公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、9月28日(現地時間21:00キックオフ/日本時間29日4:00キックオフ)に開催された「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」サモア代表戦終了後の日本代表ヘッドコーチ、キャプテンらのコメントをお知らせいたします。

本試合は28-22(前半17-8)で日本代表が勝利しました。


※試合記録(JRFU参考記録) https://www.rugby-japan.jp/match/24817/print

※フォトギャラリー https://www.rugby-japan.jp/japan/gallery/photo/#id757

 

■ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ

「ワールドカップでの大きな勝利になったと思います。タフな試合でしたし、フィジカルの部分で難しい部分もありましたけど、サモア相手に攻撃も非常によくて、勝つことが出来てよかったと思っています。次の試合へ向けてもしっかりやっていきたいですし、ティア1とのタフな大一番になりますが、また楽しみにしたいと思います」

 

■姫野 和樹 キャプテン

「本当にタフなゲームでしたし、勝ててホッとしています。チームを誇りに思いますし、チームのみんなで勝ち取った勝利だと思います。自分たちには勝つプランニングがありましたし、それを100%遂行することが求められていることでした。みんなが自分の役割を理解して遂行してくれた結果だと思います。(トライシーンについて)フォワードのトライなので、フォワードの身分としてはすごくうれしいです。サモアのフィジカルに関してはうまくできた部分もあれば、後半にやられてしまった部分もあるので、次のアルゼンチン戦ではそのムラをなくしていきたい。大一番になると思いますので、いつも通り自分たちのやることにフォーカスして準備したいと思います。ファンの皆さんの声援は僕たちの背中を押してくれますし、声援があってこそきつい時間帯も乗りきれたと思います。ご声援ありがとうございました」

 

■堀江 翔太

「サモアも強かったです。フィジカルでくるチームで押し込まれた部分もあったので、そこは修正しないといけないと思います。ただ、今日は最後までリザーブを含めて全員が体を張り続けていたので勝つことができました。レッドになるとチームに迷惑をかけてしまうと思っていましたし、ベンチからもヒヤヒヤしながら見ていました。チームメイトがしっかりと抑えてくれたのでよかったです。次のアルゼンチン戦へ向けて、もっとよくなるために見直して向かいたいと思います」

 

■具智元

「負けられない試合でしたし、最後は危ない場面もありましたけど、勝つことができて安心しています。サモアのスクラムでペナルティをとられたシーンもありましたけど、そこは堀江さんとすぐにコミュニケーションをとって方向性をあわせることが出来て、逆に相手にプレッシャーをかけられるところまでいけたのでそこもすごくよかったと思います。このまま勢いにのって、アルゼンチンにも勝ってファイナルまでいけるように頑張りたいと思います」


■リーチ マイケル

「ギリギリでしたけど、結果的に勝ててよかったです。(トライシーンは)チームワークのトライで、(自分は)ボールを置いただけでした。チームにとってこの勝利は大きいですし、今日は80分通して規律が良かったと思います。サモアはフィジカルに自信をもっていて、特にフォワードにパワーがありました。次の試合も負けられないので今日はリカバリーして来週に向けてしっかり準備したいと思います」

 

■齋藤 直人

「いつも通りの準備をして、チームから求められていることを意識していました。今はすごく嬉しいのと安心した気持ちでいます。今日勝たないとプール戦を突破できないと認識していましたし、今思えばプレッシャーを感じていて、普段とも違って常にワクワクしている状況でした。(流選手からは)『勝たせてこい』と言われていました。ユタカさんの分も背負ってプレーするという気持ちでいました。アルゼンチン戦へ向けて明日からもしっかり準備したいと思います」

 

■松田 力也

「嬉しいですし、まずは勝てて安心しています。常に100%のキックを目指している中で、今日は一本外してしまって、それが決まっていれば最後あんな展開にならなかったのでもっと精進していきたいと思います。連続成功は途絶えましたけど、一本一本集中して切り替えてやるだけなので、ここからまた自分のキックを信じてやり続けたいです。流選手が変わるのは大きかったですけど、(齋藤)直人も(福田)健太もいい準備をしていたし、だれが出ても遜色ない良いプレーができると思っていました。次のアルゼンチン戦も勝たなければいけないので、まずはベスト8へ行けるように出し切りたいと思います」

 

■中村 亮土

「勝ち切るというところで非常にいい結果が出たと思います。フィジカルが強くて前面にパワーを押し出してくるサモアに対して自分たちがどこまでできるかの勝負でしたが、お互いに意地の張り合いのなかでファンの皆さんにとってもいいゲームをお見せできたのかなと思います。(福田)健太のファーストキャップもあり、チームとしては逆にエナジーがあがったというか、いい形で最初のキャップを得れたことは喜ばしいことだと思います。次がファイナルだと思って、フィジカル含め最高の準備をしたいと思います」

 

■松島 幸太朗

「勝てたことはベスト8につながる勝利なのでチームで喜びたいと思います。ただ、直すべきところはたくさんありますし、自分たちのぬるい部分が時々出てしまったところもありましたので、気を引き締めないといけないと思います。次のアルゼンチンもかなりプレッシャーをかけてくると思うので自分たちはそこを受けずに自分たちからプレッシャーをかけていきたいと思いますし、ベスト8というところよりもまずは目の前のアルゼンチン戦へ向けて、もっと精度を高くしてやっていきたいです」

 

■福田 健太

「まずはチームとして勝てたのがよかったですし、個人としてもこのワールドカップという舞台で日本代表として初めてプレーする機会を頂いて、コーチ陣はじめ、今まで支えてくださった方々に感謝の気持ちを伝えたいと思います。昨日はすごく緊張していましたけど、今日はアップのときから楽しめて臨めたと思います。サモアのどんどん前に出てくるアタックはわかっていましたし、ディフェンスのところをしっかりコントロールできればと思っていました。しっかりと次の仕事に向かっていきたいと思います」

 

■レメキ ロマノ ラヴァ

「非常にタフな試合で、最後までどうなるかわかりませんでしたけど、勝ててよかったです。最高の雰囲気でしたし、今までのきつい練習は今日のためにあったと思えましたし、日本の皆さんの声援が本当に力になりました。個人的にはトライをとりたかったですけど、ボールを持ったら前に出て、きついときはプレッシャーをかけて、ゲームプランを遂行できたと思います」

 

以上