11月30日、イングランドのウォーキングで開催されたIRB(国際ラグビーボード)臨時理事会にて、ラグビーワールドカップ2011(ニュージーランド)の参加国について検討された結果、2011年大会では従来どおり、20か国が参加してワールドカップが開催されることが満場一致で決定しました。

ラグビーワールドカップ2011の参加国については、16か国に減少して行う案もあった中で、本日のIRB理事会の決定が注目されましたが、本決定を通じ、IRBはあらためてラグビーのグローバル化を積極的に推進していくという方向を明らかにしました。

◎真下昇 IRB理事(日本協会副会長・専務理事)
「一時は大変心配されたが、多くの国が20か国案の継続を望んでいる中で、本日のIRB理事会でも満場一致でこのような結果を得られることができ、大変満足している。この決定には、今年のフランスでのワールドカップでセカンド・ティアの国々が強豪に対して質の高い試合をしたことも大きな要因のひとつになっている。またIRBの戦略的投資も効果を現してきた。日本協会としても、今後、さらなる強化を心がけ、ワールドカップの中でアジアの代表として、堂々と強豪と戦えるだけの力をつけていきたい」