8月10日(土)にフィジー・ANZスタジアムで行われた「ワールドラグビー パシフィック・ネーションズカップ2019」日本代表対アメリカ代表戦の試合後ヘッドコーチ、キャプテンらのコメントを以下の通りお知らせいたします。

日本代表は3勝0敗で勝点を15とし、「ワールドラグビー パシフィック・ネーションズカップ2019」を優勝で終えました。


■ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ

「選手たち全員が誇らしいパフォーマンスを見せてくれた。2006年から始まったパシフィック・ネーションズカップで2011年以来、2回目の優勝をすることができ、選手たちの努力とこの結果に満足している。米国も素晴らしいプレーでプレッシャーをかけてきて、我々日本代表も全てがベストなパフォーマンスではなかったが、1点差でも勝ちは勝ちというトーナメントのことを考えると、ワールドカップに向けて良い予行練習になったと思う。今後は1週間のブレイク期間のあと、網走合宿で強度の高い練習をやっていきたい。網走合宿をワールドカップに向けた最後の準備期間として、9月6日には南アフリカ戦を迎えることになるが非常に待ち遠しい気持ちである。ワールドカップのメンバーについてもこの3試合で毎試合、数名の選手を代えて起用してきた。決勝戦にも関わらずメンバーを代えたのはこの先を見据えてのもので、パシフィック・ネーションズカップの3試合をじっくり検証して、スコッドの構想に入りたい」

■リーチ マイケルキャプテン

「今日の試合で反省は2つある。ディシプリンの部分と相手のペースに付き合ったところが良くなかった。この1週間は長時間の移動も含めイレギュラーな準備だったが、結果を出すことが出来て良かった。8年ぶりにパシフィック・ネーションズカップで優勝でき、このよい流れに乗ってワールドカップを迎えたい。今日の試合の勝利はチームにとっても収穫である。自分自身のプレーについては、もう少しボールタッチを増やしてワークレートを上げたかった。フィジーでの試合で、沢山の家族が応援に来てくれて私にとっても記念すべき試合となった」

■田中 史朗選手

「今回のワールドラグビー パシフィック・ネーションズカップ2019はチームが一丸となり、8年ぶりに優勝もでき、良い大会になったと思います。まだまだ伸ばせるところはあるので、そこをしっかり伸ばしてワールドカップに向けて準備して行きたいです。応援ありがとうございました」

■ツイ ヘンドリック選手

「ワールドラグビー パシフィック・ネーションズカップ2019はチームにとって、とてもいい経験になりました。選手はみんなハードワークをしていて、ワールドカップ本番に向けて着々と成長しています。自分も次のステージに向けて、しっかりと準備していきます」

■山中 亮平選手

「大会を3戦全勝できたことは、ラグビーワールドカップ2019につながる良い結果になりました。試合を重ねるごとに、課題もあれば、自分たちの目指すラグビーができるといった成果も挙げられたので、とても良かった。個人としても、アメリカ代表戦のみの出場ではありましたが、自分の良い部分が試合で出せたと思います。ラグビーワールドカップ2019までの残りの期間、引き続きしっかりと練習に取り組んでいきます」