2022年度高校日本代表候補活動予定および 第1次メンバーはこちら


6月13日(月)

昨日に引き続き「TIDユースキャンプ」オンライン②になります。

 

まず始めに日本ラグビーフットボール協会ユース委員会事務局の榎本より挨拶がありました。

「自分も過去の高校代表の遠征に参加して、環境や食事など見えない敵との戦いは本当に大変だと感じた。皆さんがこのオンラインで多くを学べるのは大きなアドバンテージ。この機会に本気で準備していってほしい」



髙橋監督より、昨日「オンライン①」の振り返りです。

U19JAPAN「Goal」を達成するためのポリシーは「本気」になります。

 


本日の内容の説明です。今日の「Target」は「SPEED」の理解です。

 


さっそくユース戦略コーディネーターでもある里コーチから「JAPAN SPEED」についてプレゼンの始まりです。

 


まず始めに里コーチから選手達のエナジーの確認です。選手は画面に自分のエナジーを表現します。

里コーチのセッションはいつもエナジー全開です。

 


「JAPAN SPEED」とはどういったものなのか。里コーチからのプレゼンです。

 


里コーチのプレゼンを見る選手達。多くを学ぼうとする目から「本気」を感じます。

 


今度は里コーチの画像を見ながら、実際に自宅で体を動かしながら姿勢や動きの確認です。

 


 

里コーチ自らお手本となった動画も流れます。実際の動きを見ることで選手達はしっかりイメージできます。

 


「U19 JAPAN DEFENSE」ではお馴染みの「GAO」の動きも丁寧に説明があります。



実際の高校代表合宿での練習風景です。これも分かりやすい映像です。

 


里コーチからのプレゼンの終了です。

 

選手達はブレイクアウトルームに分かれて里コーチから教わったことを仲間達と共有します。

インプットしたものを、自らアウトプットすることにより、より自分の理解が深まります。

 


里コーチへの質問コーナーです。

 

報徳学園高校、石橋チューカ君からは瞬発的な能力を伸ばす良いトレーニング方法について質問がありました。



流通経済大柏高校、山口匠君からは細かな足の使い方・動かし方についての質問がありました。



本日の「オンライン②」もあっという間に終わりを迎えます。

 

コロナ禍で高校代表の活動は停滞しましたがマイナスばかりではありません。

例えば今日のようにオンラインを駆使することでキャンプ中にせざるを得ないスキルの説明を、事前に画像や映像を使って選手達に学んでもらえるということは、これまででは考えられない事だったかもしれません。

 

この「オンライン①②」を皮切りに、2022高校日本代表がスタートを切りました。

この後、80名の代表候補選手達は、6月後半・9月と40名ずつに分かれてリアルキャンプとなります。

そしてその先にある「Goal」は「Beat France」!

選手・コーチングスタッフ・関係者が一致団結して「本気」でこの「Goal」に挑みます。

2022年、高校日本代表の活躍に乞うご期待です。


6月12日(日)

昨年度(2021年度)、第47期高校日本代表は停滞していた期間を取り戻すべく活動を再開しました。

オンラインとリアルキャンプを並行して行ない、今年3月にはエキシビションマッチ 『U19 RED BLOSSOMS vs U19 BLUE BLOSSOMS』も行いました。

しかしコロナ感染は収まりを見せず、海外遠征は三期連続の中止を余儀なくされました。

今年度こそは海外に遠征をして、高校代表としての新たな歴史を刻み、将来の日本代表に繋がる成果を上げるべく活動をスタートします。


今日は第1次候補選手80名が参加した「TIDユースキャンプ」オンライン①になります。


まず始めに全国高等学校体育連盟ラグビーフットボール専門部 山口優副部長から、ご挨拶を頂きました。

「世界に向けた集団として自覚を持ち、短い時間の中でも集中して多くの事を学び取ってほしい」とご挨拶がありました。

 


続いてこのオンラインキャンプに向けての髙橋智也監督よりの挨拶です。

「代表候補選出おめでとうございます。皆さんと、保護者や先生方含めての努力のたまものです。皆さんは歴史あるラグビー高校日本代表の48期生。2019ワールドカップでベスト8に進出した日本ラグビーの宝でありダイヤの原石です。全国の高校生の代表として責任を持って取り組んでほしい」と話がありました。



続いて2022年度の日程確認と「Goal」の説明です。

第48期ラグビー高校日本代表チームの「Goal」は「Beat France」です。

また個人の「Goal」としては「将来の日本代表を担う人材となる」であり、少し先にあるゴールだけどそれぞれが日本代表を目指して頑張ってほしいとお話がありました。

 


続いて薬師寺利弥統括よりこれまでの高校日本代表の活動についての説明があり、またその中で「高校日本代表に選ばれることは一生の思い出となり、ラグビーを続ける上でも大きな財産となる」お話がありました。

 


そのお話の途中で髙橋監督が「サプライズな特別ゲストが来てくれています」と画面に割り込みます。

なんと2019年ワールドカップで日本の躍進に大きく貢献された埼玉パナソニックワイルドナイツの松田力也選手の登場です。

 


これには選手もびっくり。大喜びで拍手でのお出迎えです。

 

ここからはJRFUユース戦略担当、今田コーチに司会をバトンタッチで松田選手への質問タイムです。

 


今田さんは「高校代表としてU18フランス代表を破った時の思い出」「高校生の段階で世界を見据えるために必要なことは」「松田選手の自分の強味の活かし方」などを質問していきます。

 

松田選手は1つ1つの質問に対して真摯に丁寧に答えます。

日本代表を目指す高校生にとっての必要な要素を交えて分かりやすく答えて頂いて、松田選手の人間性・人柄がとても伺えます。選手達も真剣に聞き入ります。

 

 

薬師寺統括からも「高校代表に選ばれた時の気持ち」「代表として試合に挑むときの心構え」などの質問がありました。

 


松田選手からは「緊張はするけどそれを受け入れ、自分が練習してきたことを出し切ることにフォーカスし、また同世代の仲間達と多くのコミュニケーションを取ることが大切」だとのアドバイスを頂きました。

 

 

続いて選手からの質問タイム。

東福岡高校、石原幹士君からは「代表選手の取り組み」について問われ、「年齢の差で年下だと遠慮しがちだけど、それに負けず自分をアピールすることが大切だ」とアドバイスを頂きました。

 

 

黒沢尻北高校、細川聖君からは「本気の準備」について。修猷館高校、島田隼成君からは「自分や相手の分析」についての質問があり、これも松田選手には高校生たちの今後に繋がるようなお答えを頂きました。

 


松田選手はここまでのご出演となります。

お忙しい中でのご出演、本当に感謝いたします。選手達とって一生忘れられない出来事になりました。誠に有り難うございました。

 

この後スタッフの自己紹介と続き、監督より本日のまとめがありました。

 

最後に記念撮影。

「Beat France」達成に向けて「本気」でのファイティングポーズにて締めくくりました。