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6月12,13日

大会3日目。

昨夜、ホテルに戻ったのが遅かったため、今朝もそれぞれがゆっくり過ごし、チームミーティングからスタートしました。2日目の試合レビューを行い、残り2試合を勝ちきって世界一になるために、自分たちのラグビーを信じること、クリーンにプレーすることを全員で誓いました。


【準決勝】日本vsオーストラリア◯27-7(石田2T、大橋1T、高橋1T、村田1T、谷山1G)


【決勝】日本vsカナダ◯21-12(大橋1T、高橋1T、石田1T、谷山2G、丸山1T)


前日の反省を活かし、アタックもディフェンスも一つ一つ丁寧に、クリーンにプレーし、最後まで自分たちのラグビーを貫き通しました。会場では、男子選手たちの応援や、他国のチームからJAPANコールが鳴り響いていました。応援の後押しもあり、苦しい時間も粘り強く戦い、優勝することができました。FISU世界学生選手権、日本女子チーム過去最高位です。


表彰式では、2位のカナダ、3位のスペインの選手たちと互いの健闘を称え合いました。


ソレイユが沈むころ、3日間毎試合前にウォーミングアップを行った思い出のフィールドで選手、スタッフ全員で写真を撮りました。


その後、夕食会場やチームエリアで他国の選手たちと交流を深めました。リエゾンのイネスさんには、サポートのお礼に男女選手・スタッフ全員のサイン入りジャージをプレゼントしました。


ホテルに戻ったのは深夜となり、翌朝のフライトが早かったため、ホテル到着後すぐにクロージングを行いました。高橋キャプテンの「パリ五輪後は私たちが日本の女子セブンズを引っ張っていこう!」という強い言葉で締めくくりました。
明朝、マルセイユを発ち、14日午前に帰国します。今遠征を実施するにあたり、国内外の多くの方々にサポートしていただきました。選手たちの学校、ご所属先、ご家族をはじめ、合宿・遠征・大会関係者の皆様、ご理解・ご協力をいただき大変ありがとうございました。


6月11日

大会2日目。

朝はそれぞれがゆっくり過ごし、チームミーティングからスタートしました。1日目の試合レビューを行い、良かった点、改善点を確認しました。


プール第3試合日本vsスペイン ◯19-17(大橋1T、高橋1T、矢崎1T、谷山2G)
プール第4試合日本vs南アフリカ ◯24-0(大橋1T、高橋1T、新居1T、松井1T、谷山2G)
初戦のスペイン戦はペナルティが多く、とても苦しい試合展開となりましたが、全員で粘り強く戦い、勝ちきることができました。


試合間には、男子チームを応援しました。


続く南アフリカ戦では、初戦の課題を修正しましたが、コミュニケーションミスにより、アタックチャンスを何度も失ってしまいました。しかし、最後まで全員で体を張り続け、無失点で勝ちきることができました。


プール戦4戦4勝により1位通過で準決勝進出です。遅い時間の最終戦により、ホテルには夜遅くに戻りましたが、しっかりリカバリーをし、残る2戦に備えます。


6月10日

大会1日目。

バスの出発が30分遅れるというハプニングがありましたが、チームワークで乗り切り、無事に会場に到着しました。ウォーミングアップでは、初めての国際大会となる選手たちは緊張している様子でしたが、キャプテンの高橋夏未選手が「緊張しているときこそ、隣りの人を見てアイコンタクトをしよう!」と声をかけて緊張をほぐしました。


第1試合目日本vsメキシコ ◯55-0(高橋3T、谷山1T3G、大橋1T、松井1T、村田1T、矢崎1T、石田1T、松田2G)


第2試合目日本vsポーランド ◯52-0(谷山3T6G、矢崎2T、石田2T、大橋1T)【写真3】


初戦からソレイユのセブンズで圧倒しようと、全員が強気で勝負することができました。2試合目は体格が大きい相手でしたが、1試合目に出た課題を修正し、これまでやってきたことの大切さ、日本の強みを実感できる試合内容となりました。
2試合目終了後は、スタンドで男子チームの試合を応援しました。


大会1日目を男女とも2勝で終えることができました。プール順位が決まる大会2日目に向けて、しっかりリカバリーして臨みます。


引き続き、「ソレイユセブンズ」の応援をよろしくお願いいたします!


6月9日

今日は大会前日です。

いつもよりゆっくり朝の時間を過ごし、朝食後にチームミーティングを行いました。日本が世界で勝てる4つの強みを再確認し、その象徴となる先日の国内合宿のトライシーンをみんなで観ました。そして、今大会の目標と目的を確認しました。選手たちが名付けた「サニー(太陽)セブンズ」は、フランス語では「ソレイユセブンズ」です。桜と太陽の関係から、自分たちが未来の桜の蕾に光を当てる存在になるのだと、同じ目的をもって結束しました。


最後にジャージプレゼンテーションを行いました。今大会初めて世界で戦う選手が多いですが、それぞれがこのジャージを着る強い意思を自分の言葉で伝えてくれました。



その後、大会会場へ移動し、昼食をとりました。


フランスの食事にもだんだん慣れ、日本食の補食と組み合わせて美味しくいただきます。
チームエリアに移動して休憩した後、キャプテンズランです。事前合宿を含め、これまでで1番ハンドリングエラーが少なく、コミュニケーションがよくとれていました。短い時間でしたが、集中して質高く行うことができました。


夕方には天気が一転し、スコールと雷の嵐となりました。そのような中、会場の観覧席に出場チーム、選手が全員集まり、開会式が行われました。今大会は5大陸から13ヶ国のチームが出場します。男女揃って国旗を先頭に行進しました。


最後に、参加者全員がフィールドに出て、手を繋いでダンスをし、交流を深めました。


いよいよ明日からFISU世界学生選手権が始まります。「ソレイユセブンズ」の応援をどうぞよろしくお願いいたします。


6月8日

フランス遠征2日目です。

本日も午前に試合会場のフィールドでトレーニングしました。少し雨がぱらつき、昨日に比べて気温が低く、トレーニングには最適でした。


初めのコンタクトでは、高橋夏未キャプテンのはじめの声がけのとおり、1つ1つ対外国人を想定して質高く取り組むことができました。また、ディフェンスでは、国内合宿で残った課題を修正しようと、しっかりコミュニケーションをとって隣り同士のコネクトの意識が高まりました。


最後の7対5では、なかなかうまくいかない時間もありましたが、1人1人が前を見てしかけ、周りがサポートすることを意識することで、強みを活かしあった継続アタックが見られました。明日のキャプテンズラン前にいいイメージでトレーニングを終えることができました。


スタジアムでの昼食後、近くのショッピングモールに出かけました。日本とは異なるフランスの食べ物や文化に触れながら、みんなでリラックスして過ごしました。
夕食は、リエゾンのイネスさんと一緒に。


明日は大会前最後のトレーニングです。これまでやってきたことの集大成として、全員で最高のキャプテンズランを行います。


6月6、7日

羽田空港を出発後、フランクフルトを経由し、約18時間かけてマルセイユ空港に到着しました。


翌日、フレンチスタイルの朝食をとった後、チームミーティングを行いました。国内合宿最終日に行った練習試合のレビューが行われ、大会までの残りの期間で修正する課題を確認しました。


その後、男子チームと同じバスで、大会会場であるMaurice David Stadiumに移動し、練習を行いました。長い移動の後で、身体が重く感じながらも、肺の中の空気をフランスの空気に入れ替えようとしっかりと息をあげました。国内合宿であまり見られなかったハンドリングエラーが多かったですが、コミュニケーションの改善により、徐々になくなっていきました。


昼食は、他チームと一緒にカフェテリアでケータリングをいただきます。まだ数チームしか到着していませんが、明日には男女各10チーム、全20チームが勢揃いします。各チームとの交流もこれから楽しみです!


ホテルに戻り少し休憩後、チームアクティビティを行いました。2チームに分かれ、それぞれ協力して課題解決に取り組みました。


その後、近くのスーパーを散策し、再びスタジアムに戻って夕食をとりました。


移動疲れや時差の影響、南仏の暑さもあり、ハードな1日だったことでしょう。残りの2日間で大会をベストな状態で迎えられるよう準備していきます。