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9月8日(木)

合宿最終日となりました。どんよりとした曇り空の下で時折霧雨も降ってきました。しかし、活動するには程よい感じでした。 本日は本合宿のまとめとして四国大学と練習試合を行いました。安全を考慮した特別ルールを用い、7分間を5本行いました。最初は小さなミスからターンオーバーされるシーンが多く見られましたが、プレーが進んでいくにつれ、各々でしっかりとコミュニケーションをはかり、修正をしていき、プレーの精度を高めていくことができました。 グラウンドには徳島県ラグビー協会の中田副会長が足を運んで下さり、我々を見守って下さいました。 


今合宿は徳島県スポーツコミッション、NARUTOスポーツコミッション様にご誘致いただき、素晴らしい環境の中で実施することができました。両団体の方々には本当に朝早くから夜遅くまで我々の活動をサポートして下さり感謝しております。

新型コロナ感染症への心配もまだまだある中、また台風の接近する中、活動の一部を変更しながらのアカデミーでしたが合宿の安全な実施に向けご指導、ご協力いただきましたご家族の方、所属の方、施設の方々のご協力があって無事に終えることができました。ありがとうございました。 選手たちがそれぞれ吸収したものを持ち帰り、さらにスキルアップしてくれることを期待します。



9月7日(水)

合宿2日目です。グラウンドに到着後、徳島県スポーツ振興課の大西課長より激励のご挨拶をいただきました。


台風後ということもあり、午前中は特に涼しく、とても練習がしやすい気候でした。ウォーミングアップの後、まずはブロンコ測定とスピード測定を行いました。その後は、昨夜のコミュニケーションゲームのチームに分かれて、ラグビーボールを使ったファンゲームを行い、夜のミスを挽回し、1番でゴールして高得点を得られるよう、各チーム声を掛け合います。


いよいよラグビースキルの練習に入ります。ハンドリングや1対1、3対3を行う中で、コーチやプレーイングアドバイザーのアドバイスを受け、みるみるうちに選手たちの動きに変化が表れました。その様子からも、選手たちが持っているスキルやポテンシャルの高さを感じます。


昼食・休息後には、ホテルで管理栄養士の河谷さんから栄養の講義を受けました。スタートラインの食事として、バランスの良い食事(栄養素)や野菜をとるメリット、補食を食べるメリット、日々の体重チェックすることの重要性などを学びました。


午後にグラウンドに戻ると、日差しも強く、気温や湿度が上がり、蒸し暑い中での練習となりました。そんな中、鳴門市との交流の一環として、地元の鳴門渦潮高校の女子ラグビー部のみなさんが、観客席でアカデミーの見学をされました(ありがとうございました!)
しっかりとウォーミングアップを行い、午後はコンタクト練習を中心に行いました。強い姿勢や速く起き上がることを意識しながら、一つ一つ丁寧に取り組みました。


夕食後は、今回プレーイングアドバイザーとして参加していただいている山中選手から、これまでの自身のキャリアについて講義いただきました。何度もケガを乗り越えて、リオ大会と東京大会の2回のオリンピックを経験された山中選手のラグビーに対する熱い思いが、しっかりと伝わったことと思います。


最後に、明日誕生日の選手へのサプライズ!



9月6日(火)

第79回女子セブンズユースアカデミーが本日より徳島県鳴門市で始まりました。徳島県でのアカデミーの開催は初めてとなります。
台風11号の影響で、予定していたフライト欠航やバスの経路変更等ありましたが、初日は安全に徳島県に到着することを第一に行動しました。


大浴場で移動の疲れをとったあとは、夕食です。初日ということもありますが、今回は初参加の選手も多く、緊張したり遠慮したり、いつもより静かな夕食時間となりました。


夕食後はキックオフミーティングです。まずはじめに参加者の紹介を行いました。そして、改めてアカデミーの目的やこの徳島合宿の位置づけ、スケジュールを確認します。


その後は、前回の熊谷合宿に引き続き、コミュニケーションゲームの時間です。全体を4人×4チームに分け、対抗戦を行います。また、ミーティング時だけではなく、3日間を通してグランドの練習時に行うさまざまなゲームの結果もチーム得点に反映していきます。今日は背中に文字を書いて伝えていく「背中文字リレー」で競います。言葉は発さず、4人目に正しい単語が伝わるように、背中に全神経を集中させます。ドロップアウトやジャッカルといったラグビー用語もお題となり、文字が分からなくても予測で回答するチーム、新しい言葉を生み出すチームなど様々でした。いつの間にか、初めて参加する選手の緊張していた表情も笑顔に変わっていました。