりラグビーでは練習とは言え、試合をすると結束力は倍増します。

また、今日も里コーチによる「Speed」メニュー。6月のTID Campから一度も欠かしたことの無い、正に「High Speed Rugby」の心臓部です。「Beat WALES」達成までこれからも徹底的に取り組みます。

お借りした施設の片付けと清掃をし、閉講式を行いました。樋口ユース統括から、グランドの内外問わず、常に日本代表としての自覚を持つことをもう一度お伝えいただきました。薬師寺監督からは、選手諸君の直向きな頑張りにより素晴らしい合宿となったことへの満足と感謝が伝えられ、とは言え今回の成果はあくまで「High Speed Rugby stage-1」であり、このスタッフを信じ、更なる覚悟を持って直前合宿で再会しようというお話がありました。

最後に参加スタッフ・選手全員で円陣、握手を交わし、直前合宿の際に、更に成長した姿で再会することを約束して、強化合宿全日程を終えました。直前合宿は312日より同じくここ天理市で行われます。

今合宿開催にあたり、第38母屋様をはじめ天理大学ならびに天理高校ラグビー部の皆様には、準備の段階から多大なる御尽力を賜り、大変お世話になりました。お陰様で大変充実した、ストレスのない合宿を実施することができました。この場をお借りして心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。


2月20日

44期高校日本代表強化合宿3日目も早朝S&Cから一日が始まります。午前6時より天理高校様の素晴らしい施設をお借りして、ハードなSCと丁寧なWalk Throughを行いました。

本日は立命館大学ラグビー部の皆様の胸を借りて、UnitADを中心に練習が展開されました。

ラグビー部の皆様におかれましては、素晴らしい環境を提供いただくだけでなく、チームの大切なお時間を割いて我々に合わせていただきました。また選手の皆様は全力で戦っていただきました。我々はスキルだけでなく、多くの事を学ばせていただきました。立命館大学ラグビー部の皆様本当にありがとうございました。セッション終了後のご挨拶をしてくれたのは、江良颯選手のお兄さんでした。

また、先日シックスネイションズの舞台に立たれた久保修平レフリーにお越しいただき、正に世界基準のレフリングとアドバイスをいただきました。ウェールズと戦う我々にとってかけがえのない経験となりました。

今日も多くの方々のご協力のもと、充実した一日を終えることができました。心より御礼申し上げます。

ハードな1日の最後に嬉しいニュースがありました。石田吉平選手が男子セブンス日本代表のアメリカ遠征のメンバーに選ばれたました。高校生でフル代表に選ばれたチームメイトは我々の誇りです。


2月19日

44期高校日本代表強化合宿2日目はあいにくの雨天となりました。

本日も早朝6時からのS&C Sessionでタフな一日が始まります。天理高校ラグビー部様の御理解と御協力を賜り、早朝の時間に実施することができました。トレーニングの時間は40分ですが、全員が短時間で最大限の効果が上げられるメニューが展開されます。このS&Cの分野もBeat WALES達成のために明確にターゲットが設定されています。

午前のグランドセッションもTeam MTGWalk Through→練習のルーティンで進められます。雨の中、ATについて徹底して取り組みました。選手たちはリーダーを中心に円陣を組み、意見を出し合う場面が増え、一歩一歩チームは成長しています。

午後は、天候の悪化も予想された為、橿原市のジェイテクトアリーナ奈良の施設をお借りしました。奈良県の皆様はじめ、様々な方のご尽力の下、我々の活動があることを再認識する一日となりました。チームとして感謝と敬意をエネルギーに変えてGOALに向けて突き進みます。

本日もTeam MTGWalk ThroughStretchで一日を締めくくりました。明日は立命館大学様にお世話になります。


2月18日

セレクション合宿を経て、第44期高校日本代表メンバーが決定し、集結しました。今回は天理大学様、並びに天理ラグビークラブ様、第38母屋様の多大な御協力を賜り、強化合宿を執り行うことができました。

約二週間ぶりに顔を合わせた選手たちは、JAPANウェアーに身を包み、メディカルチェックを経て、結団式に臨みました。

はじめに317日から始まるウェールズ遠征の団長、渡辺一郎氏(日本協会理事)並びに全国高等学校体育連盟ラグビーフットボール専門部 天野副部長から、高校日本代表に選出されたことへの激励の言葉と、代表としてのプライドと支えてくれた全てへの感謝の想いをチャレンジで体現してほしいとの話がありました。


続いて、薬師寺監督よりこのチームの主将、副将、リーダーが発表され、李主将、福井副将、各リーダーである小西・松山・今野、それぞれからメンバーに向けた熱いメッセージが伝えられました。


閉式後、Team MTGへと移り、薬師寺監督より、昨年6月のTID Campから一貫してきた第44期高校日本代表のGOALである「Beat WALES!!」。それを達成するために積み上げてきたことの共有と今合宿のテーマが提示されました。

期間中すべてを進化させることにこだわります。いよいよ「Beat WALES」へのカウントダウンが始まります。続いて、今田コーチよりこのチームが大切にしている「Walk Through」についてのプレゼンがあり、その意義を再認識しました。

 

天理大学白川グランドに移動したメンバーは、まずWalk Throughで理解とコミュニケーションを丁寧に深めていきます。今後もTeam MTGWalk Through→練習のルーティンで「UPGRADE」していきます。その後、立ち幅跳びと1kmの測定です。

今日の練習はDFUnitを中心に構成されています。常にBeat WALES達成を基準として構成されています。当然高強度のメニューが求められます。印象的だったのは、監督・コーチからの指摘の前にリーダーを中心にお互いに檄を飛ばし合う場面。練習中にどんどん成長し、チームの一体感が増していきます。

ユニットセッションでは、細部にまでこだわり、丁寧な指導。とてもメリハリのある練習となりました。またコーチ陣はその時間を利用してレビューです。

今回お世話になる第38母屋に戻り、素晴らしい食事を前に職員の皆様にチームを代表して葛西選手がご挨拶いたしました。

今回もサポートいただいている株式会社明治様の有光さんより、食事・栄養に関する講習にもあった通り、遠征までを見通した体調管理を踏まえ、しっかりとリカバリーに努めます。

一日の締め括りもTeam MTG & Walk Throughを行い、怒涛の初日は終了しました。