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9月23日
4日間にわたる合宿も、いよいよ最終日を迎えました。
選手たちの表情には、疲労が見られる一方で、この日もサクラセブンズとのセッションを楽しみする様子がうかがえ、最終のセッションに向けて気持ちを高めていました。
練習前には、ユース選手のみでミーティングを行い、前日のサクラセブンズとのセッションを通して感じたことや、学んだことを振り返りました。そのうえで、今日のセッションで何を意識するのか選手同士で確認。合宿を通して取り組んできた「早さ・速さ」をさらに深めるため、この日のターゲットを「早いコミュニケーションを取ること」と決め、セッションに臨みました。
今日のセッションはアタックにフォーカスした練習です。ボールキャリアの動きに合わせて、サポート選手が反応すること、ハートフルな声をかけることを意識して取り組みました。ボールプレゼンテーションやサポートの動きなど、一つひとつのプレーについて、サクラセブンズの選手が意識しているキーポイントを聞きながらセッションを進めました。サクラセブンズの選手同士の速い判断や、プレー中に途切れることのないコミュニケーション、その一つひとつの動きに圧倒される場面もありましたが、ユース選手たちも負けじと「早さ・速さ」にこだわりながら積極的にチャレンジしました。









練習の最後には、7vs7のゲーム形式の練習を行いました。まずはサクラセブンズの7vs7を見学。プレーの中でどのような「早さ・速さ」を発揮しているのか、また、セット間でどのようなコミュニケーションをとっているかを間近で観察しました。実際のプレーを目の前で見ることで、自分たちとの違いや、これから目指していきたいプレーのイメージを具体的に持つことができました。 その後、ユース選手同士で7対6のセッションを行いました。 直前に見たサクラセブンズのプレーに刺激を受けた選手たちは、これまでのアカデミーでのゲーム形式の練習以上に、「早さ・速さ」を意識してプレー。特に、この日のターゲットとして掲げた「早いコミュニケーション」が随所に見られました。早い段階で声を掛け合うことで、スコアにつなげられたプレーも多く見られました。前日にサクラセブンズから得た刺激を、そのまま自分たちのプレーに落とし込もうとする選手たちの姿が印象的でした。



このセッションをもって、今合宿のすべてのプログラムが終了しました。 4日間を通して多くのことを吸収した選手たちは、疲労を感じながらも、最後まで前向きにセッションに取り組みました。特に、今回の合宿で繰り返し取り組んだ「早さ・速さ」について、実際のプレーを通して理解を深め、自分たちの成長や課題を実感することができた、充実した4日間となりました。 最後のクロージングでは、今合宿のテーマである「早さ・速さ」について改めて振り返り、「できるようになったこと」「まだ課題だと感じること」をそれぞれが言葉にしてアウトプットしました。また、スタッフからは、今シーズンの合宿を重ねる中で、一人ひとりが着実に成長していることが伝えられました。そのうえで、アカデミー選手として、日頃の行動や周囲への影響にも責任を持つことの大切さについて、改めて確認しました。 今年度の合宿も残すところあと2回となりました。 次回の合宿、そしてその先で「なりたい選手像」に近づくために、今回の合宿で得た学びを所属チームに持ち帰り、日々の練習から継続して取り組んでいくことを確認して、4日間の合宿を終えました。 最後になりましたが、選手を派遣してくださった所属学校・チームの皆様、そして大切な大会を目前に控える中、貴重な時間を割いてともにセッションに取り組んでくださったサクラセブンズの選手・スタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

9月22日
昨日とは打って変わって、快晴の中、合宿三日目をむかえました。
午前中は、「早い判断」「早いコミュニケーション」をターゲットにセッションに取り組みました。セッションの中では、どのような言葉をかけるべきか迷う選手もいましたが、「自分がボールキャリアだったら、どのようなコールがあると安心できるか」という視点から考え、アタックの場面で必要となる具体的な声かけについて認識を合わせながらチャレンジしました。また、昨日、兼松ヘッドコーチから伝えられた「ハートフル」について、「ハートフルなパスはどのようなパスか」「どのような声掛けがハートフルか」を選手同士で考えながらプレーに落とし込んでいきました。
強度は高くないものの、選手同士で考えながらチャレンジを続け、内容の濃いセッションを行うことができました。
午後は今回の合宿の大きな目的の一つであるサクラセブンズとの合同練習を行いました。
グランド外でのサクラセブンズの選手たちのコミュニケーション量の多さや雰囲気に圧倒される選手たち。スタートのミーティングにも参加させていただき、チームの一体感やサクラセブンズが常に大事にしていることを直に学ぶことができた機会となりました。
その後、グラウンドに移動し練習に取り組みました。
一部のメニューを一緒に行う中で、サクラセブンズが意識する7Hと自分たちが意識している7Hに大きな差があることを身をもって気づくことができました。特に、昨日実施したパスのスピードや動き出しの速さ、コミュニケーションの量など、世界と戦うために求められる基準を体感することができました。また、チームの一体感を生み出す「ハートフル」な声かけとはどのようなものか考えるきっかけになりました。




セッション後の夕食では、サクラセブンズの選手との交流の時間も設けていただきました。最初は「何を話せばよいのか」と緊張した様子の選手たちでしたが、サクラセブンズの選手が積極的に話しかけてくださり、次第に緊張もほぐれていきました。ラグビーの話だけでなく、さまざまな会話を楽しみながら、選手たちにとって貴重な交流の時間となりました。
明日は、いよいよ合宿最終日です。
午前中は、再びサクラセブンズとの合同練習を予定しています。今回の合宿テーマである「早さ・速さ」へのチャレンジを最後まで続け、これまでのセッションやサクラセブンズとの交流を通して得た学びを、一つでも多く自分たちのプレーにつなげていきます。
9月21日
雨が降りしきる中、合宿2日目をむかえました。
生憎の天候により、昨日に続き室内でセッションを実施しました。
午前中のセッション前にはチームミーティングを行い、今回の合宿テーマである「早さ」「速さ」について理解を深めました。「早さ」と「速さ」の違いを確認した上で、ラグビーにおいてどのような場面で「早さ・速さ」が求められるのか、選手自身が考える時間となりました。
その後、室内練習場に移動し、午前のセッションを開始しました。午前中は、パスと加速にフォーカスしたセッションです。
パスセッションでは、速いパスを投げるためのポイントを学び、パスのスピードやフォームを確認しました。また、周囲の選手の早いコミュニケーションがあることで、パスを出す選手が判断しやすくなり、速く良いパスを投げることを学びました。
次に加速にフォーカスしたセッションを行いました。サクラセブンズS&Cコーチの坂田さんにもアドバイスをいただきながら身体の使い方や重心の位置などを確認いたしました。慣れない動きに戸惑う様子も見られましたが、速さを生み出すために必要な要素を、一つ一つ丁寧に取り組み、自身の走り方の変化を感じる選手も見られました。
午後のセッションは、コンタクトセッションとジムセッションです。
コンタクトセッションでは、8月の合宿でも取り組んだタックルに入る前の減速・加速の動きを確認し相手との間合いの詰め方を学びました。
次に、タックルに入る際に重要なダウンスピードの意識づけを行いました。低い姿勢で追い続けるのではなく、最後にタックルに入る瞬間に、素早く低く強い姿勢を作ることにチャレンジしました。
意識するポイントが多く、考えながら動くことで思うようにプレーできない場面も見られた一方で、次のステップにつながる新たな気づきも多く得ることができました。セッションの最後には、今回学んだことを一度で完璧にするのではなく、今後の練習の中でも継続して取り組んでいくことを確認し、スキルセッションを終えました。
続いてジムへ移動し、スピードを意識したトレーニングを行いました。重い重量を扱うだけではなく、比較的軽い負荷の中で素早く力を発揮する動作にも取り組みました。ラグビーのプレーに必要な「速く力を発揮する」動きにつなげることを意識し、一つひとつの動作を確認しながら繰り返し行いました。
夕食後には、現サクラセブンズヘッドコーチの兼松さんより、サクラセブンズが大切にしている「7H」についてレクチャーをしていただきました。
走り勝つラグビーを目指し、海外チームと対戦する際に重要になるのは、個々のスピードやフィジカルだけではなく、チームとして相手を上回る「仕事量」であることを教えていただきました。そして、その仕事量を生み出すために必要な要素として、「7H」、特に「低さ」「早さ」「速さ」があることを学びました。
また、それらのベースとなる「ひたむきさ」や「ハートフルに」という考え方についても話していただきました。仲間に対してどのような声を掛けるのか、どのような姿勢でチームに関わるのかによって、チームの雰囲気や力が変わることを学ぶ機会となりました。

実際にサクラセブンズが大切にしている考え方を、ヘッドコーチから直接聞くことができたことは、選手たちにとって貴重な経験となりました。午前・午後のセッションで取り組んだ「早さ・速さ」が、サクラセブンズのラグビーでどのように捉えられているのかを知ることで、自分自身のプレーや明日からの取り組みを考えるきっかけにもなりました。
本日も多くのことをインプットし、新たな動きや考え方の難しさを感じる一日となりました。一方で、難しい課題に対しても積極的にチャレンジする選手の姿が随所に見られました。 明日は、サクラセブンズとの一部合同での取り組みも予定されています。今日学んだ「早さ・速さ」を実際のプレーの中でどのように発揮できるのか、一つひとつの学びを大切にしながら、積極的にチャレンジしていきます。
9月20日
本日より第113回セブンズユースアカデミー熊谷合宿が始まりました。
今回は、太陽生命ウィメンズセブンズシリーズに参加した選手や、8月から継続して合宿に参加している選手が選出されました。久しぶりにアカデミーに参加することへの楽しみと、緊張が入り混じった表情で初日を迎えました。
オープニングMTGでは、改めてアカデミーの目的についての話しがありました。アカデミーは「世界と戦うトップ選手を継続的に発掘·育成·強化する 」場です。トップ選手にはグランド上の競技力だけでなく、オフザフィールドにおける「人間性」の成長も求められます。また、アカデミーの中で活躍するだけでなく、日本の高校生世代を引っ張る選手へと成長していく場であることについても、理解を深めました。

また、今回の合宿テーマが「早さ・速さにこだわる」であることが発表されました。「早さ」と「速さ」は、アカデミーやサクラセブンズが、どんな状況、どんな相手と戦う時でも大切にしている7Hのうちの二つになります。選手同士で「早さ」「速さ」とはどのようなことが考えられるか話し、この合宿中で、常に「早さ」「速さ」を意識しながら取り組んでいくことを確認しました。
本日は終日雨天となったため、室内でのトレーニングを行いました。
まずは、MAX測定です。それぞれがフォームを意識しながら、自己ベストを更新することを目指してチャレンジしました。
その後は、傷害予防を目的としたトレーニングを行いました。怪我をせず、プレーし続けるために重要なトレーニングです。減速動作につながる姿勢において重要な股関節の使い方や、臀部での力の発揮方法などを学びました。お互いのフォームをチェックしあいながら、細かな部分にもこだわって取り組む姿勢が見られました。







最後には、バイクとローイングを使用したインターバルトレーニングを行いました。心拍数をしっかりとあげながら、最後までやり切り、初日のトレーニングを終えました。


夕食後には、管理栄養士の河谷先生から「女性アスリートの三主徴」に関するレクチャーを受講しました。体重を減らすために食事量を減らしてしまうと、どのような影響があるのか、今後起こりうるリスクを考え、現段階でどのような食事を心がけるべきか学ぶ時間となりました。

以上を持って、本日のすべてのセッションが終了しました。 明日以降は、ラグビーセッションも予定されています。今日確認した「早さ」と「速さ」について、それぞれが具体的なイメージを持ち取り組んでいきます。


