・スケジュールと参加メンバーはこちら




11月23日

ついに、今シーズンの集大成となる運命のイングランド戦まであと1日と迫りました。


この日は、恒例のキャプテンズラン(試合前日の最終練習)を

イングランドラグビーのホームスタジアムであるアリアンツスタジアム(トゥイッケナムスタジアム)で行いました。



アリアンツスタジアムは、ロンドン郊外にある収容人数8万2000人を誇る世界最大のラグビー専用競技場で、

ラグビーの聖地とも呼ばれています。イングランドのホームゲームの他、ラグビーワールドカップの決勝など

様々なビッグマッチの舞台となってきました。



明日の試合は、8万2千席が既にソールドアウトしています。

過去最大の会場ということもあり、緊張もあるでしょうが、選手達の間に、笑顔が目立ったのが印象的でした。


そして、宿舎に戻ってからは、前日恒例のジャージープレゼンテーション。

登録メンバーに、一枚一枚試合ジャージが手渡されるセレモニーです。



ヨーロッパ遠征でのプレゼンターは、ゲームキャプテンが務めています。

今回もウルグアイ戦に続いてゲームキャプテンである齋藤 直人選手が

登録メンバー一人一人に、一枚一枚ジャージを手渡しました。

皆、笑顔です!


そして、ジャージを受け取った選手は、それぞれの思いを抱えながら席へと戻って行きます。


この日の登録メンバーには、出場すれば初キャップとなる三菱重工相模原ダイナボアーズ所属の李 承爀(り すんひょ)選手も含まれていました。


プレゼンテーションの前には、サプライズで、李 承爀選手の弟で、一足早く日本代表のキャップを獲得している李 承信選手からのお祝いビデオメッセージが流されました。


李 承爀選手からファンの方へのメッセージです。

「メンバーに選んで頂き光栄に思います。家族・妻をはじめとする、今まで僕に関わって下さった皆様に感謝しています。日本代表の自覚とプライドをもって、全力を尽くします。応援よろしくお願いします。」


そして、最後には、このヨーロッパ遠征恒例となっている永友 洋司日本代表チームディレクターによる四文字熟語が

選手達に贈られました。


永友 洋司日本代表チームディレクター「今回の四字熟語は七転八起(しちてんはっき)。7回転んでも、8回起き上がる。

何度失敗しても、挫けずにやり抜く意志を忘れずに試合に臨んでほしい」



ヨーロッパ遠征で贈られた四字熟語をおさらいします。

疑事無功(ぎじむこう) 一度決めたことは決然として断行する

②率先躬行 (そっせんきゅうこう) 人の先頭に立って、自ら物事を実行する 

そして

③七転八起 (しちてんはっき)何度失敗しても挫けずに、やり抜く


さあ、明日は、8万2000人の満員の観客がスタジアムを埋め尽くす中で、日本の「超速ラグビー」の現在位置を世に知らしめる、またとない機会がやってきます。

会場に駆けつける方も、テレビやスマホなどで視聴される方も、後で結果だけ確かめる方も、皆様それぞれにできる形で構いません。選手への応援、よろしくお願いします!



11月22日

昨日は、リカバリー中心のメニューで、選手は心身を休めました。


そして、本日午前には登録メンバーが発表され、

午前中の練習でも登録メンバーで連携の確認が行われました。




リザーブに入った 李 承爀選手は、出場すれば今シーズン20人目の初キャップ選手となります。

11月12日追加招集されたベン・ガンター選手もリザーブに。

同じくリザーブに入った秋山大地選手は、出場すれば2022年以来のキャップとなります。



午後には、グランド全体を使って試合を想定したトレーニング。


イングランドを想定したフィジカルで負けないプレーを心がけます。

テビタ・タタフ選手もフランス戦以来のリザーブに。

長田 智希選手、ファウルア・マキシ選手もフランス戦以来の先発出場となります。


「良い練習ができた」と選手達に語りかける齋藤 直人ゲームキャプテン。


そして、フォワードは全体練習が終わり、日が暮れた後もスクラムの確認です。



今シーズン最後の試合となるイングランド戦までいよいよ後2日となりました。

勝利を信じて、皆様の応援をよろしくお願いします!



11月20日


ラグビー日本代表の1日は早朝から始まります。



合宿地は、自然が豊かな場所で、リスや鴨、野鳥などが所々に姿を現します。


ゴールポストの上も鳥が!


さて、そんな中、選手は毎日のルーティンであるウェイトトレーニングから1日をスタート。


そして、午後からは再びグランドでのトレーニング。

チームの連携確認と同時に、イングランドに負けない激しいコンタクトを繰り返し行いました。



現チームの中で、最多キャップ数を保持する姫野選手は「自信を持ってプレーしよう」と選手達に呼びかけます。


トレーニングの後は、選手全員でハイタッチしてお互いのハードワークを称え合いました。



最後の円陣を組んだ時には、真っ暗になってしまったので、車のライトを点灯して対応しました。



ロンドン2回目の練習も非常に充実したものでした。この日も、気温が3度を切る凍てつくような寒さでしたが、選手達の熱気は寒さを上回るものがあったように思います。

イングランド戦まで、あと4日。選手達のトレーニングは続きます。



11月19日

ヨーロッパ遠征最後の地、ロンドンにやってきました。

一昨日に飛行機で移動して、ロンドンに到着したチームは、

昨日のオフを経て、本日から本格的な練習を再開しました。


天候は、生憎の雨。


紅葉が綺麗なところですが・・・とにかく寒いです。本日の昼間の気温は3度から6度。フランスにいたときも寒く感じましたが、こちらは更に冷え込んでいます。


そんな中、チームは週末のイングランド戦に向けて、早速激しいトレーニングを行いました。


選手は凍てつく寒さに負けず、ロンドン初日の練習を充実した形で終えました。

6月に対戦したイングランドと再戦することで、今シーズンの「超速ラグビー」の進化をみせる絶好のチャンスが

刻一刻と迫っています。

皆様、引き続き、応援よろしくお願いします!



11月15日

シャンベリー滞在5日目。

ヨーロッパ遠征二戦目となるウルグアイ戦を明日に控え、朝からチームは連携確認を行いました。

滞在中は、雨が降ったり、強風で寒さの厳しい中でのトレーニングが多かったものの、この日は快晴。

清々しい気持ちで、前日を迎えることができました。



午後には、スタジアムで、試合前、最後の練習(キャプテンズラン)を行いました。






そして、宿舎に戻ってからは恒例のジャージープレゼンテーションです。



この日のプレゼンターは、立川理道選手から引き継いだ斉藤直人キャプテン。

ジャージが一枚づつ登録選手に手渡されていきました。

(部屋の照明が暗く、電灯がない頃の西洋画のような写真になってしまい、見づらいかもしれませんが、選手は皆笑顔です。)


そして、前回に引き続き、永友 洋司チームディレクターから四文字熟語が発表されました。


今回の四字熟語は、率先躬行(そっせんきゅうこう)。人の先頭に立って、自ら物事を実行すること、というメッセージが選手たちに贈られました。



さあ、ウルグアイ戦まで待ったなしとなりました。

皆様、精一杯の応援をよろしくお願いします!


11月14日

シャンベリー滞在4日目。

昨日は、練習はお休みでした。久々のオフとなった選手達は、アルプスの山々に囲まれたシャンベリーならではの自然を満喫しようと屋外でピクニックをしました。

・・・といっても、食事をするでもなく、おしゃべりするでもなく何やら、どこかを凝視しているようです。一旦この先に何があるのかといえば・・・


巨大な湖が!これはブルジェ湖(Lac du Bourget)といって、フランス最大級の湖です。

せっかく来たのだから、湖に入らねば、と思ったのか、それとも度胸試しなのか、選手達は気温7度の寒空の中、果敢にも湖の中へと入っていき、水遊び(水行?)を楽しみました。(動画は、Xやインスタグラムに上がっていますので、是非ご確認ください。見るからにとっても寒そうです)。


さて、そんな中で、14日には、ウルグアイ戦のメンバーが発表されました。

この日からの練習は試合に向けた仕上げの作業となります。


負傷で離脱した立川理道選手に代わり、次戦のキャプテンに指名されたのは、齋藤 直人選手。


副キャプテンには、ディラン・ライリー選手と


原田 衛選手が選ばれました。


フランス戦とはメンバーも代わり、新たな気持ちでチームの連携を確認していきます。



11番で先発に出場する濱野 隼大選手。


3番で先発する為房 慶次朗選手。


そして、次戦には出場しませんが、新たに追加招集となったベン・ガンター選手もこの日から練習に本格参加。


ガンター選手に続いて、追加招集となった伊藤 耕太郎選手もこの日が初の練習合流です。


練習の締めは、キャプテンからの一言。


いよいよ試合まで2日となりました。

最後の調整を行い、選手たちは今シーズンで、培ってきたものをウルグアイにぶつけます。


皆さん、応援よろしくお願いします!


11月12日

シャンベリー滞在2日目。この日の午前中は生憎の雨でしたが、バックスはジムでのトレーニング、フォワードはグランドでの練習をそれぞれ行いました。



そして午後からはグランドでの練習。霧が晴れると、アルプスの山に囲まれた場所だというのがわかります。






練習終盤には、同じくシャンベリーで試合を控えるトンガ代表との合同練習も行いました。


なお、この日からベン・ガンター選手もチームに加わりました。今後の活躍に期待です!


次なる対戦相手ウルグアイ代表との試合も刻一刻と近づいてまいりました。

次の試合に向けて、皆様の変わらぬ応援をよろしくお願いします。



11月11日

フランス戦から一夜明けた昨日は、移動日でした。

パリから、フランスの高速鉄道(TGV)に乗ってフランス東部の都市シャンベリーへ。

約5時間半の鉄道の旅でした。


シャンベリーは、スイスやイタリアと国境を接するフランス東部サヴォワ県の県庁所在地。

アルプスの山々に囲まれた自然豊かな土地で、冬には近隣の山にスキーに行く拠点地として知られているそうです。


そして、今朝から、トレーニングを再開しました。

まずはジムで筋力・体幹トレーニング。


続いて、グランドでのトレーニング。


午前の終わりは、シャンベリーならでは屋外でのミーティング。

選手は薄着ですが、気温は昼間ながら、10度以下のかなり寒い気温です。


そして、午後もトレーニング。

練習の冒頭では、コンディションの都合で、立川理道キャプテンが離脱したことに触れ、エディーHCから「全員がキャプテンの気持ちでプレーしてほしい」と選手に呼びかけました。





練習終盤には、空は真っ暗に。


ヨーロッパ遠征、2試合目は、今週末(現地時間16日土曜日14時30分キックオフ)のウルグアイ戦です。

次の戦いに向けて、選手達は激しいトレーニングを行っています。

皆様の応援よろしくお願いします!



11月8日


さあ、いよいよ決戦まで後1日となりました。決戦の地スタッド・ド・フランスに乗り込み、この日はキャプテンズラン(試合前日の最終練習)を行いました。

スタッド・ド・フランスは1998年のFIFAワールドカップの会場として作られ、2023年のラグビーワールドカップの決勝戦や、2024年のオリンピック・パラリンピックの会場として使用されるなど、フランス国内の大規模イベントの会場として利用されてきました。

ラグビー日本代表が、このフランス最大のスタジアムで試合をするのは初めてのことになります。


そして、宿舎に帰って、夜には前日恒例のジャージープレゼンテーションが行われました。



プレゼンターは、立川キャプテン。


選手一人一人にジャージーが手渡されていきます。


永友 洋司日本代表チームディレクターからは、「明日は日本代表としてスタッド・ド・フランスでの初めての試合になる。100年以上続く日本ラグビーの歴史にも思いを馳せながらプレーして欲しい」と選手達に話しかけました。そして疑事無功」(信じることができず、疑いながら行動しても、事を成し遂げられない。一度決めたことは断行すべき)という四字熟語を選手達に贈りました。


さあ、明日はいよいよ決戦です。選手の準備はしっかりと出来ました。あとは準備してきたことを実行するのみ、です。

会場にお越しの皆さんも、テレビやパソコン・スマートフォンで観戦される皆さんも、

精一杯の応援をよろしくお願いします!




11月7日


昨日は移動日でした。パリの中心地に拠点を移して、決戦の地スタッド・ド・フランスも、後少しのところまで近づいてきました。いよいよ決戦に備えて、最後の準備が始まります!


まず朝は、フォワードはジムでのトレーニング。バックスは、ホテル内のスペースでの体幹トレーニングです。


至る所に、クリスマスツリーのデコレーションが。パリではもうそういう季節なんですね。


さて、本日のトレーニングは、フランスの国立体育スポーツ研究所(INSEP)のグランドをお借りして行いました。普段は、オリンピックやパラリンピックアスリートのエリートトレーニングセンターとして使われているところで、大変広大な施設の中に、天然芝の立派なラグビー場があります。


試合前2日前に迫ったこの日のトレーニングでは、様々な状況を想定した全体練習で、チームの連携をテスト。激しいだけではなく、チームとして連動したアタックやディフェンスができているか、を最終確認していきます。




選手たちが、それぞれに声を掛け合い、連携を確認する様子が練習の様々な局面で見られました。



一方、この日は、昨日(6日)に急遽合流した三菱重工相模原ダイナボアーズ所属の李 承爀(り すんひょ)選手が練習に初参加しました。李選手は、李 承信選手の2歳上のお兄さん。今後の活躍に期待です!


スクラムを組む李選手。



練習の最後には、エディーHCが、「最高の準備ができている。あとは実行するだけ」と、試合に向けて選手を鼓舞するコメントを伝えていました。



いよいよ試合まであと2日です。

みなさま、応援よろしくお願いします!



11月5日


パリは今、シャンソンでも有名な枯葉舞い散る季節。選手たちは、枯葉の敷き詰められた道路を歩いて練習場へと移動します。


本日も気温は、10度前半の寒さ。エディーHCやスタッフは、冬物のウェアーを着て、寒さをしのぎます。


そんな中、選手達は、試合に向けてヒートアップ。この日もチームで、「超速」ラグビーの精度を高めていく、様々なトレーニングを行いました。



戦術のこともあり、練習内容について細かいことはここでは書けませんが、選手達の写真をみていただければ、充実した練習ができている様子は、少しでも伝わるのではないかと思います。

決戦まであと、4日。

皆様、応援よろしくお願いします!


11月4日


昨日は移動日でした。本日からチームは、ヨーロッパ遠征初戦(フランス戦)の舞台となるパリでトレーニングを行います。



そして、この日から、フランスのリーグで活躍するテビタ・タタフ選手と、齋藤 直人選手がチームに合流しました!


これでいよいよ遠征チームの全員が揃いました。


斉藤選手、タタフ選手も合流しての全体練習。


二人に負けていられないと、他の選手達も練習に力が入ります。


この日午後のトレーニングは、フランス戦の開始時刻(21時10分)に体を少しずつ合わせて行くために、午後の練習時間を少し遅めて、夕方に行いました。


この日のパリの夕方の気温は12度ほど。かなり肌寒い温度ですが、パリの夕暮れの下で、選手達の汗が光っていました。ハードワークの様子が伝わることかと思います。


次の相手、ヨーロッパ遠征の最初の相手、フランス戦は、今週土曜日(日本時間日曜日10日午前5時10分)です。

皆様、応援よろしくお願いします!



11月2日

ヨーロッパ遠征は3日目です。前日同様、1日のスタートは早朝のジムワーク。フォワードとバックスに分かれて筋力トレーニングに励みました。



(前日に続いてですが・・・)選手に触発されてエディーHCもトレーニング?


続いて選手達が移動したのはこれまた昨日と同じく・・・



「DOJO」と言われている・・・


柔道場です。こちらで激しいコンタクト練習がこの日も行われました。


午後は、グランドでのトレーニングが行われました。

次戦のフランス戦に向けた対策と、ニュージーランド戦で見つけた課題の修正を、旅の疲れを感じさせない激しいプレーで確認していきます。


なお、練習後には、地元メディアによるエディーHCと、原田選手へのインタビューもありました。




明日は、いよいよ決戦の地パリに向けて移動します。

(更新はお休みします)



11月1日

ヨーロッパ遠征、2日目は、早朝のジムワークからスタートしました。




エディー・ジョーンズコーチもトレーニングに参加?



続いて、近くの柔道場に移動。「柔道の父」嘉納治五郎の肖像が見られるこの場所で、選手達は主にコンタクト系のプレーを確認しました。


午後からはグラウンドでトレーニング。


地元の若手選手が練習相手になってくれて、スクラムやラインアウトなどの合同練習も行いました。



2日目の練習も非常に充実した内容でした。

11月9日のフランス戦に向けて、チームの準備は順調です。

皆さん、応援よろしくお願いします!


10月31日

およそ一ヶ月にわたるヨーロッパ遠征がいよいよ始まりました。チームは、昨日、飛行機とバス移動合わせて20時間以上の時間をかけてフランスのキャンプ地に到着しました。

移動の疲れも残る中ですが、今朝から早速トレーニングです。


まずは旅の疲れをほぐす為にジムでのトレーニングから。



スパや、マッサージでリラックスする時間もありました。



午後からは、グラウンドに移動して、トレーニング。




練習後には、この日で30歳を迎える小山 大輝選手の誕生日をお祝いしました。

合宿中なので、ケーキではなく、フルーツの盛り合わせです。

小山選手おめでとうございます!


チームは、まずは11月9日のフランス戦に向けて、準備をスタートしました。

皆さん、応援よろしくお願いします!