公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、11月24日(日)(※日本時間11月25日)に開催された「リポビタンDツアー2024」イングランド代表戦終了後の日本代表ヘッドコーチ及び選手コメントをお知らせいたします。
●エディー・ジョーンズ HC
「まず、イングランドの選手たちには『おめでとうございます』とお伝えしたいですし、監督(スティーブ・ボーズウィックHC)はとても良い仕事をされていたと思います。現在のJAPANは、学びと時間が必要です。まだまだ200キャップ以下の若い選手たちがいるので、我慢すること、やり続けることが重要だと思っています。シーズンを通じて、もちろん浮き沈みはありましたが、特にここが伸びたという成長もなければ、ここが広がったというところもないと思っています。プロセスを信じてやり続けることが大切だと思います」
● 齋藤 直人 選手
「前半20分〜30分ぐらいまで、常にイングランドのプレッシャーを受けて、なかなか自分たちのペース、自分たちのアタックというところが見せられなかったです。(超速ラグビーは)常に自分たちのアイデンティティであって、難しいのはわかっていますし、今年1年うまくいかないこともありましたけど、自分たちはそれを信じて、やり続けるだけだと思っているので、もちろん結果は出ていませんけど、信じてやり続けます」
● 姫野 和樹 選手
「(試合に勝つことができず)非常に残念です。自分たちのやりたいことがすべてできなかったです。もちろんいい場面もありました。後半の最初の入りなど、すごくいい場面ももちろんあったのですが、こういったテストマッチは前半が特に大事になるので、前半であれだけイングランドの思う通りに(プレー)させてしまうと、ゲームに勝つことは難しくなってくるのかなと感じました」
● 下川 甲嗣 選手
「アタックに関してはモメンタムがあるときはいいラグビーができていると思いますけど、ディフェンスでは前に出られる部分で出られなくて相手にやりたいラグビーをさせてしまいました。結果をなかなか出せていない部分は選手自身も分かっていることですけど、一歩ずつ前に進んでいると思いますし、これからリーグワンにうつりますけど、一人ひとりがレベルアップしていく必要があると思います。(個人としては)インターナショナルな試合を連戦の中で経験できたことは大きいですし、チームの一員として結果に影響を与えられるような選手になっていきたいです」
● 長田 智希 選手
「前半、フィジカルやハイボールのところで相手の強みを存分に出させてしまったので悔しいですね。ただ、トライに繋がったところだったり、フェーズを重ねながら外でチャンスを作っていくJAPANの強みは少しずつ出せたかなと思います。シーズンを通してJAPANとして納得いく結果ではなかったですけど、しっかり受け止めて次に繋げていきたいと思います。(自身の成長について)まだまだ足りないと思いますし、キャップ数は重ねていますけど、もっともっとチームに貢献していける選手にならないといけないと感じています」
以上